静岡県
【いわれ】中世にこの地を治めていたのが伊東祐親ら地方豪族の伊東で現在の伊東の地名の由来とされている。もともと伊豆の東という意味で現在にも通じる地名である。
【シンボル】花(ツバキ)、木(ツバキ)、鳥(イソヒヨドリ)
【日本一】昭和31年から松川で実施しているたらい乗り競争
     民間ペンションの数約170軒
     公衆トイレの質と数(数寄屋造りなど15カ所)
     松川上流、奥野ダムの自然放水による高さ30mの噴水
   
【観光】
    温泉(源泉771カ所) 
    さくらの里(大室高原。35種3000本の桜、真夏を除く3シーズン開花新種のイトウザクラもある)
    伊豆高原 
    城ケ崎海岸と伊東海岸(城ケ崎海岸は絶壁が続くリアス式海岸で男性的景観美)
    水道山のわき水
    一碧湖(大室山の北麓にあり周囲4kmの湖。湖中には12の小島が浮かぶ。周囲の散策、ボート遊び、釣りなどが楽しめる)
    葛見神社の大クスノキ(最大幹回りは15.5mあり,東日本一の巨木。樹齢推定1000年。国指定天然記念物)
    八幡野八幡宮来宮神社社叢(熱帯シダのリュウビンタイなどのシダ類が繁茂。国指定天然記念物)
    林泉寺のフジ(花房の長さが1.5mにも及ぶ)
    蓮着寺(日霊上人による建立で、上人ゆかりの袈裟かけの松や石喰いのモチの木などがある)
    門脇崎灯台(展望台付き灯台)
    奥野ダムと松川湖(松川上流に完成した人造湖)
    奥野エコーブリッジ(奥野ダム)
    伊豆海洋公園(50mの公認プールはアクアラングでの潜水の公認練習場になっており、スキューバダイビング練習生のメッカ)
    池田20世紀美術館(研究者に対して収蔵品の一部を閲覧させておりきわめて珍しい運営。一碧湖近くにある)
    城ケ崎おもしろ博物館(伊東の民俗資料5000点以上を収集し一部を展示、江戸時代から明治時代のガラス絵は必見)
    人形の美術館それいゆ(人形作家、中島萬里の創作人形を中心に世界の人形400点余も展示)
    伊豆グリーンパーク(一碧湖入口付近にあり、ラン約50種を中心にした熱帯植物園)
    伊豆ぐらんぱる公園(スポーツとレジャー施設が整備された公園)
    宝生庵内田美術館(横山大観、川合玉堂らの絵画を展示) 
    木下杢太郎記念館(明治末期から大正時代にかけて医学者、詩人、劇作家、文人画家として活躍した氏の生家を利用し関係資料を展示紹介)
    観光遊歩道(伊東海岸から松川湖に至る海と山を結ぶ)
    路線バス・リンガーベルの音風景(メキシコのストリートカーをまねたバスの合図の音)
    シャボテン公園の夕方の音風景(鳥や動物の声に満ち密林を思わせる音風景)
    汐吹き岩の潮の音風景(満潮時に吹き上げる潮の音)
    松月院の鐘(市民に親しまれている時の鐘)
    仏現寺の平和の鐘(鐘の名は著名歌人の和歌)
    大室高原の山焼き(春の訪れを告げる。実施日3月第1日曜日)
   
    大室山からの眺望(相模、駿河、富士、伊東市街地を一望できる)
    新井山からの伊東全景(相模湾と自然に恵まれた温泉街の全景)
    松原林道からの伊東全景(海、川、山の伊東温泉の自然環境)
    松川河畔の旅館街(明治の木造建築物が並ぶ温泉街で伊東温泉のシンボル)
    絶壁続く城ヶ崎の海岸(リアス式海岸の男性的景観美)
    安針祭(伊東でわが国初の洋式帆船を建造したイギリス人ウィリアムアダムス(三浦按針)をたたえる祭りで昭和22年から実施。夏,最大の行事。実施日8月8日〜10日)
    三浦按針記念碑(洋式帆船の建造の記念碑)
    つつじ祭り(約40haの広い園内に10万本余のツツジが4月下旬より赤いじゅうたんを敷き詰めたように咲き乱れる。実施日4月29日〜5月5日)
    鈴虫祭り(納涼行事の1つで,愛好家が育てたスズムシが宣伝に一役あく)
    シャボテン祭り(シャボテンの産地にちなむ祭りで,南国のムードのラテン踊りが面白い。大室山の山焼きも彩りを添える)
    伊豆シャボテン公園(大室高原にあり5つのピラミッド型大温室には世界各地から集められた3500種のシャボテンが植裁されており、珍しい動物や鳥たちにも会える)
