島根県 【トピック】2005/03/31 松江市と八束郡鹿島町、島根町、美保関町、八雲村、玉湯町、宍道町、八束町が合併 【トピック】2011/08/01 松江市と八束郡東出雲町(ひがしいずも)が合併 ------------ 旧松江市のデータ --------------- 【いわれ】中国浙江(せっこう)省の西湖に臨む松江府(淞江)が風光明美でスズキが取れるのも似ているところから、春龍和尚が名づけたという説が有力。 【シンボル】花(ツバキ)、木(松)、鳥(なし) 【日本一】宍道湖の夕日 矢田の渡し(日本一小さいカーフェリー) 日本最古の大社造(神魂(かもす)神社) 日本最古の神社障壁画(八重垣神社) 【観光】 宍道湖、中海、市内を網の目のように巡る川と橋 宍道湖の夕日(一年を通して最も美しい、秋の宍道湖の夕景。早朝、朝もやの中、たくさんのシジミ漁の舟が集まる風景も美しい) 矢田の渡し(日本一小さいカーフェリー) 風土記の丘周辺の古代出雲文化中心地 大根島のボタン花(中海に浮かぶこの島は全国の8割を生産する産地として有名) 島根県立美術館(1999年3月6日開館。水と調和をテーマにしたもので宍道湖畔に建ち,美術図書,美術品の展示,コンサート,映画上映も) 塩見縄手の通り(武家屋敷のたたずまいを残す江戸時代の松江城下の道路) 松江城天守閣からの市内全景(国指定重要文化財) 枕木山からの中海をはじめとする眺望 どう行列の「どう」と呼ばれる大太鼓の音 総合文化センター・プラバホール(パイプオルガンを備えた施設) 田部美術館 城山稲荷神社 城山のお茶屋(ぼてぼて亭の赤い旗が客目を引く。店先の炭火で焼く「ぶぶだんご」は美味) ぼてぼて茶(菜の花の入れ、煮出して泡立てたお茶の中に小豆飯、漬物、煮豆などを入れて食する) レイクラインバス(松江の主要な観光スポットを一周できる赤いレトロ調のバス。一日乗車券で乗り降り自由) 明治の文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の居住(国指定史跡) ホーランエンヤ(日本3大船行事の1つで豊作と人々の幸福を祈願したのが始まり。実施日5月中旬で12年に1度) お城祭り(実施日4月上旬) 松江水郷祭(宍道湖周辺や堀川を活用して船行列、花火大会など。実施日8月第1土日曜日) 松江どう行列(実施日11月3日) おもっつぁん(秋鹿町大日寺御頭行事で、1000年以上前から伝わる行事で、4斗の大餅を大日寺に担ぎ上げ後日担ぎおろすもの。実施日1月最終日曜日、下ろし2月第1日曜日) 燈籠流し(大橋川へ燈籠を流す。実施日8月16日) かぎの手形交差点(城下町の名残。殿町、石橋町、白潟本町〜寺町) カラコロ工房(旧日銀松江支店時代のカウンターや照明などが残る歴史的建造物。銀、ガラス細工体験工房もある) カラコロ広場(堀川めぐりの舟の発着場) 堀川めぐり(途中くぐる沢山の橋の中には舟の屋根を下げないと通れないくらい低く狭い橋もあり船頭さんの腕の見せ所。) 鎮守の森散策路(稲荷橋から松江城山内に続く) 松江北堀美術館(フランスのアール・ヌーヴォーを代表する工芸家、エミール・ガレの珍しい作品を展示) 小泉八雲記念館 八雲立つ風土記の丘資料館 出雲かんべの里民話館(民話を聞ける館。九時から受付四時半までいつ来ても生の語りが聞ける。ほかにもみみなしほういちのマジックビジョン、手作りスライドも。となりは体験工房。電話0852-28-0040(0041)。 出雲かんべの里 小泉八雲文学碑 松江郷土館 八重垣神社宝物館(日本最古の神社障壁画) 神魂神社(かもすじんじゃ。日本最古の大社造。国宝) 舟つきの松(市指定天然記念物) タチバナ(樹高5.7m、基部樹周6m、枝葉の繁りが直径4.5m) オオサンショウウオ 黒柏鶏(県指定天然記念物) いずもナンキン(県指定天然記念物。金魚の1種) 岡田山古墳(国指定史跡) 乃木二子塚古墳 生田春月詩碑 山口誓子句碑 高浜虚子句碑 山内曲川句碑 石橋の水(酒造) 茶の湯の水(月照寺) 鏡の池(八重垣神社) 山川(日本3大和菓子) 善光寺(浜乃木。日本3大善光寺) 千光寺(上佐陀。日本3大千光寺) 松江城公園(桜の名所) 【名産】 宍道湖七珍(宍道湖で取れるウナギ、シジミ、スズキ、コイ、アマサギ、エビ、シラウオ) 和菓子(和菓子の老舗が多く全国的にも有名) 八雲ぬり |
