七尾市の民話伝説
■山王社の人身御共
越後のしゅけんと呼ぶオオカミの助けを借りて3匹の猿神を退治したもの。青柏祭でか山の由来
■鹿渡島観音
文武天皇のころ、1角5色のシカが輝く玉を頂いて渡来したという。飛行自在の役の小角が観音像を安置。
■かっけ地蔵
早川千之助が夢のお告げで地蔵を信仰し、病気の脚気を治したという。

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小松市の民話伝説
■殿町の火消し稲荷
6人の町民を殺したお稲荷さんが時代の変転で火災予防の神さまに返り咲いたという話
■字を知るキツネ
寺の住職が亡者の法名を一字書き違えていたら、キツネが幽霊に化けて正確な法名を書いて手渡したという民話

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輪島市の民話伝説
■長太ムジナ
長太という若い木こりと老ムジナ夫婦の山の縄張り争いの話
■八百比丘尼
海人魚とかいう料理を食べた18歳の娘が100歳になると食べたときの18歳に戻ってしまい、なかなか死ぬことが出来ない。村人は白比丘尼と呼ぶようになった。女はやがて若狭の国へ行き漁師の神となり、800年以上も生きたので八百比丘尼と呼ばれるようになった。

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加賀市の民話伝説
■嫁脅しの面
姑が鬼の面をかぶり山道で嫁を脅かしたところ、家へ帰っても面が取れなくなってしまったが、念仏を唱えることにより面が取れ、それ以後信心深くなった。
■お夏のがん洞
1日に100個のサザエを採って生計を立てていたお夏が、ある日あと1つが採れず、がん洞の中へ入っていったところそれっきり帰ってこなかったという悲しい話。

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松任市の民話伝説
■千代の俳句で死んだキツネ
昔、竹松村に大きな竹藪があり、キツネがたくさん住んでいた。このキツネが畑を荒らすので困り果てた村人は、有名な俳人千代女にキツネ狩りの俳句を作ってもらい、その短冊をナスの枝に掛けておいたところ、キツネが死んでいった。その後、村人は平安に暮らすことが出来たという話

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根上町の民話伝説
■人助けをしたカワウソ
姿は見えないが人助けや時にはいたずらもするカワウソの話
■高坂キツネ
幽霊に化けて法名の訂正を訴えるキツネの話

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寺井町の民話伝説
■火避けの短刀
200年くらい、即得寺という寺の周辺に雄雌の白ギツネが住んでいて、人を良く化かす悪さを繰り返していた。あるとき、馬方の九兵衛が寺の門前で出会った老婆を雌ギツネと見破り、積んでいた酒樽と一緒に乗せ、境内にあったはしごに縛り付けたうえ杉の葉でいぶり攻めにした。すると雌ギツネが正体を表した。しかし、かわいそうに思った住職が雌ギツネの縄をほどいて逃がしてやったところ、その翌日白ギツネ雄雌がやって来て、住職に「お礼だ」と言って火避けの御利益があるという短刀を贈った。その後、即得寺は1度も火災に遭わずに済んだという。今でもこの寺にはキツネのくれた短刀ときつね塚が残っている。

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辰口町の民話伝説
■蟹淵の主
夏の日照りが続き蟹淵で雨乞いをしていると中から1匹の大ガニがはい上がって出てきた。驚いた村人の一人がくわを振り下ろすとカニの足が傷つき、空がたちまち暗雲にかわって・・という話
■かっぱの鍋太郎
姿形を現さない鍋太郎という若者が住みつき家事も良くするし、おもしろい話もするし大変重宝がられていたが、ある日・・・という話

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