静岡県 【トピック】2005/04/01 磐田市と磐田郡福田町、竜洋町、豊田町、豊岡村が合併 ------------ 旧磐田市のデータ -------------- 【いわれ】「和名抄」(承平年中930年代)に記された「伊波太」から出ている。 【シンボル】花(ツツジ)、木(マキ)、鳥(なし) 【日本一】日本最古の木造洋風小学校舎(旧見付学校。明治8年(1875)に建築。2層式の塔屋を乗せた5階建ての校舎で国指定史跡。校舎内には明治から大正にかけての教科書やオルガン、衣類などを展示) 桶ケ谷沼のトンボの生息種類数が65種類(四国高知県中村市の四万十川と日本一を競い合う「トンボの楽園」) 日本初の図書館(磐田文庫) 【観光】 市営つつじ公園(200本の桜、3500株のツツジが植え込まれた公園で見付天神神社の裏山に広がる) 寺谷古墳群(磐田原台地を中心に約500基の古墳群) 桶ケ谷沼(自然保護の立場から観光的扱いをしていない。豊かで静かな自然環境が残っている平地性淡水池沼は水鳥,昆虫,水生植物の宝庫。特に秋冬期には2000羽以上のカモが沼一面に広がる。またトンボの生息種類数65種類は高知県中村市四万十川と一二を争う規模) 見付地区を中心とした神社、仏閣など 医王寺(書院と庫裏、庭園は江戸時代初期の枯山水) 磐田市総合体育館(大小の体育館やトレーニングルームなど) 磐田市立郷土館(明治,大正,昭和初期の文房具,教科書などの展示) いわた春祭り(実施日3月下旬から5月上旬) いわた夏祭り(花火大会。実施日7月最終金曜日) いわた産業祭り(実施日11月第2土日曜日) 見付天神裸踊り(実施日旧暦8月10日前の土日曜日) 府八幡宮例祭(実施日10月第1土日曜日) 遠州見付宿場祭り(実施日4月下旬) 遠江国分寺跡(国指定重要文化財) 銚子塚(国指定重要文化財) 旧見付学校附磐田文庫(明治8年(1875)築の大正時代まで小学校として使用されていた建物で当時の資料を展示紹介。国指定重要文化財) 旧見付学校(日本最古の木造洋風小学校校舎 新豊院山古墳群(国指定重要文化財) 松林山古墳群 甲塚のクロガネモチ(県内最大級。目通り3.1m,樹高13m,根回り4.2m) 善導寺大クスノキ(樹齢推定700年,目通り8.2m,樹高28m) たたきゴボウ(毎年1月15日に向笠地区の岩井にある鹿島神社で行われるすりこぎで叩いたゴボウを供える祭り。健康と家内安全を祈願) しっぺい太郎(見付天神の社に住む大ヒヒ(大猿)への人身御供の習慣を打ち破った物語) 千寿恋物語(平重衡(清盛の五男)が刑場の露と消えた後、千寿は尼となり善光寺に入った) 【名産】あわもち(見付天神大祭時に奉納される) しそ巻き(江戸時代末期、旅人の弁当のおかずに共した記録が残る) 地酒(千寿) 国分寺もなか 白ねぎ(良品質が認められ、県内生産の約80%以上を誇る) 干し芋(遠州地方特有のからっ風を利用した健康食品) 温室メロン(温暖な気候を生かし全国的に認められた高級品) 別珍コール天 【トピック】1998年4月1日,市制施行50周年を迎えた。磐田市の人口は約8万7000人で温暖な気候に恵まれ豊かな自然が残っている環境があり,3つの日本一がある。「桶ヶ谷沼」は65種のトンボが集まる生息地,日本最古の木造洋風小学校校舎「旧見付小学校」,1987年度Jリーグのチャンピオンとなった「ジュビロ磐田」------------ 旧磐田郡福田町のデータ -------------- 静岡県磐田郡 【いわれ】太田川が海岸の砂丘を吹っ切って海へ注いでいる「吹き切り出(ふききりいで)」がなまって転じたという説のほか、藤原系の庄田、寺田があり、福徳を生み出す田ということで福田となったという説もある 【日本一】別珍・コール天織物の生産量(全国のシェア90%を超す) ハマボウ群生地(2級河川彷僧川岸に群生していたが彷僧川と太田川との合流地点に移植されている。