静岡県 【トピック】2005/07/01 浜松市と天竜市、浜北市、周智郡春野町、磐田郡龍山村、佐久間町、水窪町、浜名郡舞阪町、雄踏町、引佐郡細江町、引佐町、三ヶ日町が合併 --------- 旧浜松市のデータ ------------ 【いわれ】「はままつ」の名が登場するのは平安時代。「和名抄」の中に「波万万津」と記されている。「浜」は海浜。「松」はそこに繁茂する常磐木であり、このことから地名が生まれた。 【シンボル】花(ハギ)、木(松)、鳥(ツバメ) 【日本一】テレビ発祥の地(高柳健次郎がブラウン管映像実験成功) 楽器産業発祥の地(ピアノ国産第1号、楽器製造全国の90%) 光電子増倍管(国内生産のほぼ100%) 浜松祭り(たこ揚げ合戦。勇壮な糸の切り合い140余町が参加。中田島海岸で5月3日〜5日実施) かんぱん生産(災害時の非常食などとして全国の80%を生産) 国産オートバイ発祥の地(本田宗一郎氏が「ポンポン」を開発) 【観光】 舘山寺温泉(浜名湖畔。三方を湖に囲まれた風光明美な温泉で昭和33年に開湯) 中田島砂丘(日本3大砂丘の1つ。東西4km、南北0.6kmの中田島海岸の起伏に富む砂丘美しい風紋) 遠州灘海浜公園(野鳥観察に最適) 浜松市フラワーパーク(自然地形を生かした総合公園で世界中の2300種類の花々が咲き誇る。原種ツツジ園、バラ園、花菖蒲園、温室、日本庭園、芝生広場など) 浜松市動物園(約130種の動物たちとの触れあいが出来る) 浜松城(引馬城、出世城と呼ばれていた。現在は石垣を残すのみであるが昭和33年に天守閣が再建され城内は郷土博物館となっている) 浜松祭り会館(浜松祭りのすべてを再現し紹介。市内各町の実物の大凧39枚と豪華絢爛な屋台3台が展示) 浜松祭り(端午の節句に長男誕生を祝ってたこを揚げるもので430年の歴史を持つ。日本一のたこ揚げ合戦として知られる。実施日5月3日〜5日) 浜松祭り激練り(ラッパ,かけ声はやらまいか精神の極み) 浜松秋祭り(中心商業地の活性化を図るために始められた。実施日10月上旬) 七夕夏祭り(夏の風物詩。各商店街の豪華な飾り付けで目抜き通りがにぎわう。実施日8月上旬) かんざんじ灯ろう流し花火大会(浜名湖の湖面を美しく彩る風流な灯ろう流しと夜空を焦がす花火の祭典。実施日7月第4土日曜日) 遠州大念仏(三方原合戦の戦死者供養に始まり420年の歴史をもつ。実施日7月15日) 虚空蔵様とだるま市(だるま市。実施日2月11日〜13日) 滝沢の放歌踊り(実施日8月13日) 浜松海岸のアカウミガメおよびその産卵地 法橋の松 笹ヶ瀬いん石 蜆塚遺跡(明治22年(1889)に発掘。縄文時代後期の集落跡で住居5戸が復元展示、シジミの貝殻層も見ることが出来る。国指定史跡) 鴨江青葉通り旅館街の町並み(昭和初期までの遊郭) 鴨江寺彼岸会(春秋の彼岸に亡き霊の供養をするもの。実施日毎年春・秋彼岸) 旧東海道(中野町〜安新町)の町並み(天竜川端の宿場としてにぎわう) 浜松科学館(見学しながら学び、自然や宇宙体験が出来る。館内は自然、宇宙、音、光、エレクトロニクス、力の6コーナーに分かれて展示) 浜松市立博物館(浜松を中心とした地域の歴史文化の流れが把握できるように展示。蜆塚遺跡関係資料) 浜松市立美術館(館所蔵美術品であるガラス絵は全国でも珍しい) 浜松市立賀茂真淵記念館(郷土の国学者の資料展示。