北海道渡島支庁亀田郡
【いわれ】「ヌ・アン・ナイ」(豊かなる沢)「ナア・ナイ」(いくつもの沢)など地形に関係あるアイヌ語が由来らしく,はじめ七重村といっていたが,飯田村と合併の際,七飯村と改称した。
【シンボル】花(なし),木(アカマツ),鳥(なし)
【観光】大沼,小沼の美しい湖面
    駒ヶ岳の雄大な山容が揺れる大沼国定公園(大正4年に新日本三景に選ばれ,日本を代表するリゾートゾーン)
    あかまつ並木(明治9年,明治天皇の七重官園行幸を記念して翌10年にかけて植栽されたアカマツを主とする並木。国道5号線の函館市の桔梗町から七飯町の峠下に続く14.3kmは「赤松街道」と呼ばれ沿道には約1400本並ぶ。中でも木の本数が多く美しいのは七飯町の大中山から鳴川までの約2km区間で樹齢約130年のものもある)
    ガルトネルブナ林(「ガルトネル事件」を今日に伝える歴史的な遺産で営林署の保護林となっている)
    横津岳
    日本へらぶな釣り研究会
    大沼ボートオリエンテーリング(ボートで島から島へまわる競技)
    大沼湖水祭り(灯籠流し,花火,コンサートなど。実施日7月26〜27日)
    大沼紅葉祭り
    大沼・函館雪と氷の祭典
    七飯町教育資料室
    はこだてワールド牧場(乗馬,乗馬トレッキング,外乗,ミニゴルフ,パットゴルフ,温泉入浴,オートキャンプなどが楽しめる)
【名産】リンゴ
    りんごワイン
    ジュンサイ
    コイの洗い
    ワカサギ
    ジャガイモ
    函館生ラーメン
    ワイン
    アスパラ
    トウキビ
【発祥】男爵芋(明治39年,鳴川町の畑地において栽培)
    西洋果樹(リンゴ,梨,サクランボなど明治2年,ガルトネル農場において栽培)
    北海道近代農業(明治3年,開拓使七重開墾場の設置)
    酪農(安政年間に牧場を開く)
【トピック】「駒ヶ岳」(標高1131mで大沼国定公園内にある安山岩の成層火山。1996.3.6に54年ぶりに噴火。 周辺5町で作る駒ヶ岳火山防災会議協議会によると,歴史に残る噴火で最も古いのは1640年(寛永17年)の大噴火。 大量の岩石が内浦湾(噴火湾)に流れ込んで津波を発生させ,沿岸の住民700人が犠牲になった。 1856年(安政3年)にも火砕流を伴う大噴火が起き,約20人が死亡している。明治,大正時代には5回の小噴火を繰り返したが,1929年(昭和4年)に再び大噴火し,2人が死亡,東側の鹿部町では軽石などが約1m降り積もる壊滅的な被害を受けた。1942年(同17年)には中噴火があり,火口に長さ約1.6kmの大亀裂ができた)
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【花名所】大沼公園
【花種類】スイレン,コウホネ
【所在地】亀田郡七飯町
【花見頃】7月下旬から8月下旬
【交 通】JR大沼公園駅からすぐ
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