ハマボウの幹の太さは直径40cm、高さ10m) 【観光】 ハマボウの群生地(ハイビスカスと同じ仲間の熱帯樹であるハマボウが彷僧川の上流にかけて両岸に150本余りが自生している。ハマボウ橋の東側でも見ることが出来る) ハマボウ公園(ハマボウは別名ハマツバキ。熱帯性の海浜植物でアオイ科に属する落葉樹) 釣りのメッカ(福田漁港から磯釣り、遊船釣り) 遠州灘の白砂青松(御前崎遠州灘県立自然公園に指定されており、磯釣りのメッカでもある) 六社神社祭典(実施日10月中旬) どぶろく祭り(白山神社に疫病退散を願って白酒を献上。白酒は氏子達自身で作り献上する。実施日10月2日) 十日祭り(盛松という選ばれた3人の未婚の若者が生き神様になり1年の幸せを祈り氏子の家を訪問する。実施日1月10日) 遠州灘の日の出・日没風景 遠州灘の潮騒の音風景 一色のイヌマキ 福田公園(野球場、多目的広場、テニスコート、松林公園など) 米とぎ祭り(元禄時代に始まる八王子神社の奇祭。各家より集めた米を神社裏の今之浦川でとぎ、疫病退散を願う。実施日1月15日) 釈迦十六善神画像(中野白山神社) 大安寺の鰐口 別珍由来の碑(寺田市十翁の別珍織物の研究とその成功をたたえている) 伊藤五郎の像(荒れ地の開墾に尽力した偉業を顕彰) お観音様(福田観音寺。毎月17日に縁日。特に酉の市(11月17日)は盛大) 初灯(1月下旬に秋葉講の初灯が行われる) ちまき配り(5月5日にマコモの葉でくるんだちまきを氏神様に供え各家に配る) お施餓鬼(8月上旬、縁者のない死霊を盆の前後に供養する) お道元様(9月23日、曹洞宗開祖の道元禅師の生誕を祝ってのお祭り) 五十子の一本松(戦国時代に家康が遠州地方平定の際に、苦闘した武者を葬った地に怨念の一本松) 首無し地蔵(開墾中、首のない白骨死体が出てきた。哀れに思い手厚く葬り地蔵を建て供養した。人々は首無し地蔵と呼んで願をかけたという) 山犬(オオカミ)の頭蓋骨(夜泣きをする子どもの枕元に置くと夜泣きが止まり、きつねつきなどの病魔を退散させたという) 【名産】メロン しらす干し 別珍・コール天 うなぎのかば焼き------------ 旧磐田郡竜洋町のデータ -------------- 静岡県磐田郡 【いわれ】天竜川が太平洋に注ぐ町であるということで、天竜川の竜と太平洋の洋の字を取って竜洋町とした。往時、天竜川の舟運と江戸との間の回船業により、「小江戸」といわれるほど繁栄した。 【シンボル】花(サルビア)、木(クロマツ)、鳥(なし) 【日本一】なぎの木会館(中央公民館、図書館。ホールの音響、ステンドグラス、石の千石船3つの日本一) 開閉式の屋根をもつ人工芝の室内テニスコート 600年の伝統を誇る掛塚祭りの屋台と囃子 【観光】 竜洋海洋公園・竜洋富士からの太平洋と夕日(天竜川河口・遠州灘沿いに昭和58年に開館した海洋センターを中心とした南国風の公園から富士山、遠州灘その他の眺望) 竜洋海洋公園(人工芝の室内テニスコートや流れるプール、野球場、体育館のほかカヌーやヨットも出来る) 天竜川河川敷公園 なぎの木会館(中央公民館、図書館。音響とステンドグラス・石の千石船は日本一。ナギノキはマキ科の常緑高木で、ナギが「凪」に通じる) 竜王町郷土資料館(掛塚湊、掛塚祭り、竜洋町の漁業や農業、民具を中心に展示) 駒場海岸(磯釣りが楽しめる) 駒場海岸の砂浜に寄せる波の音風景(遠州灘) 掛塚灯台 遠州灘に面して全域平坦で四季温暖な町 遠州のからっ風(北西風は砂嵐や潮風を起こす) 触れ合い公園 竜洋リバーサイドテニスコート ドラゴンサミット(市町村名に「竜・龍」の字が付く市町村の集まりと交流) 掛塚祭り(懸塚湊が繁栄を誇った江戸時代に製作された豪華な屋台が華麗なお囃子に乗って町内を巡行する。