- ■走り出の角力取りタヌキ
酔って歩いているとタヌキが出てきて相撲をとったという話
- ■喜五郎はんのてんぐ松
枝振りが天狗に似ている松に関する話
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- ■大蛇の恋
農家の娘が恋をして、たらいいっぱいの蛇の子を産み19歳でこの世を去ったという話
- ■京女郎の祠
足代に異変があると上ノ段の細道をしくしくと美しい女が泣いて通るという話
- ■送りオオカミ
送ってもらったオオカミにお礼としてアズキを大きな石に移すとオオカミはたらふく食べて姿を消したという。今もその石は残っている
- ■迷子のタヌキ
道連れになる婦人が出て話し相手をしているうちに、とんでもないところに引っ張り込まれるという話
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- ■雲辺寺の食わず梨
弘法大師が雲辺寺の方へ来てみると梨の木があった。大師がそこの農民に「梨をくれんか」と言ったところ、「これは食べられへん梨じゃ」と言って断られた。それ以来雲辺寺の梨は食べられないようになったという。
- ■末のもち
昔、弘法大師が正月に醜い遍路に化けてある集落に来た。ちょうど団子を作っているところで「団子を1つくれんか」と大師が言ったところその人は「この団子はすえとるからやれん」と馬鹿にして言った。それ以来その集落を末(すえ)と言うようになった。
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- ■とろかし草
消化を助ける草があり、そば食い大会の時この草を大量に食べた若者が姿を消したので溶けたのではという話がある
- ■わん貸し岩
八石城にわんか食器を貸してくれる岩があった。城の兵糧蔵があったのではないかという伝説
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- ■六地蔵峠
屋島の戦いに敗れた平家の一族が祖谷に入るとき、道々強力を雇って平家の財宝を輸送していたが、途中深淵が重要な地点であることを考え、ここに軍資金や財宝を埋めた。この秘密が漏れるのを恐れた平家は6人の強力たちのあとをつけ大藤ハゲの頂上で皆を殺してしまった。そのたたりを恐れ、その地に六地蔵を建てその霊を弔った。
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- ■平家の落人伝説
名勝びわの滝は平家の落人達が古都の生活をしのび琵琶を奏でながらつれづれを慰めあった場所として伝えられている。
- ■加羅宇多姫伝説
後醍醐天皇第1皇子一宮尊良親王の姫で、祖谷で出産されたが産後の静養ままならず亡くなった。その後、村の安産の神として尊崇され多くの参拝者が後を絶たないという。
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