北海道網走支庁網走郡
【いわれ】アイヌ語の「ツペツ(とりで跡のある高台(峰)の突き出た下にある2つの川の合流地)」が語源
【シンボル】花(スズラン)、木(エゾマツ) 鳥(なし) その他(愛林の町宣言)
【日本一】かかし10000体(農作物をシカの食害から保護する為に)
     木材の生産(百万石)
【観光】チミケップ湖(原始林に囲まれた静寂な湖)
    津別峠(阿寒国立公園に接し、屈斜路湖周辺を一望)
    21世紀の森(道立であり自然環境を生かした公園)
    木材工芸館(木の町のシンボル的施設であり、内部に自然のままの大木が展示されている)
    「かかしの里」(本岐地区。JR石北線北見駅または女満別空港から車で40分。阿寒湖に向かう国道240号線沿い)
    5月中旬に運動公園の丘に咲く「双子の桜」
    1月にその年の寒さを教えてくれるチミケップ湖の結氷
【名産】木工品(木のつべつの木)
    マリモメロン(甘さと香りが自慢)
    ナガイモ
    アスパラガス
【イベント】つべつ夏祭り(河岸公園において、全国唯一の自作段ボール舟川下りなどを行う祭り。 実施日:7月第1土、日曜日)
      つべつ冬祭り(氷柱だきつき大会など、寒さを吹き飛ばそうとする祭り。 実施日:2月第1土、日曜日)
      つべつ秋祭り(実施日:9月9日〜11日)
【発祥】段ボール舟川下り競争
【その他】かかしの里(北海道、津別町は「木の町」である。奈良県ではシカの被害に遭うのは木であるが、北国の「木の町」では
     畑の作物である。北は網走、南は阿寒湖、東は屈斜路湖に囲まれているこの町は面積の86%が山林だ。
    「かかしの里」と呼ばれる本岐地区では約1000本のシカよけのかかしが畑に並んでいる。枯れ枝を十字に組んで骨格
     とし、頭部には白や黄や青の肥料袋、胴体部にはシャツやジャンパブラウスなどの古着をまとわせる。風に吹かれると、
     かかしはそでをはためかせる。一列になったかかしが畑を行進しているように見える。
     エゾシカは深夜から早朝にかけて姿を現す。ビート(砂糖大根)を特に好み、春に出る芽と収穫間近の根をねらう。
     カボチャもかじる。小麦を食べた後で畑に寝ころんで遊ぶこともある。ほかにも、トウモロコシ、豆、ジャガイモ・・
     と作物のほとんどを食べる。かかしを立てる間隔は毎年変わるが、大体歩幅で六歩が効果的という。
     エゾシカは、北海道環境科学研究センターの調査で、根室、釧路、網走、十勝の北海道東部4支庁に12万頭がいる
     と推定する。 エゾシカは北海道の中央部から東部にかけての森林を自由に移動するので頭数はつかみにくいという。
     かかしはめんこいエゾシカを傷めずに遠ざけるがその役割はまだまだ続く。)
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しゃっこい(冷たい)
しばれる(凍る)
どちらえか(こちらこそ)
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