岡山県 【トピック】2005/02/28 津山市と苫田郡加茂町、阿波村、勝田郡勝北町、久米郡久米町が合併 ----------- 旧津山市のデータ ------------ 【いわれ】慶長9年、初代津山藩主森忠政が鶴山に築城するが、そのとき「鶴山」の用字を改めて「津山」に 【シンボル】花(サツキ)、木(クスノキ)、鳥(なし) 【日本一】鶴山公園の5000本の桜と石垣(日本桜名所百選の1つ) 徳守神社の大みこし(日本3大みこしの1つ) 【観光】 鶴山公園(西日本一を誇る約5000本の桜で、春は城山がピンクに染まる。石垣も荘厳) 横野の滝(四季折々の変化が楽しめ、この滝下の紅葉亭ではそうめん流し、ジンギスカン料理が味わえる) 城東地区の商家群(昔ながらの町並みを保存。時代と共に生きてきた複合的な町屋として歴史を物語る貴重な遺構である) 衆楽園(池泉回遊式の大庭園。仙洞御所の庭園を模倣したもの) 津山科学教育博物館(世界一の金絲猴(きんしこう)のはく製標本、世界最大のチョウ、アレキサンドリアトリバネアゲハなど絶滅の危機にある貴重な動物の標本を展示、チョウ類は5000種10000点以上) 津山洋学資料館(私立。幕末の先駆者達のふるさと関連資料。解体新書、杉田玄白書簡、和蘭カルタ、日本の医学、薬学の基礎となった書物の原本複写本、地学、生理学の書物、資料館は大正9年地方銀行として建築されたもの) 田町の武家屋敷(昔のままの白壁や長屋門の武家屋敷のたたずまいが多く見られる) 西寺町、上之町界隈(西の寺町、東の上之町は城下町の両端に寺社群を形成しており、防衛上の拠点としての性格をもつ) 徳守神社の大みこし(日本三大みこしの1つ) 除夜の鐘(西寺町、上之町の寺社群の除夜の鐘は市内に響き心洗われる思いがする) 津山国際総合音楽祭(3年に1度、9月に広範囲な音楽ジャンルを取り上げる音楽祭を開催) 津山桜祭り(花見客で賑わう。実施日4月上旬から中旬) 津山さつき祭り(実施日6月上旬) 津山納涼ごんご祭り(ごんご踊り、花火など多彩なイベント。実施日8月上旬) 津山国際交流車いす駅伝競走大会(実施日11月第3日曜日) 中山神社お田植え祭(農耕の神をまつり、五穀豊穣を祈る。実施日4月29日) 万福寺虚空蔵会式(日本三大虚空蔵の1つ。十三参りとして知られている。実施日旧暦正月13日に近い金、土、日曜日) 福力荒神社大祭(まむしよけと安産の神様として知られている。実施日旧暦正月1日から3日) 津山祭り(大隅、徳守、高野神社の秋祭り。実施日10月中旬) 中山神社本殿(国指定重要文化財) 総社本殿(国指定重要文化財) 院庄舘跡(国指定史跡) 津山城跡(国指定史跡) 箕作阮甫旧宅(国指定史跡) 田熊の舞台(田熊八幡神社。国指定重要有形民俗文化財) 美和山古墳群(国指定史跡) 西東三鬼句碑 山口誓子句碑 萩原井泉水句碑 与謝野晶子歌碑 清眼寺の100種300株のボタン 長法寺の約3000株のアジサイ 津山市立郷土博物館(郷土の文化財の収集保管展示) 津山弥生の里文化財センター(埋蔵文化財や民俗資料を収集展示) 【名産】 作州がすり(すべて手織の岡山県郷土伝統的工芸品) ねり天神 地酒(加茂五葉、富久迎、平和正宗、諸白) 和菓子(いちま、桐襲、桜ようかん、十万石、初雪) はちみつ ジネンジョ(栄養価の高い健康食品) 横野和紙(昔ながらの手法による手すき和紙) ショウガの佃煮(繊維分の少ない良質のショウガで肉料理によくあう) ------------------------- 【名称】津山洋学資料館 【住所】津山市川崎823 【電話】0868−23−3324 【交通】津山駅または東津山駅より車で5分、国道53号線バス停「松原向」下車徒歩5分 【開館】午前9時〜午後5時 【概要】幕末の先駆者達のふるさと関連資料 解体新書 杉田玄白書簡 和蘭カルタ 日本の医学、薬学の基礎となった書物の原本複写本 地学、生理学の書物 資料館は大正9年地方銀行として建築されたもの----------- 旧苫田郡加茂町のデータ ------------ 岡山県苫田郡 【いわれ】10世紀に編纂された「倭名類聚抄」に賀茂郡と記されている。その後18世紀になって現在の加茂が使われるようになった。 【シンボル】花(サツキ)、木(ヒノキ)、鳥(ウグイス) 【日本一】屋内のゲートボール場(ゲートスタジアムKAMO) 【観光】 トヤの夫婦滝(冬には凍る大小2つの滝) 黒木キャンプ場(ダム湖畔にある川遊びのできるキャンプ場) 倉見温泉(秘湯と呼ぶにぴったりの温泉) 黒木ダム(倉見川上流にある人造湖で湖畔に公園) 物見神社花祭り(民俗文化財に指定) 大規模林道 ゲートスタジアムKAMO 22世紀の森(手入れの行き届いた植林地) 倉見しょうぶ園(数千本のショウブ) ブナの自然林 かも谷祭り(町内の青年達が中心となり手作りの特産品の展示販売。