三木町の民話伝説
■3つ子石
まま子いじめの母親に「大岩を背負って歩け」と難題を言われたが、3つの幼児が背負って歩き、母親が改心したという話
■静薬師
静御前が源義経の菩提を朝な夕なに念仏して弔ったと伝えられている小庵
■むえんさん
小さな堂の傍らの小泉の水は万病に効くといわれ大勢の人々が参拝したという話

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牟礼町の民話伝説
■大夫黒の墓
佐藤継信が死んで大夫黒という馬が大変悲しんで、継信の墓に寄り添うように倒れていた。大夫黒をあわれんだ人々が継信の墓の傍らにその亡骸を葬ってやったという話
■八栗の天狗さん
山を守る神様で悪い心を持った人間が山に登ると怒って投げ飛ばしたという話

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香川町の民話伝説
■油山
油山には油が出て村人たちは毎日必要な分だけ汲んでいたが欲張りが何日分もまとめて汲んでから出なくなったという話
■平池の人柱
平池の水漏れを防ぐために乙女を人柱にしたところ水漏れはなくなったが今度は「いわざらこざら」と聞こえ出したという話
■仏坂の美人地蔵
屋島合戦に敗れて東谷に落ち延びた平家一門の女に里の女が嫉妬して亡者にしたので石地蔵を作り弔ったという話
■大炊頭の名馬
大野大炊頭(おおいのかみ)は敵に襲われ名馬も首をはねられた。それから雨の夜などに首無し馬が走るようになった

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直島町の民話伝説
■そうめん川
積浦の崇徳天皇神社からほぼ100m本村寄りに枯れることない小さな川(泉)があり、その川の伝説。本村の僧が積浦へ法事に出かけ、そこで大好物のそうめんをごちそうになった。ほろ酔い気分で帰宅途中、さきほどの川にさしかかった時、化け物僧が現れ、その化け物に腹を裂かれ腹の中のそうめんを食われた。それ以来、島民は夜遅くはその辺りを通らなくなるとともに、その川を「そうめん川」と呼ぶようになったという。

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綾上町の民話伝説
■大師の足跡石
弘法大師が付けられた足跡で、この岩の足跡のくぼみに溜まった水を目に付けると眼病がよくなるという話
■姫塚
屋島の戦いに敗れた平家に仕えていた女人が、前山の奥でいおりを結んで住んでいた。その碑は海に向かっている
■首切り峠
造田備中守の居城は城山で造田と西分の境にあり、長曽我部元親軍との戦いに敗れた将兵はこの峠で首を切られた
■牛の子堂
屋島の戦いで勝利を収めた源義経は赤い牛の子が出て導いてくれた辺りに七堂伽藍の寺を建てたという話

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綾南町の民話伝説
■俵百長者
昔、北村に信心深い人が八栗さんにお参りした。そしてお守りのこよりを長びつの中におまつりして拝んだところ、こよりは1匹の蛇になり財産が出来た。しかし蛇は大蛇になり殺すと貧乏になってしまったという話
■帽子地蔵さん
北条池のほとりに200年の昔に水死した人を悲しみ、万感の思いを込めて作られた帽子をかぶった地蔵さんの話

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