静岡県
【トピック】2005/05/05 島田市と榛原郡金谷町が合併
【トピック】2008/04/01 島田市と榛原郡川根町が合併

----------- 旧島田市のデータ -----------
【いわれ】かつて大井川が乱流し、ところどころに砂れきがたい積し州で島ができた所へ土民が家を建てたり田畑に開墾したりしたことに始まると言い伝えられている。
【シンボル】花(バラ、ドウダンツツジ)木(ギンモクセイ)、鳥(オオルリ)
【日本一】かまぼこ板(空板(からいた))の生産量
     木造で渡るのに料金を払う橋(蓬来橋)長さ896.5m
     カラーボックスなどで組立式家具の生産量
【観光】
    島田大祭・帯祭り(大名行列と共に25人の大やっこが丸帯を太刀に下げ、町並みを披露する祭りで3年に1度、10月中旬の3日間行われ、平成4年に100回目を迎えた。日本三大奇祭)
    連台越(大井川の架橋渡船を禁じた川越制度による連台や肩車で川を渡る川越風景を再現した超すに超されぬ大井川と歌われた川越制度当時を垣間見る)
    島田宿大井川川越遺跡(川会所や札場、番宿などの家並みを復元。国指定史跡)
    蓬来橋(全国でも珍しい木造賃取り橋(有料の橋)、明治11年(1878)に架けられた橋で人と自転車しか通行できない)
    一番茶の取れるころの牧之原台地に広がる若緑色の大茶園
    大井川に架かる木造の蓬来橋とその橋から見る落日
    ばらの丘公園(1.3haに花博の500本を含め約10000本のバラを植栽した公園で約270種のバラが5コーナーに分類展示)
    髪の塚(鵜田寺の薬師堂前に島田髷を考案したと言われる虎御前ゆかりの「髪の塚」と刻まれた碑がある)
    島田まげ祭り(まげ発祥の地にちなみ、まげ供養感謝のため、日本髪を結った踊り手50人によるまげ道中がある。島田髷は主に婚礼の髪型としてしか見ることが少なくなったが日本髪の美しさを表現する伝統文化である。実施日9月第3日曜日)
    智満寺の鬼払い(古く宮中や社寺で行われた追難の行事で祈祷で鬼を誘い出し,法力で追い払う祭り。実施日1月7日)
    東光寺の猿舞(五穀豊穣を願ったものといわれ,雌雄の猿の仮面を付けた童子が舞う。珍しい民俗芸。実施日4月14日)
    智満寺の本堂(千手観音立像,千手観音厨子,阿弥陀如来など国指定重要文化財)
    智満寺の10本杉(寺周辺の杉から10本を選び,おのおのに名を付けている。推定800年〜1200年,目通り太さ7m〜11m。国指定天然記念物)
    智満寺の大イチョウ(目通り太さ7m,高さ40mで50を超える乳状下垂があり,樹間の乳観音は婦人の信仰が盛ん)
    慶寿寺のシダレザクラ(今川範氏のお手植えによる。目通り太さ4m高さ14m。普通の桜より少し早く開花する。3月下旬) 
    香橘寺のナンテン(樹高5m幹根回り31cm樹齢約400年) 
    井口ののたり松(大井八幡神社境内にあり巨大な老松で枝分かれした枝が地上すれすれに張っている)
    河原町の川越街道の町並み(川越の行われていた当時の町並みが人が住みながら再現され町並み自体が国指定史跡) 
    島田市民俗資料室(大井川川越に関わる資料が多い。一般民俗資料も) 
    島田市博物館(川越と交通をテーマ) 
    オオルリの鳴き声(市内北部山間地の山林に繁殖地。そのさえずりは日本3鳴鳥の1つと言われている)
    上伊太の梅園(2月初旬に梅の花が満開)
    御陣屋稲荷祭り(こう間世事の風刺人形が展示。実施日3月初午)