アゴのやき(この地方ではトビウオの事を「アゴ」と呼び、すり身して筒状の焼きかもぼこにする) 松江姉様人形 津田かぶ漬け(朝酌、津田で栽培された津田カブの漬物) ヤマトシジミ(汽水湖である宍道湖産のヤマトシジミ) 割子そば(出雲そばと呼ばれる色の黒いそばにそばつゆをかけて食べる)------------ 旧八束郡鹿島町のデータ ---------------
島根県八束郡 【いわれ】出雲文化発祥の地として多彩な伝説と史実に富むこの地域ゆかりの郡名、島根郡と秋鹿郡の郡名を1字ずつを採って鹿島と名づけた。 【シンボル】花(ツツジ)、木(クロマツ) 鳥(なし)、魚(イワシ) 【観光】 お忌祭り(佐太神社の祭り。笛、太鼓などの歌舞音曲を禁じた祭りで11月25日の夜のトイレに行くとからさで祭りとも言われ、おしりを触られるという。実施日11月20日から25日) ござ替神事(佐太神社の神事。このとき佐陀神能(国指定重要無形文化財)が舞われる。実施日9月24日から25日) 佐太神社(国指定重要文化財) 佐太講武貝塚(国指定史跡) 海水浴場開き(7月上旬) 弘法山の湧き水 鹿島町歴史民俗資料館(町出土品展示) 【名産】ウルメ丸干し 板わかめ 白イカ一夜干し 干しかれい------------ 旧八束郡島根町のデータ ---------------
島根県八束郡 【いわれ】「出雲風土記」の時代からの長いいわれがあるが、風土記によれば、天平時代に大宝律令により,国郡郷里の制度で定められ、その中に出雲島根郷(ごうり)加賀郷があり、その中に島根町が入っていたことに由来する。 【シンボル】花(桜、菊)、木(クロマツ、ケヤキ) 鳥(なし) 【日本一】海と海岸線の美しさ
【観光】 名所旧跡(加賀の潜戸、多古の七ツ穴、須々海の洗たく岩) 海水浴場 民宿 アクア水族館 日本海岸に残る民謡と鳥・虫の鳴き声 破壊されない自然環境と美観 水産観光センター(ミニ水族館、展望レストラン、多目的ホールなど) 総合運動公園(野球場、テニスコートなどが整備され海抜200mからの眺望は素晴らしい) ガッチ祭り(秋祭り。実施日10月23日) 宮廻し(実施日1月5日) ふれあいフェスティバル(実施日10月から11月) ヨメノエ祭り(実施日11月9日) 荒神祭 赤がわらと白壁の町並み 加賀の潜戸(国指定天然記念物) 多古の七ッ穴(国指定天然記念物) 築島の岩脈(国指定天然記念物) 民俗資料館 【名産】海産物(板ワカメ、活魚、貝類、岩海苔) シイタケ------------ 旧八束郡美保関町のデータ ---------------
島根県八束郡 【いわれ】「出雲国風土記」によると、「御穂須須美命」が鎮座されているので、美保といわれ、海と交通の関所であったことから「美保関」という地名になったと伝えられている。 【日本一】五本松公園ツツジの数(5000本) 【観光】 五本松公園(ツツジ5000本。ここからの眺望は眼下に見下ろす漁船の出入港風景や美保湾、山陰の富士といわれる大山を一望) 美保神社周辺観光ルート(重要文化財指定、美保関灯台などの観光ルート) 北浦海水浴場(山陰屈指の海水浴場として水質も万全) 国立公園に指定されているリアス式海岸の景観美 美保関灯台から視界一面に広がる荒海の日本海 海上綱引き大会 ふるさと祭り(実施日11月3日を中心とする2日間) 五本松節大会(実施日10月最終日曜日) やぶさめ神事(馬上から3つの的に矢を射る。第1的は天下泰平、第2の的は災厄除障、第3の的は五穀豊穣を意味する。実施日4月3日) 青柴垣神事(古事記の神話の内容を伝える。国を譲る決心をした事代主命(ことしろぬしのみこと)が海中に青柴垣を作り、天逆手(あまのさかて)を打って、おこもりになった様を表す。