群馬県
【トピック】2005/03/28 太田市と新田郡尾島町、新田町、薮塚本町が合併

------------- 旧太田市のデータ ----------------
【いわれ】金山(市内中央部にある山)山麓の良田は田の大なるゆえ、「大田」と名づくとの古い記録があり、江戸時代以降は「太田」と書かれるようになった。
【シンボル】花(菊)、木(モクセイ、カエデ) シンボル木(松)、鳥(なし)
【日本一】日本3さざえ堂のなかで最大の曹源寺
     市内から出土の武人はにわ(国宝ではこの1体のみ)
     雄大さを誇る大光院臥竜の松
     日本で最初の鉄筋コンクリート造りの大光院開山堂
     金山東山公園付近のアカマツ群
【観光】
    古代村(7棟の古代住居を中心にしょうぶ園、植物園が点在している)
    大光院(徳川家康が建立した寺。「子育て呑竜様」として親しまれている。)
    呑竜坊主(子ども(特に病弱な子)を呑竜様(大光院)に願を掛けてその弟子とし多くは7歳までてい髪するものでクツ坊主ともいう)
    天神山古墳(東日本最大規模の前方後円墳で全長210m、前方部幅126m、後円部の直径120mの5世紀末期の構築。毛野国首長の墓。国指定史跡)
    金山のアカマツ
    八瀬川、金山、菅塩沼、三栗谷用水の桜
    金竜寺の四季
    曹源寺(観音像100体、南北朝時代の金銅善光寺式三尊が安置されており、螺旋形式の回廊で日本三大さざえ堂の1つ)
    金山城跡(戦国期の山城。国指定史跡)
    女体山古墳(帆立て貝形古墳としては全国第2位。国指定史跡)
    利根川の日の出・日の入り
    上州太田七福神(長念寺(恵比寿)、受楽寺(大黒天)、大光寺(弁財天)、金龍寺(毘沙門天)、玉厳寺(福禄寿)、曹源寺(布袋様)、永福寺(寿老人))
    高山彦九郎記念館
    金山山頂並びにモータープール展望台からの景観(関東平野一望)
    当時の面影がしのばれる丸山七日市(古い門や塀、倉のある町並みが残る)
    ぐんまこどもの国(子ども達の夢と創造性をはぐくむ児童厚生施設)
    県立金山総合公園(家族の触れ合いの拠点として金山に造成された公園)
    金山の森キャンプ場(自然公園的要素も含む東毛地区最大のキャンプ場)
    内田郷土博物館(昭和13年(1938)に開館。太田庵内田英雄,正雄父子が80年に渡って収集したコレクションを中心に展示、考古資料、歴史資料、民俗資料)
    八木節のお囃子(音戸)
    金山の野鳥のさえずり
    金山の松らい
    刀を打つつちの音風景
    竹工芸の工房作業の音風景
    関東山野草展(関東各地より集まった山野草を大光院境内で展示。実施日4月28日から5月5日)
    太田市民さつき祭(当市の三大祭りの一つで観光客に安らぎの場を提供。実施日5月25日から6月3日)
    上州太田秋の七草寺巡り(7つの寺社仏閣に咲き誇っている秋の七草を、七福神巡りを兼ながら鑑賞して回る。実施日9月上旬)
    関東菊花大会(菊花の観賞を通じて観光と産業の振興。実施日10月25日から11月25日)
    新春上州太田七福神巡り(実施日1月初旬)
    上州太田祭り(当市三大祭りの一つ。八木節芸能大会、新田武者献上まつたけ行列など。実施日7月下旬)
    朝子塚古墳
    冬のからっ風
    初夏の麦わら焼き風景
    夏の雷
    冠稲荷神社のボケ(樹齢約400年根元周り3m樹高4m)
    市場の大ケヤキ(目通り7m根元周り14m樹高23m樹齢約500年以上)
    金山実城の大ケヤキ(目通り7m樹高15m)
    大光院の臥龍の松
    日光例幣使街道
    親水公園
    初山参り(1歳前の子どもを浅間様にお参りさせる信仰。7月24日に長手や岩瀬川の浅間神社へお参りする)
    鳥居のない神社(昔、日光例幣使の一行が石原の賀茂神社で休んでいたところ犬が吠えるのでその首を切ってしまったところ、首が鳥居に跳ね上がってそこにいた蛇に食いついた。犬に助けられた事を知った例幣使はその犬を手厚く葬り、鳥居も外してしまったという。この神社には今も鳥居がない)
    ダイダラボイッチ(昔、ダイダラボッチという大男がいて、赤城山に腰を掛けて利根川で足を洗った。きせるをはたいた灰が丸山で吉沢にある池が足跡だという)
【名産】焼きまんじゅう
    焼きもち
    田舎まんじゅう
【方言】がしょうき(がむしゃら、強引、荒っぽい)
    のて(向こう見ず、無鉄砲)
    びしょったない(だらしない)