実施日10月上旬) 掛塚祭屋台囃子 貴船神社の神輿 白羽神社の神輿 蓮覚寺の山門 高木の秋葉山常夜燈 野崎の秋葉山常夜燈 掛塚港回船之碑(江戸時代から明治時代にかけて回船業や木材販売、木挽業などでにぎわった懸塚湊を記念する碑) 鮎釣り解禁(天竜川。実施日6月1日) いさだ取り風景(満ち潮に乗って天竜川をさかのぼる小魚。実施日7月から8月中旬) 旅客機発祥の地(竜洋町掛塚にあった福長飛行機製作所で福長浅雄・四郎兄弟により大正11年(1922)日本で初めて6人乗り旅客機「天竜10号」や名機「天竜7号」が作られた) 正月を迎えるために暮れ近くになるともちをつく風習(主に25日から28日にかけて餅をつくが29日の餅つきは「苦がつく」として避ける) 弥之助地蔵(天明2年、袖浦村駒場海岸に流れ着いた12の死体を葬って建てた地蔵の首を何者かが池に投げ込んでしまった。数年後、畑の中から出てきたその首を首無し地蔵の脇に置いたところ、その者の娘が夜ごと首無し地蔵の夢にうなされ苦しんだ。村人が地蔵に首級をつぎ追善したところ娘の病は治った。今も弥之助地蔵を供養する行事が行われ、和讃も伝えられている) 【名産】エビイモ ピアノ 白ネギ 温室メロン------------ 旧磐田郡豊田町のデータ -------------- 静岡県磐田郡 【いわれ】中世時代に天竜川下流部一帯を豊田郡(とよだごおり)と呼んでいた。その地名をとって「豊田」 【シンボル】花(フジ)、木(モクセイ)、鳥(なし) 【日本一】中国野菜(チンゲンサイの品質) 【観光】 熊野(ゆや)の長フジ(行興寺境内にあり、4月下旬から5月上旬頃に先に花が咲き葉が後から出るので1m前後にも垂れ下がる珍しい品種で、樹齢800年を越えたものもある。国指定天然記念物) 熊野の長ふじ祭り(実施日4月28日〜29日) 天竜川のあゆ釣り 禁酒地蔵(家内安全、合格祈願として信仰されているお地蔵様) 旧池田宿跡 池田の渡船(再現) やかた祭り(祇園に由来する行事で、青竹、麦わらで組み立てちょうちんを飾り、火を付けて天竜川に流す。実施日8月中旬) 池田の喧嘩相撲 武田軍と徳川軍の古戦場跡 郷土資料館 豊田町香りの博物館 天白神社祭典(実施日10月第1土日曜日) 大めし祭り(茶わんにご飯を山盛りに盛り、新妻に食べさせる。子孫繁栄を祈る。実施日1月11日) 磐南穀倉地帯(土地が肥沃で町の殆どが水田地帯) 薬師三尊仏 鈴木浦八翁記念碑(農業近代化の先駆者) 遠州一言村十景 十六羅漢画 徳川家七ヶ条定書 【名産】中国野菜 いちじくジャム 藤の香水 純米酒------------ 旧磐田郡豊岡村のデータ -------------- 静岡県磐田郡 【シンボル】花(スイセン)、木(松)、鳥(なし) 【日本一】エビイモ 【観光】 天竜川のあゆ釣り 天竜川の親水公園 獅子ケ鼻公園(獅子の横顔に似た奇岩のある公園からは遠く遠州灘や浜松市が見える。他に吊り橋、アスレチック広場、展望広場なども。また桜、ミヤマツツジの名所でもあり季節の自然を楽しむ景勝の地) 豊岡梅園(5000本の梅木。2月〜3月頃が見頃) 遠州大念仏(地元の若者が初盆の家を回って死者の霊を慰める行事。もとは徳川・武田軍の戦死者の霊を弔うことが始まり。実施日8月13日から14日) 農村民俗資料館 血松塚古墳(5世紀頃) 社山城跡(室町時代末期) 岩室廃寺跡(中世の寺院) 二俣城主松井氏首塚と供養塔(戦国武将) 集落の共有地・敷地外四ヶ字財産区百周年記念碑 弘法大師の歌碑(獅子ヶ鼻公園内) ころがきの天日乾燥風景 ホタルの乱舞 天竜川の精霊送り お庚申様(月に一度、地区の1軒に集まり天照大神をまつり情報交換を行う風習) 万瀬わんぱく体験村 衣かけの松(昔、獅子ヶ鼻公園を旅の僧が訪れた。岩壁に歌を刻むと頭上の松の木に衣を掛けどこかへ立ち去った) 【名産】メロン ころがき エビイモ |