氏家町の民話伝説
■そうめん地蔵
日光の強飯式のルーツとなった話で荒くれ山伏が無理に勧めるそうめんをそうめん地蔵が平らげるという話
■つた地蔵
どこへ運んでも一晩のうちに元の場所に戻る地蔵様で定家地蔵ともいう。藤原定家の顔を模しているという。
■雪姫と紅葉姫
勝山城落城の時、2人の美しい姫が鬼怒川に身を投げる。2人はコイとなり釜ヶ淵で再び出会う話
■デーデン坊
大男のデーデン坊が山を背負ってくる話で羽黒山や周辺の地方の由来にもなっている。

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喜連川町の民話伝説
■長者が平
下妻街道(古い道)を行くこと4km、鴻の山に出る。源義家がこの地の豪族塩谷民部に家来1000人分の食糧と雨具の用意を命じたところ即座にそろえた。義家は帰途再び立ち寄り、後患を恐れてこれを焼き滅ぼしたという。現在、焼米(米の炭化物)が出るのでその時の米倉のものと言われる。

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南那須町の民話伝説
■とげ抜き地蔵
六兵衛さんが山にまきを取りに行ったとき、苦しんでいた山犬ののどのトゲを取ってやったあとは、山犬が人を食い殺さなくなった。
■黒みだ様
村人が荒川に流れ着いた金色の阿弥陀様を見つけお堂を建てた。だが、これに目がくらんだ馬が、驚いて荒川に転落。このため村人たちは阿弥陀様を漆で塗ったという話
■鳴井山の霊験
一人の武士が神社の拝殿に斬りつけ「霊験無し」とうそぶいて立ち去ったが間もなく落雷で即死したという話

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小川町の民話伝説
■那須与一の逸話
8歳の時に兄弟で鳥の巣を打ち落とそうとしたとき、与一の矢は巣をそれ兄弟に笑われたが、実は巣をねらっていた蛇を射抜いており幼少から弓矢の技に秀でていたという、源平屋島の合戦で扇の的を射落としたのは成長した与一の逸話。

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那須町の民話伝説
■九尾のキツネ
唐から渡ってきた金毛九尾のキツネが、宮中に入り玉藻の前と称し鳥羽上皇の寵愛を受けるようになった。ところが陰陽師阿倍泰成にその正体を見破られ東国へと逃れたが、那須野が原で射殺され、その怨念が毒気を放つ殺生石と化し、近づくものをすべて殺すようになった。

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西那須野町の民話伝説
■烏ヶ森の妖怪変化
人々が妖怪変化の恐ろしい目にあうなか、一人妖怪にあわなかった者がいたという(それは目と耳が不自由であったから)話
■人数計りの桝
4角に掘られた升形の土地で九尾のキツネを退治するとき、ここに人を入れて人数を計ったという千人桝の話
■オオカミの恩返し
旅人に助けられたオオカミが那須野の道を守ってくれた話

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塩原町の民話伝説
■医者になった狩人
腕のいい狩人がある日木の上にいた大蛇を撃ち、その骨で良薬を作り医者になったという話

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葛生町の民話伝説
■夜泣き石
藤坂与三というものが夜、明神山のふもとで赤子の泣き声を聞く。よく見ると石が泣いている。これをご神体としてまつる話

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