    くね(垣根)
    もちゃづけ(意のままにならない、困った物だ)
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【名称】内田郷土博物館
【住所】群馬県太田市金山町33ー18
【電話】0276ー25ー2982
【交通】東武伊勢崎線太田駅から徒歩20分
【開館】9:00〜16:00
【概要】昭和13年(1938)に開館
    太田庵内田英雄,正雄父子が80年に渡って収集したコレクションを中心に展示
    考古資料
    歴史資料
    民俗資料
------------- 旧新田郡尾島町のデータ ----------------
群馬県新田郡
【いわれ】「尾」は動物のしっぽのように長く伸びたもの,山すその延びた所の意味であり,東西に細長い島の地形から「尾島」の地名が出たと考えられる。
【シンボル】花(サルビア),木(モクセイ)鳥(なし)
【日本一】縄文時代後期の前期に作られた岩版は日本の最大のもの
     ヤマトイモの生産量は日本一
     町内の事業所が66時間「マラソンソフト」で世界記録を達成

尾島歴史公園画像01 尾島歴史公園画像02 尾島歴史公園画像03 尾島歴史公園画像04

【観光】     徳川氏発祥の里作り(寺社など。全町史跡公園化。徳川家の祖は八幡太郎義家の孫の義重に始まり、義重の子の義季が尾島町内に今に残る徳川という地区を領したことから徳川姓を名乗った。その後足利政権の圧迫を受けて、有親・親氏の父子の代に三河国松平郷(今の愛知県豊田市松平)に移り親氏が豪族の松平家に入り婿して松平姓となった。しかしその末裔の家康は永禄9年(1566)徳川に復姓した)     東毛歴史資料館(昭和60年に開館。鎌倉時代に東国で活躍した新田氏の史跡や,江戸時代において繁栄を誇ったあかしも数多く残っている)     総持寺,普門寺の鐘     長楽寺・東照宮を中心とした豊かな自然の歴史公園(徳川氏祖先の寺とされる長楽寺境内に三代将軍家光の代に造営されたもので拝殿は秀忠により日光に創建された社殿を移築したもの。本殿、拝殿、唐門が国指定重要文化財)     鉄燈籠(国指定重要文化財。秋元長朝は日光東照宮へ献納すべく鋳工中林中次に4.95mの大燈籠を鋳造させたもので、日本一の大きさ)     江戸時代全国で2カ所といわれた徳川縁切寺満徳寺史跡の里(満徳寺は鎌倉の東慶寺と並んで世界に二つの縁切り寺であった。満徳寺が再婚の許される縁切り寺となったのは、徳川家康の孫娘千姫が入寺したという由緒による)
 東照宮 太鼓門 開山堂 真言院井戸跡
    縁切寺満徳寺資料館(江戸時代に2つしかなかった縁切寺で,現在は本堂,かけこみ門が残る。駆け込み絵図、離縁状、縁切り文書の展示。平成4年(1992)に開館)
    縁切寺満徳寺(復元本堂)
    明王院千体不動塔(高さ6m)
    新上武大橋から見る赤城山とヤマトイモ畑
    新田義貞の鎌倉攻めにまつわる「新田触不動」と明王院,不動堂
    新田氏の遠祖源義国の創建と伝える古寺青蓮寺
    RC航空ページェント(民間航空機発祥の地として全国規模のラジコン模型飛行機大会。実施日11月3日)
    おじま祇園(須賀神社の御祭日・天王様祭りには屋台やみこしが担がれる。実施日7月19日から20日)
    世良田祇園(八坂神社の大祭で神田の明神祭りと秩父の妙見祭りと共に関東3大祭りの1つに数えられる。実施日7月24日から25日)
縁切寺満徳寺(復元本堂) 明王院千体不動塔(高さ6m)
    尾島ねぷたまつり(商店街通り。夏の闇に浮かび上がる極彩色のねぷたは幻想的な美しさを見せる。ねぷたと情っ張り太鼓の運行は勇壮である。実施日8月14日から15日)
    阿久津獅子舞(稲荷神社の祭りに奉納され、3頭の獅子が笛と歌に合わせて太鼓を打ちながら勇壮に舞う。実施日11月18日から19日)
    堀口獅子舞(賀茂神社の行事として五穀豊穣、悪疫退散祈願を社前で氏子が奉納する舞。実施日11月14日)
    青蓮寺
    葵祭り(東照宮では稚児行列や衣冠束帯,かみしも,武者などの装束を着けた奉仕者がそろって八坂神社へ向かう。実施日4月中旬)
    浄蔵寺の大イチョウ(雄株で根本周囲14m,樹高28m,枝張り18mあり推定樹齢400年,県の巨樹NO.1)
    御釿始式(江戸初期、日光東照宮の奥社拝殿が世良田に移築された。実施日1月5日)
ねぷた祭り(商店街大通りで)青蓮寺
    松尾芭蕉句碑
    土屋文明歌碑
    斉藤茂吉歌碑
    岩松尚純歌碑
    永徳寺(別名:さつき寺。春は彩りも鮮やか。5月下旬)