江戸時代の国学者として知られる賀茂真淵の直筆の書簡や短冊など展示) 犀ヶ崖資料館(三方原合戦(元亀3年(1572)に徳川家康と武田信玄との激戦)の説明をはじめ,遠州大念仏の資料を展示) 浜松復興記念館(戦後の復興事業の記録を保存) 浜松アリーナ(8000人の収容能力を擁する多目的ホール) フォルテ(高さ35mの吹抜屋内庭園をもつ複合ビル) 大草山からの眺望(今切口から奥浜名湖までの眺望) 浜松駅周辺都心景観(景観に配慮した美しい都心空間) 佐鳴湖公園(東西1km、南北3kmの青い湖水と樹木があり芝生広場、散策路、野鳥観察舎、釣りなどが楽しめる市民憩いの場) プロムナードコンサート(音楽の町,浜松で街角コンサート) 友愛の鐘(時を刻むと共に季節のメロディを奏でる) アクトシティ(音楽,文化,産業の複合交流空間。高さ212.7mの超高層) 浜松パルパル(内浦湾に広がるプレイランドで、様々な遊戯施設が整備されており大草山と結ぶロープウェイでは眼下に浜名湖を長めながらの空中散歩も楽しめる) 浜名湖オルゴール館(1999/7/24に開館。巨大なフェアグランドオルガンの他に約50点の展示物や手作り体験工房、自動演奏楽器などもある) クリエート浜松(AVなど最先端設備をもつ地域文化センター) 楽器博物館 テレビ発祥の地記念碑 賀茂真淵生誕の地記念碑 佐鳴八景の歌碑 石川倉次顕彰碑(点字考案者) 花川のコスモス わんかし池のお姫様(都田の村境の古池。貧しい村人に酒宴時におわんを貸す池があったが、欲深い男のために・・という話) たんぼをならすしろかき地蔵(下大瀬の老夫婦の農家。田植え前に病床に伏すが一心に祈ると、翌朝、手足を汚した地蔵が・・という話) 村中そろって引っ越し(浜名橋近くの集落。大地震があり津波を避け村中舟で北方の半島へ引っ越し。村越→村櫛(現在名)) 千畳敷の鍾乳洞(滝沢の大鍾乳洞。村人達を苦しめる大蛇の退治を修業僧に依頼し、大日如来をまつり毎日祈祷した結果・・という話) 十九番観音根上がり松 浜名湖花博(期間限定2004/4/8-10/11。浜名湖ガーデンパークで。花緑みらい館、浜名湖館、浜松産業館、主催者庭園、展望塔、屋外ステージ、テーマ館国際展示ホール、花の美術館、園芸文化館、国際庭園、園芸文化植物園などのテーマパーク) 【名産】うなぎ白焼き(浜名湖=ウナギといわれ、本場の味が賞味できる) すっぽんスープ(日本一の養殖生産を誇る) 浜納豆 うなぎパイ ざざんざ織(絹の玉糸と真綿の手紡ぎ糸を使った手織工芸織物) 浜松張り子(旧徳川幕臣の浜松移住により製作を開始) ミニハーモニカ(世界的楽器のメーカーヤマハのおみやげ品) 【発祥】国産ピアノの製造 国産オートバイの製造 テレビ発祥の地(高柳健次郎がブラウン管映像実験に成功)--------- 旧天竜市のデータ ------------ 静岡県 【いわれ】シンボルの中央を流れる天竜川にちなむ 【シンボル】花(ヤマユリ)、木(杉)、鳥(キセキレイ) 【日本一】船明ダム湖にある天竜漕艇場(2000mの直線コース) 日本三大美林として名高い天竜美林 熊(くんま)水車の里 鹿島の花火(山峡にこだまする音響効果が抜群) 天竜川の支流の1つである阿多古川の清流とそこに生息する鮎 【観光】 清らかな水が流れる川や緑の山並みなどの自然環境 スーパー林道天竜線からの眺望 観音山牧場からの眺望(富士山や赤石連峰が一望できる。