    耳薬師(香橘寺にあり昔、巳巳(みみ)の日に必ず法要を行い、耳の病に効き目ありとして参詣者が絶えなかった)
    浪よけ地蔵(急ぎ江戸へ行く途中の大名行列が、増水の大井川で川止めになった。お地蔵様が現れ川水を止めてくれた話)
    川会所(川越制度の下における関所的役目を果たした役所)
    セントポール静岡(近代版画専門の展示場)
    ギャラリー発見(地元にゆかりのある芸術家の企画展)
【名産】小まんじゅう(ほのかに酒の香りがする一口まんじゅう)
    地酒(豊かな良質の地下水により醸成された地酒。なかには幻の酒として手に入りにくい酒もある)
    みかん(北部山沿い地域で栽培。近年ハウス栽培が盛ん)
    茶(市内全域で栽培され時に牧ノ原台地には広大な茶園があり良質の茶が生産)
    バラ
【発祥】島田まげ(江戸時代の結髪形として,島田宿の遊女が結い始めたとも,曽我十郎の愛人で島田出身の虎御前が考案したともいわれている。文金島田・くずし島田など)
----------- 旧榛原郡金谷町のデータ -----------
静岡県榛原郡
【いわれ】中世時代、この地に鋳物職人が多くおり、巖室神社に金山彦命という神様がおまつりしていた。初めは「金屋」と言っていたようだが、これが町名の由来とされている。
【シンボル】花(ツツジ)、木(茶)、鳥(なし)
【日本一】日本一の牧之原大茶園(5000ha)
     手術用マスクの製造(年間2億2000万枚、うち80%を輸出)
     日本一のお茶祭り(お茶娘道中など)
金谷駅大井川鉄道始発駅    
【観光】
    童子沢親水公園(自然を主に美しい水と触れ合いのできる公園でキャンプ場も完備)
    牧之原大茶園(東洋一の茶園で、4月には新緑のじゅうたんが広がる)
    牧之原公園から望む志太平野の夜景(茶の接待所、木造和風トイレなども完備。ハイキングコースやデートのメッカとしても人気)
    旧東海道金谷坂の石畳(金谷駅近くにある金谷坂に約30m残る)
    金谷駅大井川鉄道始発駅 
    お茶の郷(牧之原大茶園にある「お茶の郷博物館」にはお茶の歴史や世界各国の喫茶習慣に関する資料などを展示)
    大井川大花火大会(夏の夜、大井川上空に広がる花火の音。実施日8月10日) 
    お茶祭り(お茶娘道中などでにぎわう。実施日4月中旬)
    茶感謝祭式典(八十八夜。実施日5月2日)
    宿場朝市(実施日3月下旬)
    日限地蔵尊(大縁日。実施日8月26日と2月26日)
    金谷街道の町並み(古くから東海道五十三次の宿場町) 
    大井川鉄道(金谷駅から千頭駅までSLが運転される)
    ユメオン(駅前に設置されたモニュメント。10の鐘が20曲を奏でる)
    SLの音風景(大井川鉄道のSLの蒸気と汽笛の音風景)
    川越太鼓(勇壮な大井川の流れのように響き渡る音)
    からくりお茶時計(新ちゃっきり節に合わせて人形が踊る音)
    
    諏訪原城跡(国指定史跡)
    鰐口
    松尾芭蕉句碑
    カタクリの群生風景(4月。牧之原公園斜面)
    れんげ祭り
    大代大念仏(おおじろのだいねんぶつ。戦国時代の戦死者を供養する)
    鑚火(きりび)の神事(新しい火によって食物を作り家内安全、子孫繁栄を祈る神事)
    巌室神社の鎮火祭
    横岡八幡社神楽(四方の舞)
    二軒家の大カヤ(根回り7m目通り6m樹高21m推定樹齢2000年)
    安田の大シイ(根回り19m目通り4m樹高27m)
    竜門の滝