    大和芋畑が緑のじゅうたんになる風景(7月下旬)
    大和芋畑につる焼きの煙が立ち上がる風景(10月下旬)
    東国禅文化発祥の地
    八坂神社の氏子は夏祭りの間は肉など生ものを食べない風習がある
    行者様の疫神よけの祭りには「ナイダー、ナイダー」と念仏を唱える
    平入りの町並み(尾島の商店街で「平入りの入口」が美しい外観を作る)
    れんが横町(道のところどころにはレンガが残され往時のにぎわいを感じさせる)
    洋館(平入りの並びに洋風の建物がある)
    れんが造りの塀(和風の家屋とれんが塀が独特の雰囲気を醸し出す)
    醸蔵(かつての銅街道のにぎわいを伝える)
【名産】ヤマトイモ(町南部の畑一帯はヤマトイモの葉が茂り,まるで緑のじゅうたんが敷き詰められているようになる)
    ネギ,ホウレンソウ
    ゴボウ(生産高を誇る)
【方言】おおごと(大変な困難な仕事)
    こじはん(午後の間食)
    そんじゃあ(それでは)
    にぼうと(うどんの切り込み)
    てんで(全く)
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【名称】東毛歴史資料館
【住所】群馬県新田郡尾島町大字世良田928−3
【電話】0276−52−2215
【交通】東武伊勢崎線世良田駅から徒歩20分
【開館】9:30〜17:00
【概要】昭和60年(1985)に開館
    歴史公園内にあり長楽寺伝来の中世文化財の展示
    東毛地域の歴史資料
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【名称】世良田東照宮宝物保管陳列所
【住所】群馬県新田郡尾島町世良田926ー1
【電話】02765ー2ー2045
【交通】東武伊勢崎線世良田駅から
【開館】9:00〜17:00
【概要】昭和42年(1967)に開館
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【名称】縁切寺満徳寺資料館
【住所】群馬県新田郡尾島町大字徳川
【電話】0276ー52ー2276
【交通】東武伊勢崎線世良田駅から徒歩40分
【開館】9:00〜17:00
【概要】平成4年(1992)に開館
    駆け込み絵図
    離縁状
    縁切り文書
    縁切寺満徳寺に関わる文化財の展示

------------- 旧新田郡新田町のデータ ----------------
群馬県新田郡
【いわれ】鎌倉時代に開かれた新田荘の中心地であり,新田義貞公挙兵の地であることから,新田町と名づけた。
【シンボル】花(ツツジ,菊) 木(イチョウ,梅,モクセイ) 鳥(なし)
【観光】
    生品(いくしな)神社の森(元弘3年5月8日,鎌倉北条氏追討の為に新田義貞が挙兵した地)
    反町館跡の桜,フジ棚とツツジ(照明寺。新田義貞が成人後居住していた館跡)
    大慶寺牡丹園
    お花畑(センセーション、キバナコスモス、ヒマワリとそばの花、珍品種が約6ヘクタールの地に270万本が咲き誇る花トピアが開催される    0276-57-3535)
    小金井の太々神楽(農作物の豊作を願ったもの。実施日4月18日と10月19日)
    鏑矢祭(実施日5月8日,新田義貞公を偲んで地元の小学生により行われる旗揚げの儀式)
    新田祭り(八木節の元歌と言われる木崎音頭が盛大に歌われる。実施日8月第2土日曜日)
    赤堀の獅子舞(五穀豊穣、悪疫退散を祈念。実施日10月中旬)
    矢太神(やだいじん)沼のゆう水
    新田町立図書館(町立としては有数の蔵書数(91000余冊)を誇る)
    二ツ山古墳(7世紀(飛鳥時代)に造られた前方後円墳)
    飾馬埴輪
    医王寺不動明王像
    龍得寺五輪塔
    旧常楽寺石塔群
    観応の板碑
    下田中宝篋印塔
    上江田庚申塔
【名産】焼きまんじゅう
    イチゴ
    トマト,キュウリ(ハウス栽培)
    手作りみそ
    無農薬飼育による乳牛
【方言】そうなーん(そうなんですか、相手の言葉に同意すること)
    なす(借りた物を返すこと)
    てんのさま(御輿)
    もちゃずけ(処分するのにどうするか困ったときに使う)
    こんぎ(けんけん)
------------- 旧新田郡薮塚本町のデータ ----------------
群馬県新田郡
【いわれ】藪塚村,山之神村,本町村(現在の大原),大久保村,六千石村,寄合村が明治22年4月1日の町村制の施行により6か村が合併して藪塚本町となる。