4月上旬には桜祭り) 鳥羽山公園からの眺望(遠州平野と天竜川が眼下に広がる。) 二俣城址(城山として知られる。元は蜷原城(になはらしろ)と呼ばれていた。現在は石垣や遺構を残すのみ) 城山公園(武田と徳川の攻防を偲ぶ城跡) 光明山からの眺望(遠州平野と天竜川が眼下に広がり、遠くは浜岡原発まで見渡すことができる) 天竜リバーサイドスポーツ施設(天竜漕艇場、木材をふんだんに使用した宿泊棟、体育館が船明ダム湖畔に一体となって整備されている。天竜漕艇場は日本漕艇教会公認のB級2000mコース) くんま水車の里(地元産手作りそば販売) 遠州天竜下り(船明ダム支流から鹿島橋下まで天竜川を下る。日本三大急流のひとつ) 清瀧寺(徳川家康の長子・岡崎三郎信康の御廟所。天正7年二股城内で自刃) 鹿島の花火(1000余発の速射、スターマイン、仕掛け花火どが夏夜空を焦がし、天竜の川面を染める真夏の風物詩。実施日8月第1土曜日) 船明ダム湖(ふなぎら。漕艇場や相津マリーナ) ドラゴンサミット(竜の字を市町村名にもつ市町村同士の交流を図る) 杉の里ロードレース大会(自然豊かな北遠路を舞台に健脚を競う。実施日2月中旬から下旬日曜日) 産業観光祭り(戦国時代さながらの信康武者行列の大パレードを繰り出す。実施日11月上旬) 全国高校選抜競漕大会(実施日3月下旬) 懐山のおくない(年頭にその年の安全、豊作を祈る儀式。中世鎌倉期から伝えられている。実施日1月3日。国選択無形民俗文化財) 遠州大念仏(徳川家康が三方ヶ原の合戦の戦死者の供養のために奏したのがはじまり。盆の3日間、新盆の家で行われる。実施日7月13日から15日) 二股祭り(14台の屋台により繰り広げられる遠州地方随一の夏祭り。江戸時代末期からの伝統。実施日8月中旬) 光明山古墳 内山家長屋門 松尾芭蕉句碑(二股中学校校庭) 熊の町並み(かつては秋葉山、善光寺、鳳来寺への3街道が交わるところにあり旅籠などが残っている) 湖畔の家(第3セクタ) 山の講(林業の恵みに感謝して仕事の安全を祈る風習) お日待ち(地域の集会。かつての庚申講が秋葉講に変わったもの) どんど焼き(小正月にしめ飾り等を持ち寄り焼く行事) 金貸し水神(病気に質に借金を申し入れ、返済金の代わりに病気を取り上げる) いぼ取り観音(岩場の観音堂かたわらの湧き水がいぼ取りに効果がある) 小堀谷鍾乳洞伝説(洞窟の神像に願い事をすると御利益があるという) 七草の七つがまと竜神の話 東嶺線展望台 観音山放牧場 将軍杉(樹高39m目通り10m。坂上田村麻呂が食事に使ったはしが根付き、巨木になった) 米沢諏訪社のイチイガシ(樹高42m目通り5m根回り6m) 嶺樹庵のイロハモミジ(地上2m付近より数本に分岐して樹形が美しい) 船明の二本杉(国道152号線沿いにある) 柴のタブノキ(熊地内の民家にあり樹高18m目通り周囲6m) 【名産】信康もち 天竜二俣城もなか あゆずし(天竜通い筒) 天竜焼(高取焼の流れに天竜の豊かな緑と清流の息吹を込める) 天竜シイタケ 天竜杉(日本三大美林の1つに数えられる良質材) 天ぷらそば(幻のきのこマイタケを天ぷらにした手作りそば) そばまんじゅう(そば粉100%の香り豊かなまんじゅう) 天竜茶(大河天竜がはぐくむ芳ばしい香りと深い味わいがある)--------- 旧浜北市のデータ ------------ 静岡県 【いわれ】5か町村合併時に、浜名、天竜、北浜、美薗(みその)、浜北が候補にあがったが市制、町制どちらかの最終的方向付けとともに、結局県知事の判断にゆだねられた。 