    伊東夏祭り(新井,玖須美地区の祭り。実施日7月15日から16日) 
    伊東秋祭り(みこしを担ぐ若者は,口に奉書紙を挟み声を出さない珍しい祭り。実施日10月14〜15日)
    神様に静かに(伊東の祭りでは神社毎にみこしが出るが、いずれも「ワッショイ」などの掛け声は一切掛けず、静かに練り歩く風習がある)
    神様の乗るみこしを2階から見ては行けない風習
    音無神社しりつみ祭り(暗闇でしりをつねって神酒を酌み交わした故事にちなむ奇祭で社殿の灯火を消して隣の人のお尻を摘み盃を回すもの。実施日11月10日)
    川奈・八幡野の万灯(20貫の万灯を操る。海の男達の力比べ。実施日9月16日) 
    新井神社裸祭り(新井神社の例大祭として産土神の出現を歓喜して,祖先の偉業に感謝し,現在の人々の繁栄と心身の行いを正すための行事。裸の男子が厳冬の海中へみこしを入れるという勇壮にして厳粛な祭りである。実施日1月7日隔年)
    「ねこの博物館」(日本ネコ科動物研究所の付属施設でネコ類の知識の普及を目的に,標本や資料を展示と野生の猫の世界も紹介,更に世界の猫約30種50匹も飼育しているので触れる事も出来る。「ねこの美術館」併設)
    ペンギン博物館(全17種世界のペンギンのリアルな模型と生態を紹介。ペンギンの部屋、ペンギン島人形劇場も)
    伊藤文学碑めぐり(木下杢太郎文学碑、北原白秋歌碑、室生犀星詩碑、高浜虚子句碑、尾崎士郎文学碑、萩原井泉句碑、尾上柴舟歌碑らの碑がある)
    仏現寺のてんぐの詫び状(仏現寺にはいまだに解読されていない謎の梵字の文書が残っており、昔、伊東の民衆を苦しめていた天狗を仏現寺の住職が調伏(じょうぶく)し、その際に置いていった詫び状であるという)
    稚児が淵(源頼朝と伊東祐親の娘のロマンスが実り男の子が生まれたが、伊豆配流中の身であることから、この子を松川中流の稚児が淵に沈めたという話)
    七福神めぐり(伊東温泉。弁財天(松月院)、寿老神(最誓寺)、布袋尊(東林寺)、毘沙門天(仏現寺)、恵比寿神(新井神社)、福禄寿(林泉寺))
    伊東温泉めちゃくちゃ市(食べて飲んでおみやげ買って福来る。地場産品の試食、販売。実施日1月25日から26日)
    八幡野港・新春乗り初め式(船上おひねりまきや紅白餅まき、磯物のみそ汁、お神酒、干物のサービス、餅つき大会など。実施日1月2日)
    甘夏みかん狩り(市内17のみかん園で。実施日5月いっぱい)
    毘沙門天祭だるま市(伊東七福神の毘沙門天を奉る日蓮宗本山仏現寺のお祭り。実施日2月15日から16日)
    紀元祭ほこほこ祭り(伊東みこし連合5団体が中心に、子ども創作みこし、みこしレース、大鉾神輿の綱引きなど。実施日3月22日から23日)
    小室山つばき園つばき鑑賞会(1000種4000本の椿が咲き乱れ約200種の一輪挿しや生け花など展示。実施日2月15日から3月9日)
    伊東マリンタウン(道の駅。太平洋を間近に望むウォーターフロント感覚あふれる美しいプロムナード(遊歩道)と大規模なサンライズマリーナ)
    うさみ観音寺(座像日本一の平和大観音と曼荼羅の数日本一の仏教資料館)
    東海館(伊東温泉観光文化施設。伊東のシンボル的存在の昔懐かしい木造旅館)
    冬花火大会(花火ファンタジアとして海上2ヶ所より約2000発の花火と音とレーザーによるファンタジックな夜空を演出。実施日12月22日)
    冬のよさこいソーズラ祭り(実施日12月22日)
    BIG POWER伊東(バイクのトライアル競技や千人鍋など。伊東マリンタウン。実施日12月22日)
【名産】魔除けどんどろ人形
    茶(ぐり茶。茶の葉を棒状ではなく、ぐりぐりにもんだもの)
    ミカン(真夏を除いてミカン狩りが約23の農園で楽しめる)
    アジ、ムロ、カマスの干物やイカの生干しなどの海産物
    いちじくジャム
【発祥】洋式帆船の建造
    たらい乗り競争(松川で昭和31年から実施)
    通年実施のみかん狩り(昭和31年から実施)
    しり相撲(しりつみ祭りで実施)