群馬県
【トピック】2006/03/27 富岡市と甘楽郡妙義町が合併

----------- 旧富岡市のデータ ----------------
【いわれ】「富岡」の地名は全国にあるが、一般的な定説はなく、地名学上では「がけのある所」の意となっている。本市での初見は元和3年の「小幡領富岡新田御縄打水帳」(検地帳)である。
【シンボル】花(フジ)、木(モミジ)、鳥(なし)
【日本一】こんにゃくの栽培面積、収穫面積
     殿様ネギ、生しいたけの生産量
     日本で最初の富岡製糸(明治5年操業)
     富岡祭り(だれにでも簡単に覚えられ、自分も祭りに参加したくなるような活気ある祭り)
【観光】
    丹生湖(ヘラブナ、ワカサギの管理釣り場。水面に映る日本3大奇勝の妙義山の風景は絶品。周囲約4kmの人造湖)
    もみじ平総合運動公園(市の木モミジを多数植栽し、老若男女だれでも楽しめる運動公園)
    一峰公園(妙義山、浅間山、稲含山が一望できる丘陵地にある公園で桜の名所としても知られる)
    大塩湖(周囲3.2kmの人造湖には渡り鳥カモなどの飛来地。桜の名所)
    丹生湖の遊歩道周辺の桜
    浅香入の桜
    十王山の桜
    一峰公園の桜
    宮崎公園のツツジ
    施無畏寺のツツジ
    鏑川のアユ友釣り風景
    藤田峠森林公園(大自然の中にたたずむバンガローや休憩施設、林道から望む西毛地域の風景)
    得成寺(小野小町ゆかりの寺)
    宮崎公園(日本庭園にはあじさい、あやめ、もみじ、ツツジ240本が咲き誇る)
    旧茂木家住宅(宮崎公園内に移築保存されている大永7年(1527)の板葺き民家。国指定重要文化財)
    長学寺(七日市藩前田家の菩提寺)
    貫前神社(社殿は貫前造、屋根は檜皮葺きで入母屋妻入造の内部が2層になっている。国指定重要文化財)
    旧官営富岡製糸場(明治5年10月に操業、日本最初の官営機械製糸工場となる。当時のまま現存している)
    鬼子母神お開式
    竜光寺の板碑(貞治三年の銘)
    仁治の碑(仁治四年の銘)
    太子堂塚古墳
    茶臼山古墳
    万葉集上野国家歌碑(昭和11年建立、2基)
    松尾芭蕉句碑(寛延4年、天保15年、安永年間の3基)
    碑林公園(文学碑13基)
    貫前神社2年参り(ぬきさきじんじゃ。今年1年の災難を払い落とし新年に向かって家内安全、祈願成就を願うため大晦日の夜に参拝する。実施日12月31日)
    星田虚空蔵例大祭(虚空蔵尊は、うし・とら生まれの人の守り尊とされ、かなり遠方から講を作って参詣する。実施日1月15日)
    大島の火祭り(約1400年前から続く幻想的な伝統行事で火文字をたく。文字は当日の合議により決まり毎年異なった火文字が見える。実施日8月16日)
    大島北向観音例大祭(厄除け観音として知られ、近在の厄年の男女だけでなく西上州の広い地域の人が参詣する。実施日1月18日)
    高瀬神社凶事流し(まがごとながし。茅の輪くぐりをして身を清め紙の衣装を着せたわら人形を乗せた枝舟とカヤの輪を鏑川に流す。実施日7月24日)
    中寺田みそぎ流し(みそぎは夏越しの祭りであり、紙製の人形で身体をなでて汚れを移し、厄除けと病魔の侵入を防いだ。実施日7月31日)
    富岡どんとまつり(富岡祭り。20台の山車ばやしと2000人が参加する富岡おどり、14台の子供神輿、郷土芸能など。隔年10月中旬の開催)
    七日市藩邸跡(元和2年(1616)〜明治維新まで約250年続いた七日市藩陣屋の跡)
    県立富岡高校の東の南保坂家(元家老)の門と住居
    県立富岡高校の東通門((黒門)と御殿(旧陣屋)
    群馬県立自然科学資料館(昭和57年(1982)に開館。群馬の動物、群馬の地形と地質、群馬の植物)
    群馬県立自然史博物館(地球の誕生から現在までの地球の生い立ちと生命の進化の歴史を大型恐竜の化石やジオラマで紹介。岩石、植物、昆虫、動物などの実物標本や資料を常設展示。JR信越線磯部駅から車で10分)
    富岡市立岡部温故館(岡部家(豪商)に伝わる古美術品、民具、古文書などを常設展示、昭和58年(1983)に開館)
    富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館(平成7年8月開館。郷土の関係ある美術、歴史、民族資料を展示)
    群馬サファリパーク(飼育動物30種600頭、鳥類30種1000羽の動物の放し飼いが野生あふれるアフリカの風景をほうふつとさせる。昭和54年(1979)に開館)
    群馬サファリマラソン大会(実施日12月上旬)
    ヤベオオツノジカの角などの化石(約2万2000年前)を発掘
    ザ・シルクデー(文化振興。実施日8月下旬)
    丹生湖へらぶな釣り大会(魚影の濃さで知られる丹生湖で。実施日9月第1日曜日)
    一ノ宮上坂組の道祖神(道祖神と墨書きした紙を2枚作り、1枚を道祖神場にある石に貼付(ちょうふ)し、もう1枚を道祖神宿(1年交替で変わる民家)の中に貼付する。道祖神場の石には道祖神の文字の刻みはなく毎年同じ事を繰り返す。道祖神宿の家は道祖神宿と墨書きした案内を出す)
    オオツノシカの化石骨(上黒岩から出土したもので頭角の完全さ、美しさは随一。出土地には記念碑もある)
    宮崎神社の大杉(樹高約12m目通り8m樹齢約800年)
    貫前神社のスダジイ(樹高約15m根回り4m樹齢約1000年)
    ミミズと蛇の話