実施日11月第1日曜日) 山菜祭り(山菜と中心とした展示販売。実施日5月第2日曜日) しょうぶ祭り(倉見地区にあるしょうぶ園を会場に満開の菖蒲を楽しむ。実施日6月下旬) 物見花祭り(家内安全、五穀豊穣を氏神様に祈願感謝する行事。実施日10月25日直前の日曜日) 石造無縫塔(夢窓国師供養塔) 石造宝篋印塔(宝山大和和尚の墓塔) 倉見地区のかやぶき屋根の民家がある風景 レイクパークKAMO(ダム湖畔の公園) 加茂町歴史民俗資料館 【名産】巻きがき(ユズを干しがきで巻いたお菓子)----------- 旧苫田郡阿波村のデータ ------------ 岡山県苫田郡 【いわれ】隣接して鳥取県に宇波村、波多村(現智頭町)があり、江波村(現用瀬町)がある。あいうえお順に昔は「あなみ」と呼びこれに漢字を充てて「阿波」としたといわれる 【シンボル】花(コブシ)、木(杉)、鳥(ウグイス) 【観光】 大ヶ山とパラグライダー(標高1000m、卓状丘の山頂まで舗装道路を開設し、眺望絶佳の地からパラグライダーで飛行、こ中のごとき集落や山並みを一望) 大高下(おこうげ)ふるさと村(県指定、かやぶき屋根の民家が点在し、水車が回るなど山村の自然のたたずまいを残す) 布滝(のんだき、落差50m、長さ100m、玄武岩の積層に布を引くように流れる) 落合渓谷の滝(秘境の布滝(のんだき)、白髪滝、大滝群がある) 深山渓谷(人跡まれな深山の渓谷美と木地師跡) 八幡神社(樹齢数百年の杉、ケヤキ、トチ、モミなどに覆われる) 大ヶ山(だいがせん)山頂からの眺望(こ中のごとき集落や山並みを一望) 阿波ふるさと祭り(食べ物と物産を販売。もち投げや丸太きりなども。実施日5月第3日曜日と11月第2日曜日) 阿波納涼星空祭り(盆踊り、カラオケ大会、花火大会など。実施日8月14日) パラグライダー大会(実施日8月初旬から9月下旬) 阿波八幡神社花祭り(神幸を先導する8本の山車(花)が勇壮に練り歩く。実施日11月3日) 阿波八幡神社本殿(寛延2年(1749)再建) 高福寺本堂(安政3年(1856)再建) 太鼓胴(永禄3年(1560)の作) 阿波小学校開校百年記念碑 とんど(1月14日、正月飾りを焼き、その火でもちを焼いて食べ、書き初めを燃やす) 尾所のヤマザクラ(推定樹齢500年根回り6目通り5m樹高14m) 尾所のアスナロ(樹齢約270年、3枝並立、樹高14m) 民具展示館(かつての村民が生活用具としていた民具を展示) 【名産】山菜漬け(ウド、フキ、ヤマゴボウなどの粕漬け、醤油漬け) 木工芸品----------- 旧勝田郡勝北町のデータ ------------ 岡山県勝田郡 【いわれ】近世以来、新野、広戸、勝加茂の各村は、勝北郡(しょうぼくごおり)に属していたことから 【シンボル】花(サツキ)、木(ケヤキ)、鳥(ウグイス) 【観光】 総合運動公園(野球場、ゲートボール場、多目的広場など) 新野祭り(作州3大祭りの1つ。実施日11月3日) 宝篋印塔 松尾芭蕉句碑 風のプロムナード(総合スポーツ公園の1角) 八幡神社の社叢 ツクバネガシ 歴史民俗資料館 五穀寺の紅梅(3月下旬) 声ヶ乢の桜 爪ヶ城山のドウダンツツジ 広戸神社の杉 山形神事場のクロマツ サルスベリ ナナミノキ----------- 旧久米郡久米町のデータ ------------ 岡山県久米郡 【いわれ】美作国が山陽、山陰の接触地点であるため、崇神天皇の時代に出雲種族に対する備えとして、軍事警察、司法を束ねる久米部をこの地に封じて警備に当たらせた事に由来する。 【シンボル】花(菊)、木(梅)、鳥(なし) 【日本一】町中あいさつの輪を広げ、明るく心の通う町 【観光】 岩屋城跡から遠景に望める中国山脈と日の出(県指定史跡) 中須賀舟着場石灯籠 緑豊かな自然と田園から眺める中国山脈の冬景色 町民体育館(音響効果が抜群) 岩屋ウォークラリー(実施日10月下旬) おおかみ様祭り(貴布祢神社。盗難悪疫除けの神として広く信仰されている。実施日12月13日から15日) 三成古墳(国指定史跡) 久米廃寺跡 西御殿跡 宮部焼窯跡 善福寺の宝篋印塔と板碑 小滝堂のそうめん流し(夏の風物詩。7月中旬から下旬) トラフダケ自生地(ヤシャダケの幹に虎斑菌が寄生して美しい黒い斑文を呈したもの。国指定天然記念物) リンバーグ岩(塩基性玄武岩) 油木の源平椿 出雲街道の町並み 坪井の宿の町並み 久米町歴史民俗資料館(糖山遺跡に関するものを中心に久米廃寺、宮尾遺跡、三成古墳などの出土品を展示) 【名産】くり 自然芋 手作り味噌 |