    長者家敷趾・白菊姫(長者屋敷の近くに鬼が出るというので、都から景定卿が鬼退治のため訪れ長者屋敷にとどまり、鬼退治の機会を待った。その間にこの屋敷の娘白菊姫とねんごろになり子どもが出来たが、鬼を退治したとき、その子が13歳になったときに命をなくすであろうと鬼が言ったという。これを悲しむ白菊姫、都へ帰る景定卿、子どもの命を助けるために寺に子どもを託す話など波乱の物語)
    鶏頭塚(芭蕉の孫弟子の六々庵巴静の句碑で金谷最古)
    
【名産】茶(金谷町の地場産業であり、深蒸し茶は有名)
    志戸呂焼(もとは茶つぼから出発、今は茶わんなどで有名)
    葛布織り
    和紙人形
    茶ようかん、茶もなか
    茶ごろも(茶菓子や土産物として珍重されている)
    茶山の香り
          
----------- 旧榛原郡川根町のデータ -----------
静岡県榛原郡
【いわれ】川根町は大井川沿いに開けた町で、大河の流れの元という意味で川根となった
【シンボル】花(桜)、木(杉)、鳥(なし)
【日本一】川根茶
【観光】
    野守の池(妻帯することが許されない僧・夢窓国師を慕う京の遊女・野守太夫がかなわぬ恋のため寺の前の池に身を投じた夢窓国師と野守太夫の悲恋が伝えられている池)
    野守公園(無重力ジェットコースター、ボブコースター、ローラー滑り台などが整備)
    桜の町(了玄の桜トンネル、天王山公園、緑地公園などに5000本)
    足地蔵(全国で唯一。歩行困難、けがを軽くし、助けてくれる)
    八垂ノ滝 
    朝日段公園(南アルプス、大井川の曲折「鵜山の七曲がり」の眺望)
    夕日峠(夕日に映える山の頂が特に美しい)
    笹間川ダム(昭和35年に笹間川を堰き止めて出来た高さ45mのダムでかつて山頂だったところが浮島となっている)
    笹間渡温泉 
    200匹のこいのぼり(3月下旬〜5月上旬)
    SLの汽笛(山あいにこだまする音風景)
    カジカの声(カジカの声と大井川の清流の音が競い合う音風景)
    桜祭り(実施日3月第3または第4日曜日か4月第1または第2日曜日)
    触れ合い祭り(特産品の販売。実施日10月から11月)
    野守祭り(家山地区の納涼祭。実施日8月15日)
    東部島あげ灯ろう大会(家山東部島地区の納涼祭。実施日8月14日)
    笹間神楽
    又平庄太郎氏記念碑
    石上城跡
    流しだい(わらを丸く編みその上にたいまつを付け、それに人が乗って川を下る。7月の盆)
    寿永の桜(紅白の桜が咲くといわれているところから源平桜とも呼ばれる)
    二俣の大杉(1本の杉の木が途中から二またに分かれている)
    天王山公園
    かねこばち(怠け者で金持ちの孫が医者に通わねばならぬほど「かねこばち」を作り、とうとう村一番の財産を人手に渡してしまった。(かねこばちとは、いろりにあたり過ぎると出来る赤い斑点のこと)
    五輪さん(財産家の五右衛門と仁右衛門が土地争いをし、裁判にかけることになった。五右衛門が勝ったが使者が峠からの勝利の合図を間違えてしまったため五右衛門は負けたと思い、自害した。村人は哀れに思い五輪の塔を建てて供養した)
    雨乞いの掛け軸(昔、この川根に日照りが続いた。一人の名主が松兵衛という村人の家に願い事がかなう掛け軸があると聞き、この掛け軸で雨乞いの祈祷をしたところ願いが叶って大雨が降り村は日照りから救われた)
【名産】茶(味と香り日本一で知られている川根茶)
    茶大福(和菓子)
    天王山(和菓子)
    茶ようかん
    一会焼(地元の土を使い、独創的な陶器を作り上げている)