    道祖神様と小鳥の話
    和尚と焼き芋の話
    へっぴり嫁御の話
    かいげんとキツネの話
    馬小屋と小僧の話
    弘法大師と九十九谷の話
    蚊のいない村の話
    蛇のからまる家の話
    太郎坂の話
    小町塚と化粧井戸の話
【名産】無事かえる(交通安全のお守り)
    殿様ネギ(白根を賞味。熱を加えるととろけるようになり、甘味と舌触りを楽しむ)
    こんにゃく(食品こんにゃく、刺身こんにゃくなど各種。全国生産の17%を占める全国一の特産地)
    シイタケ(生しいたけ生産量日本一)
    バラ(ハウス栽培で市場でも人気)
    リンゴ(小規模であるが糖度と酸味のバランスがすぐれている)
【方言】〜しりー(軽い気持ちの命令、願望の意味)
    〜みちょー(例をあげて例える時の表現)
    こっちんち(こっちのうちが詰まった言い方、こちらの家)
    いいとこめぐり(自分の都合の良いところを回り歩く)
    おべっかつかう(お世辞を言う、へつらう)
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【名称】岡部温故館
【住所】群馬県富岡市上丹生2395
【電話】02746ー7ー3791
【交通】上信電鉄上州富岡駅からバス
【開館】10:00〜16:00
【概要】昭和58年(1983)に開館
    村上鬼城短冊,狩野探幽画掛け軸などの美術関係資料
    鎧,民具などの歴史資料,民俗資料の展示
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【名称】群馬県立自然科学資料館
【住所】群馬県富岡市一ノ宮1353
【電話】02746ー2ー2042
【交通】上信電鉄上州一ノ宮駅から10分
【開館】9:30〜17:00
【概要】昭和57年(1982)に開館
    群馬の動物
    群馬の地形と地質
    群馬の植物
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【名称】群馬サファリワールド・動物資料館
【住所】群馬県富岡市岡本1
【電話】0274ー64ー2111
【交通】上信電鉄上州富岡駅からバス15分
【開館】9:00〜17:00
【概要】昭和54年(1979)に開館
    飼育動物30種600頭
    鳥類30種1000羽
    野生動物を車から観察できる
    全周映画館
----------- 旧甘楽郡妙義町のデータ ----------------
群馬県甘楽郡
【いわれ】慶安元年,妙義神社の社領として妙義町を置いたことに始まった。
【シンボル】花(キキョウ),木(モミジ) 鳥(ホトトギス)
【観光】
    妙義山(日本3奇勝の1つで,白雲,金洞,金鶏の3峰からなる。侵食と風化で出来た高さ数十mに及ぶ石門群や林立する奇岩,怪石が絶妙な景観を見せてくれる。登山はコースにより一般向き3時間から熟練向きの7〜8時間までバラエティに富んだ選択が出来る。新緑と奇岩怪石の大自然な造形美を見せる山)
    妙義山からの眺望(関東平野を一望できる。上毛3山の一つ(赤城山、榛名山、妙義山)で妙義荒船佐久高原国定公園に指定)
    妙義神社宮様御殿からの眺望(関東平野を一望できる。昭和10年(1935)に開館)
    妙義神社境内のしだれ桜(樹齢約200年)
    妙義神社(国指定重要文化財)
    妙義温泉(旅館は3軒だが,総ひのきぶろ,竹筒酒が山のいで湯情緒を醸し出してくれる。昭和39年(1964)に掘削)
    妙義湖(鯉釣りや、ボート遊びが楽しめる)
    大の字(白雲山の中腹に浮かび上がる文字で妙義大権現の「大」をかたどったもの)
    カニの横ばい(金洞山の岩場には高さ数十メートルの石門が1〜4門ありその第2石門の下を「カニの横ばい」姿で渡らなければならないことから命名)
    アメリカショウナンボク(樹高13m,根元周り3m,樹齢100年ほど)
    日暮しの景(妙義神社から金洞山に向かう途中に岩場があり、大砲岩から眺める景色は一日中見ていても飽きないことから命名)
    町立ふるさと美術館(妙義山をテーマにした絵画展示)
    妙義山紅葉マラソン(妙義山中腹の標高差307mの日本の奇勝を走る。実施日11月23日)
    妙義山桜祭り全国俳句大会(妙義山の桜、風土、行事を題材。実施日4月29日)
    妙義山を描く絵画展(妙義山の桜の里や妙義山周辺の風景、風俗、行事などを題材。実施日4月28日から5月6日)
    妙義山ふるさと祭り(伝統芸能。実施日11月3日)
    どんど焼き(繭玉を焼いて1年の無病息災を願う)
    菊女の墓(小幡城の奥女に上がった人で、お菊は殿様の奥方にねたまれて蛇責めにあって死んだという話)
    吉祥丸物語(菅原道真公の生い立ちにまつわる話)
    妙義町郷土館(写真展示や陶芸愛好家によるはにわ、陶器作り体験コーナーなど)
【名産】妙義せんべい(1枚1枚手作りで焼き上げてあり,サクサクとした口当たりがうれしい煎餅)
    妙義焼き(淡い色合いが何とも言えない。妙義の土と水に育まれた人々に似て,その独特の渋い色合い,手触りともさりげない温かさをもっている)
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【名称】妙義神社宝物殿
【住所】群馬県甘楽郡妙義町妙義6
【電話】027473ー2119
【交通】
【開館】9:00〜17:00
【概要】昭和10年(1935)に開館