実施日4月7日) 虫干し神事(とんどを練り歩き、かまどの炭を塗り合う。無病息災、大漁を祈る。実施日7月第4月曜日) 諸手船神事(古事記の神話の内容を伝える。大国主命の使いが事代主命のもとへ向かう様子を表す。厳寒の中、美保神社拝殿でおみくじによっって選ばれた18人の氏子達が2隻の諸手船に分かれ、速さを競い海水を掛け合う。実施日12月3日) 諸手船2隻(国指定重要文化財) そりこ船1隻(国指定重要文化財) 美保関は美保神社の門前町として繁栄した町であるが、美保神社から仏谷寺に至る青石畳は江戸時代の参拝道の遺構である。神社前の通りには越前石が使われ、本通りには周辺の海岸から運ばれた凝灰岩が敷かれていが、形は正方形に近いものから長方形など様々。80cm四方の大型の敷石もある。敷設されたのは文化年間から弘化年間(1804〜1847)の江戸時代後期) 美保神社宝物資料館(奉納鳴物(笛、太鼓、琴、三味線、琵琶、月琴など) 【名産】どじょうすくいまんじゅう シロイカの一夜干し(取れたてのシロイカを一夜干しで観光客に販売)------------ 旧八束郡八雲村のデータ ---------------
島根県八束郡 【いわれ】「八雲」の名称は「古事記」に、神代の昔、須佐之男命が、ここ須賀の地に宮造りの地として選び「八雲立つ出雲八重垣妻篭みに八重垣作るその八重垣を」と詠んだ古歌ににちなんだものである。 【観光】 「日本火初社(ひのもとひでぞめのやしろ)」と呼ばれる火の発祥地である熊野大社(須佐之男命を祭神とし、古くから祭事も多く受け継ぐ古社) 日本一の巨木「スダジイ」 安部栄四郎記念館(手漉き和紙、紙に関する資料を展示) 八雲山、星上山から望む宍道湖、中海、島根半島、隠岐、大山、中国山地の雄大な眺望は山陰八景 鑚火祭(出雲国造の後えい出雲大社宮司が熊野大社へ参向して、神器ひきりうす、ひきりきねを拝借する儀式。実施日10月15日) 星上寺大もち行事(150kgの重ねもちが人々によって担ぎ上げられ急な山道を一気に駆け上がり、本堂に供えられる。実施日1月17日) 七日塔祭り(田村神社の大もち行事で豊作、鳥獣害を除く、家内安全などが1つの祭りで行われる珍しい行事。実施日2月10日から11日) 地蔵尊法会(安田地区の小堂にある仏像が子ども達の手により宿に集められ、法会が行われる貴重な行事。実施日8月23日から25日) 才の神遷宮(東岩坂市場地区にある才の神遷宮(毎年小さな宮を作る)が子ども神事として行われる。実施日3月28日) 周藤弥兵衛記念碑 室の者はウナギは禁物という風習(平原川のウナギは三島神社のお使いであるので捕らえたり食べたりすると神罰を受けるという言い伝えが残る) 志太備神社のスダジイ 西奥のケヤキ(樹高約36m)------------ 旧八束郡玉湯町のデータ ---------------
島根県八束郡 【いわれ】玉造村(たまつくりむら)と湯町村が合併して玉湯村となり、その後玉湯町に 【シンボル】花(花仙山ツバキ)、木(桜) 鳥(なし) 【日本一】日本火初社(ひのもとひでぞめのやしろと呼ばれ、火の発祥の地である熊野大社) 日本一の巨木(スダジイ) 【観光】 玉造温泉 玉湯川土手の桜並木(400本) 宍道湖の夕日 宍道湖のしじみ舟 出雲玉作史跡公園(勾玉の里。国指定史跡) 出雲玉作資料館(日本で唯一の勾玉の資料館) 橋上夢劇場(実施日8月中旬) 玉造毎日マラソン(実施日9月15日) 玉造温泉桜祭り(実施日4月初旬) 玉造温泉祭り(実施日7月26日から27日) 玉造温泉夏祭り(実施日7月29日から8月3日) 徳連場古墳(国指定史跡) 岩屋寺跡横穴(国指定史跡) 報恩寺古墳群 玉造築山古墳 布志名踊り(延命地蔵の祭り行事) とんど焼き(正月行事) 連理の古ハギ(推定樹齢1000年) 花仙山ツバキ 【名産】青めのうで作ったタイピン、指輪、ネックレス、イヤリング 布志名焼------------ 旧八束郡宍道町のデータ ---------------
