静岡県 【トピック】2005/10/11 榛原郡相良町、榛原町(はいばら)が合併して誕生 ---------- 旧榛原郡相良町のデータ --------------- 【いわれ】「相良」は和名抄に郷名の1つとしてあり、かなり古い地名といわれるが、由来は定かでない。郷土史関係の図書には地形などに由来する説くものや、朝鮮語に語源を求める記述がある。 【シンボル】花(スイセン)、木(松)、鳥(なし) 【日本一】国宝「聖武天皇勅書」(勅の大字は聖武天皇の直筆) 県指定「御船神事」(たるかい船、ひがた船の2隻あり、このひがき船は唯一のものである) 【観光】 太平洋岸唯一の相良油田油井(明治5年(1872)に村上正局により発見され、現在は機械掘り井戸として深さ310mの石油坑を残すのみ) 相良海岸(紺碧の海、白い砂浜、12kmの海水浴場) 仙台河岸 海岸線上に見える富士山 大茶園牧之原台地を背に南に駿河湾を望む風光明美な町 冬の寒い朝、しんきろうが発生する 御船神事(大江八幡宮と飯津沢乃神社の例祭にみこし渡御と同時に行われる特殊神事。たるかい船、ひがき船の2隻ありこのひがき船は唯一のものである。実施日8月15日と9月15日) 御榊神事(祭し習俗として古い伝統を厳格に今に伝える。実施日2月8日から10日) 大鐘家(古四間取型式のこの地方最古の民家で母屋と長屋門は国指定重要文化財。慶長2年(1597)越前(今の福井県)から相良の地に移り住んだ大鐘家の屋敷で17世代が代々庄屋を務めた) 大興寺(曹洞宗の古刹で、まゆ形をした自然石は住職が亡くなる前に必ず裏山の崖から生まれることから「子生まれ石」と呼ばれる。代々住職の墓石となっている) 般若寺の陣太鼓 釣月院の千本松 西山寺の薬師堂 新芽のもゆる五月の大茶園 相良町史料館(相良城址にあり城郭を形どった建物に初代相良城主の田沼意次関係資料展示) 相良凧合戦(春の風物詩。相良サンビーチで繰り広げられ、凧糸にガラス粒を付けたビードロ糸で相手の凧糸を切り合いする。実施日5月3日〜5日) 草競馬大会(実施日4月29日) 相良シーサイドパーク(相良海岸) 蛭児神社の田遊び(実施日2月11日) 釣月院本堂 相良城跡由来の碑 【名産】相良だこ 茶 メロン シラス サワラの味噌漬け いも家のだんらん(菓子)---------- 旧榛原郡榛原町(はいばら)のデータ --------------- 静岡県榛原郡 【いわれ】合併に当たり公募。郡の中心との考え方から郡名が町名に採用された。往古、応神天皇の皇子(はりはら)の君がこの地を治めたことからこの名がついたもので「榛(はんのき)」が生い茂るの意味 【シンボル】花(サザンカ)、木(モクセイ)、鳥(なし) 【日本一】静波海水浴場(3kmの海岸線は遠浅で波静か、海水浴に最適) 牧之原大茶園(限りなく続く茶園は緑のじゅうたん) 【観光】 静波海岸(波静かで遠浅(100m沖まで歩いていける)の海岸はマリンスポーツのメッカ。) 静波海水祭り(宝探し、海上花火大会、盆踊りなど。実施日7月26日) 東光寺の長フジ(20m四方のフジ棚に1m余りの花房が垂れ下がる。初夏の風物詩) 龍門山石雲院(曹洞宗の古刹で全国に800余の末寺を有する) 勝間田城跡(標高120mの位置にあった山城跡で現在は本曲輪、土塁、堀切などが残る。南北朝期の山城) 勝間田公園のミヤマツツジ(10000本が群生、4月中旬頃には全山がピンクに。県指定天然記念物) 秋葉公園のアジサイ 榛原町郷土資料館(古墳出土品、勝間田城跡発掘品、勝間田氏関係資料の展示) 藤田まさと遺品館(町出身の作詩家の業績を展示) 平成せせらぎ公園(緑地の周囲を流れる「せせらぎ」は子ども達の絶好の遊び場。水しぶきが絶えない) 鹿島神社御船神事(元川崎港から江戸に物資を輸送した当時の名残、航海安全を祈る。実施日11月2日) 神明神社御船神事(細江地区の主として漁業者が航海の安全を祈念する。実施日10月中旬) 服織田神社祭典(延喜式に見られる古い神社。五穀豊穣を感謝する祭り。実施日11月1日から3日) はいばら太鼓(郷土芸能) グリーンティロードレース(新緑の茶園を縫って走る。実施日3月最終日曜日) 勝間田川堤の桜(3月下旬から4月下旬) ナーリ神(男児が竹ざさを持ち門ごとに厄払いのことばを言いながら回る。実施日12月8日と2月8日) どんど焼き(正月の松飾りを燃やし、供えたもちを焼いて食べる。1年間風邪を引かないと言う。実施日1月7日) ガス灯風シンボル街灯 総合スポーツ公園 夫婦マキ(雌雄2株のマキの幹にはこぶがあり、身体にいぼなどがある人が木にこすると取れるという) 小仁田のカエデ(幹周り2.5m枝張り直径10mの大カエデ。秋には美しい紅葉が楽しめる) 一の谷・二の谷・三の谷(娘を大蛇にさらわれた武士が、退治するため弓に矢をつがえ放ったところを今も一の谷(矢)、二の谷、三の谷と呼ぶ) 飯室乃神社の鰐口(文保3年(1319)の銘) 【名産】はいばら(やぶ北茶。まろやかな味と香り) 榛南大根(砂地で採れる特産の大根。大根おろし、おでんに) メロン(温室栽培のメロン) レタス(歯触りのよいレタス) |