【シンボル】花(シュンラン),木(アカマツ)鳥(なし)
【日本一】300種30万匹以上を飼育しているジャパンスネークセンター
【観光】
    八王子丘陵からの眺望(浅間,赤城,妙義,秩父連山を一望できる)
    京の入上沼(利根川百景の1つで湖面の枯れ木が幽玄の世界を作り出している)
    ジャパンスネークセンター(約300種約30万匹の蛇を飼育。電話0277-78-5193)
    三日月村(笹沢左保の小説「木枯らし紋次郎」の故郷,江戸時代後期を再現。歴史の里、昭和55年(1980)に開館)
    木枯らし紋次郎の碑(由来記)
    つつじ山公園(温泉街の前山約1haに樹齢100年を超えるツツジが500本植えられている)
    パイプ塚たばこ供養祭(マナーの啓発。パイプ塚にはパイプの由来とパイプを彫ったものがある。実施日4月29日)
    中央公民館(趣味,文化の拠点)
    藪塚祭り(八木節を中心とした手踊り大会、花火、秋田竿灯などもある。実施日8月第2土日曜日)
    風の神おくり(俵ぺし(俵のふた)の上に風の神を祀り、無病息災を祈って村中を練り歩き村人は米やお金のおひねりを神にささげる。実施日12月31日)
    産業祭(農商工業の生産者が模擬店を出店。実施日11月2日から3日)
    白蛇観音祭り(蛇の供養祭、実施日10月第3日曜日)
    西山古墳(前方後円墳。県指定史跡)
    北山古墳(太田を中心とする古墳群の北限に位置する。県指定史跡)
    藪塚温泉(天智天皇の発見による,皮膚病,リウマチ,神経痛に効能)
    藪塚本町歴史民俗資料館(石田川式縄文土器,石器類,埴輪,装飾品,民具などを展示。昭和53年(1978)に開館)
    かかし祭(田畑の愛嬌者「かかし」大小合わせて約50組展示。実施日10月中旬)
    歩け歩け大会(新緑の八王子丘陵を3つのコースに分けてハイキング。実施日4月中旬)
    牛之塔
    阿弥陀如来像(阿弥陀堂)
    あづま道道標
    赤子地蔵尊(正福寺)
    あのこはたあれ記念碑(細川雄太郎の詩碑・童謡)
    薮塚台地や屋敷林に掛けられた干し大根の風景(11月)
    ナツメの里(童謡「あのこはたあれ」にちなむ)
    庚申待ち(年の瀬に近い庚申の日に、体内にいる三しの虫が人々の寝ている間に体内よりはい出し、天帝にその人の1年に犯した罪悪を告げ口する。それを防ぐためにその夜は一晩中、寝ずに飲み食いしながら夜を明かす行事。また、その夜夫婦の契りを結ぶと盗人の子が生まれると言われている)
    犬の日には麦をまかない(弘法様が支那へ行って小麦の種を持ち帰ろうとした際に、番犬に見つからないようにと足の中に隠したところ、見当たらないのに吠えた犬は殺されてしまった。犬が犠牲になったので犬の日には麦をまかないという)
    俵藤太むかで退治(沼の主の蛇が子を産んでも、でっかいムカデが食べてしまうので蛇は姫様に姿を変え、弓の名人俵藤太秀郷に退治を頼んだ。弓を射ってもびくともしないので、姫の教えにより人間のつばきを付けた矢で射ったら死んだという話)
【名産】紋次郎まんじゅう
    漬物各種(たくあん,キュウリ,ナスなど約50種類)
    紅小玉スイカ(3月下旬〜7月上旬までおいしさが楽しめる)
    雨よけホウレンソウ(7〜12月,肉厚でサラダ感覚で食べられる)
【方言】かくまんたろう(カマキリ)
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【名称】藪塚本町立歴史民俗資料館
【住所】群馬県新田郡藪塚本町大字藪塚乙149
【電話】0277ー78ー5728
【交通】東武桐生線藪塚駅から
【開館】9:30〜16:00
【概要】昭和53年(1978)に開館
    石田川式縄文土器,石器類の展示
    農具などの民俗資料
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【名称】歴史の里・三日月村
【住所】群馬県新田郡藪塚本町大字藪塚3320
【電話】0277ー78ー5321
【交通】東武桐生線藪塚駅から
【開館】9:00〜17:00
【概要】昭和55年(1980)に開館
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やぶ塚温泉(やぶづか)
【泉質】含メタケイ酸・ナトリウム−炭酸水素塩泉
【泉温】19.1度
【効能】疲労回復
    神経痛
    リウマチ
    美肌作用