島根県八束郡 【いわれ】「しんじ」という地名の起こりは「出雲風土記」に書かれている「大国主命猪追い給うた道」からついたもので、昔は猪道(ししじ)といわれていたのが、後に「宍道」と転かしたものである。 【シンボル】花(ツツジ)、木(梅)、鳥(なし) 【日本一】来待石の採石場 宍道湖のシジミの漁獲高 馬鞍山からの眺望 菅原天満宮の鼻繰御神梅 【観光】 馬鞍山からの眺望 来待石採石場(昔は何日もツルハシを使って切り出していたという、約300年の歴史を持つ) 宍道湖の夕日 ふるさと森林公園 石像の森公園 総合公園「古墳の森」 菅原天満宮の鼻繰御海神 八雲本陣(国指定重要文化財) 宍道町蒐古館と木幡山荘 菅原天満宮の春季大祭(実施日3月25日) 連華祭(実施日7月26日から28日) 岩屋寺の美滝 宍道湖水祭 【名産】ミニ灯籠(出雲石) 宍道湖のシジミ------------ 旧八束郡八束町のデータ ---------------
島根県八束郡 【シンボル】花(ボタン)、木(なし)、鳥(なし) 【日本一】ボタンの生産日本一(年間135万本出荷) 薬用ニンジンの3大産地の1つ(品質にはついては日本一) 【観光】 ぼたん園 枕木山から見た町全景 廃船の夕日 花き低温処理施設(促成ボタンなどの冷蔵用) 花き実験栽培温室 ぼたん祭り(実施日4月末日から5月初旬) 町民盆踊り大会(実施日8月中旬) 弘法さん(実施日4月21日) 春祭り(実施日4月30日) 秋祭り(実施日10月17日) 秋祭り(実施日11月25日) そりこ舟 波入のかわ(島根の名水百選) 第1溶岩トンネル(国指定特別天然記念物) 第2溶岩トンネル(国指定天然記念物) 【名産】ボタン 薬用にんじん製品------------ 旧八束郡東出雲町(ひがしいずも)のデータ ---------------
島根県八束郡 【いわれ】古代出雲国庁の隣接地として政治や経済、文化の中枢をなし、出雲国の東部に位置する歴史的背景と将来への望みを込めて昭和29年の町合併時に町民から公募、選定した。 【シンボル】花(ツツジ)、木(カキ)、鳥(なし)
【日本一】干しがきの糖度 かまぼこの味 【観光】 乗光寺(正門横には銀杏の大木があり、山畔を利用した庭園は平地を広く取った枯山水式で平景清(たいらのかげきよ)の築庭と言われる) 12代横綱陣幕久五郎通高碑 揖夜神社(出雲国造直轄の神社) 穂掛祭り(揖夜神社の祭りで毎年8月28日盛大な船神事が行われる。中海の海岸にある「一つ石」という神石へ舟の行列で参り、帰りは陸路で神社まで名物の鈴成りちょうちん等で練り歩く) 高清水神社 ホーランエンヤ(日本三大船神事の1つ。松江の城山稲荷神社から阿太加夜神社への神幸式は寛永16年から12年目毎に行われ、ホーランエンヤと称する舟神事は豪華絢爛。実施日5月) 中海の海岸(杉林と野鳥) 畑地区の集落風景(柿の木のかき畑とカキの干燥場のある風景) 古代出雲の中心地と言われる意宇川周辺の山並み 大谷林道展望台から見た米子から松江に至る眺望 中海干拓地の広大な農地 宗昌寺の鐘 宗淵寺の鐘(時の鐘。除夜の鐘にはにぎわう) 町立総合体育館 東出雲中央公園(四季とりどりに花が咲く運動公園) 町立老人福祉センター ひがしいずも干拓マラソン大会(実施日10月上旬) ざいごフェスティバル(実施日5月中旬) 寺床1号墳 古城山古墳 市川門之助生家跡記念碑 国引神話の由緒碑 門部王歌碑 とんどさん(正月に歳徳神をまつり神木(竹)にしめ縄などを集めて焼く風習) 初誕生(おいぞめ。子どもの膳をしつらえ、鏡餅を背負わせる風習) お田打ち(正月中に豊作を祈り掘るなど稲作のマネをする風習) きり火でトンドさんの火起こし(1集落ではきり火で火を起こす風習がある) 神蹟黄泉比良坂賦夜伝説の碑(出雲神話のなかでイザナギがイザナミを訪ねて黄泉の国へ行く伝説をまつる石碑)
【名産】かまぼこ(西日本一の生産量といわれる水産練り製品) 干しがき(県内一の生産量、正月の高級菓子として贈答用が主) 佃煮(中海産のアミやハゼ、アマサギなどの佃煮) 地酒(良質な水から生まれる地酒) 陶器 焼きはぜ(中海産のハゼを使った焼きハゼ、正月用)