山本町の民話伝説
■信行院のタヌキ
信行院の林にタヌキがおり、娘に化けては通る人をだましていた。村の若者が生け捕りにしてやるとたんかを切って出かけたが、やはりだまされてタヌキの手だとばかり思っていたのは実はダイコンであったと言う話
■金の鶏
大野知行寺に雌雄2羽の金の鶏が住んでいたが、雌鶏は伊予へ飛んでいってしまったので、雄は寂しくせめて1度だけでも会いたいと、正月元日朝早く伊予の方に向かって時を告げる声を上げて呼んだ。それ以後、毎年元日に鶏鳴暁を報じるようになったという話
■たけのこ
神田のたけのこは、柔らかくアクがないので高級品と言われる。150年前に大西慶吉という人が初めて孟宗竹を植えたのがこの地に広まった始まりと言われる

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三野町の民話伝説
■久保谷の愛蔵
信仰深い愛蔵が弥谷へ参る途中で2羽のツルを助け、そのツルに飛ばされた末、各地を巡って善通寺へ帰る話
■お松タヌキ
伊予神社に住む悪賢いタヌキをうどん屋のおかみがまたいで通ったため、うどんの注文でだまされて大損したという話
■田能久
田能久が国に帰る途中で大蛇に会い、殺されそうになったが、うまくだまして嫌いな小判で大金持ちになったという話
■天霧城
天霧城主・香川信景が高知の長宗我部に攻められ落城した際のいろいろな伝説が残る

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大野原町の民話伝説
■椀貸塚
貧しい農民が法事をするのに椀貸塚にお願いして、おわんとおぜんを借りた。その後、村人がこの椀貸塚からお椀とお膳を借りるようになったが、ある農民が借りたお椀の1つを落としたため、おわんを欠けたまま返した。その後、椀貸塚にだれがどんなお願いをしても貸してくれなくなったという話
■力蔵さん
力蔵さんが猟に出たが、夕立にあって穴に入った。その穴を出て猟をしてカモなどを手に入れて戻ってみるとその穴は実は竜の口であったという話

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詫間町の民話伝説
■浦島太郎伝説
荘内半島を巡っていくと昔話の浦島太郎にまつわる情景や地名が残っている

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仁尾町の民話伝説
■ひな祭り
その昔、仁尾の城主であった細川土佐守頼弘公が天正7年3月3日(1579)に土佐(高知県)の長曽我部元親の侵略を受けて落城。以来3月3日の女児のひな祭りをせず、8月1日の男児の馬節句にともに祝うようになったという話

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