【シンボル】花(サツキ)、木(マキ)、鳥(なし) 【日本一】植木、苗木の生産 ジロウガキ 冬のからっ風と長い日照時間 【観光】 県立森林公園(天竜川、遠州灘、赤石の峰々など雄大なパノラマが楽しめる。アカマツ林の自然林で約1000種の樹木が自生する) 空の散歩道(吊り橋) 太平洋富士見平(遠くに富士山を望む景色が素晴らしい) 林業青年の家からの市内夜景 新田組龍灯 赤門上古墳 浜北市郷土資料館(旧石器時代の浜北人骨の展示) 屋敷のまき囲い 天竜川(6月の鮎釣り解禁には多くの太公望が集まる) 岩水寺(遠江四十九霊場巡りの1つとして安産、子育てなどの本尊。2月の星祭りが有名。約1300年前に行基が創建した真言宗の名刹。桜の名所でもある) 星祭り(その年の星をまつって悪事災難を免れるよう祈願する。実施日2月第3日曜日) 岩水寺花祭り稚児行列(実施日4月第1日曜日) 浜北祭り(昼は緑花木をはじめとする天竜川流域の大物産展。夜は花火大会。実施日6月上旬) 遠州大念仏(元亀3年、家康の計略で戦死した武田の武将を供養するためにはじまった。実施日7月13日〜14日) 不動寺春季大祭(護摩の火の燃える中で病難災厄を振り払う大護摩祈祷が行われる。実施日4月第1日曜日) 浜北の大カヤの木(国指定天然記念物) 浜北市農協緑化花木センター(植木のまち浜北の1つの顔的存在。日本で初めての植木神社もある。緑のデパート。浜北特産の苗木、植木、盆栽などの展示販売) 万葉の森公園(万葉集の歌の内4首が浜北市で詠まれていることから,万葉集に詠まれた植物のうち300種,5000本を植栽) 浜北市文化センター(ホール、郷土資料室) 遠州のからっ風(北西の季節風。12月頃から樹木を揺さぶるような強い風が吹く) 静岡県林業技術センター(木材加工などの試験研究) 植木祭り(特産である植木園芸を主体に。実施日3月第1土日月曜日と10月上旬) 浜北森林公園ロードレース大会(親と子が楽しく走ることを目的の健康マラソン。実施日3月第3日曜日または第4日曜日) 天宝堤 大平城址 万葉歌碑(市内5ヶ所) 松尾芭蕉句碑(市内2ヶ所) 賀茂真淵歌碑 岩水寺・御陣屋川沿いの桜並木(4月上旬) 筒がゆ神事(農作物の豊凶を占う) 浦安の舞(その年の平穏無事を祈りみこが踊る) 堀谷の山の神祭典(堀谷地区) 袖が浦物語(その昔、海に住む赤蛇神が人々を困らせていたが、時の将軍坂上田村麻呂は恐れもせず、海を乗り切った。しばらくして玉袖という美女との間に子どもが出来、2人の様子をそっとのぞき見るとなんと女は赤蛇神の化身だった。正体を見られた女は子育ての玉と袖が浦一帯を静める玉を残して海に戻った。後に田村麻呂の子俊光が自ら菩薩像を刻み岩水寺におまつりした。これが「子育て地蔵尊」の始まりである) 於呂神社 六所神社(宮口地区) 新原の大マキ 西光院のサザンカ 白山神社のクス 長屋門(幕末に小松村の庄屋に陣屋を置くために作られた門) 秋葉山常夜灯 接待茶屋跡 【名産】浜北風車 小松手まり 緑の宝石(まだら入り観音竹、翠松園) 遠州特産くず湯、きねつききびもち、あわもち 植木園芸 次郎ガキ(市北部大平地区で多く栽培されている) 中国野菜、メロン、セロリー--------- 旧周智郡春野町のデータ ------------ 静岡県周智郡 【いわれ】旧熊切村の霊峰春埜山は、犬をまつる信仰の山であったことから合併の際、この山にちなんだ「春野」が新町名にふさわしいということで定められた。 【シンボル】花(ヤシオツツジ)、木(モミジ)、鳥(ウグイス)、その他(スミレ) 【日本一】大てんぐ面(山村開発センター敷地内の天狗広場にあり 、高さ8m、幅6m、鼻の高さ4m) 5000本以上もある京丸のアカヤシオ、シロヤシオ群生地 秋葉山本宮秋葉神社(全国各地の秋葉神社の元といわれる) 【観光】 秋葉山(秋葉神社。火防の山として有名。全国各地の秋葉神社の元と言われる) てんぐの里(信仰の山・秋葉山に火伏せの神・秋葉神社があり古来天狗伝説が少なくない) 大てんぐ面(山村開発センター敷地内にあり高さ8m幅6m鼻の高さ4m) 秋葉の火祭り(火伏せ信仰の山・秋葉山の秋葉神社総本宮などで行われる。火の舞いは有名。実施日12月15日〜16日) 秋葉太鼓の音風景 岩嶽山のヤシオツツジの群生(4月下旬から5月上旬。国指定天然記念物) 京丸のアカヤシオ及びシロヤシオ群生地(岩嶽山(1369m)山頂付近に古木約5000本が群生。4月下旬から5月中旬に開花。国指定天然記念物) 犬居城跡(城山として親しまれており、標高250mの行者山山頂にある) 春埜山(はるのさん。標高883m霊峰として信仰されている) 気田川の清流と流域のキャンプ場 明神峡(紅葉の名所) スーパー林道天竜線からの遠望 新宮池(珍しい山頂池) 新宮池の夏祭り(標高500mの山頂池で、舟屋台を浮かべ打ち上げ花火を打ち上げる涼味満点の祭り。実施日7月下旬) 大光寺(春埜山山頂にあり行基上人により開山。春埜の大杉が歴史を感じさせてくれる) 春埜杉(はるのすぎ。県内随一の巨杉。目通り幹周り14m樹齢約1300年) 木材パルプ発祥の地(総面積の約92%を山林が占める自然環境) 森林文化伝承館(町域の92%を占める山林に関わる資料を展示) はるの大てんぐ祭り(秋葉山など天狗にゆかりの深い当地に大てんぐ面が設置(昭和61年(1986)3月)されて以来、行われている。実施日4月第3日曜日) 白井鐵造記念館(町出身で宝塚歌劇団の名演出家で宝塚レビューの生みの親である白井鐵造をしのぶ記念館。直筆の脚本原稿などの貴重な資料が展示されている。「すみれの花咲く頃」の作詩者) 町歴史民俗資料館(明治22年に王子製紙倉庫として建設された赤煉瓦の建造物) 勝坂神楽の里(勝坂神楽伝承館。400年の伝統を持つ素朴な神楽舞。子宝に恵まれると信仰厚くたくさんの若夫婦が訪れる。実施日10月下旬) 春野触れ合い公園(多目的公園) メロディチャイムの音風景 はるの産業祭り(農産物、水産物などの地場産品のPR。実施日11月第3土日曜日) つなん曳(びき。5月5日の節句の夜に竹やヤナギの枝で作った長さ30m余りの滝を若者が担ぎ、初節句を祝って練る。) 釈迦空歌碑 加茂真淵古文書碑 京丸ボタン(山深い京丸谷の中腹に60年に一度、傘ほどの大きさの白いボタンの花が咲くと言われ、江戸時代の読み物などに紹介されている) 堤防を止めた2匹の竜(昔、気田川畔の犬居で大水のため堤防が決壊しそうになった。村人が神に祈ると天から2匹の竜が現れ堤防の決壊を防いだという。以来、犬居では5月5日にヤナギや竹で龍神を作り若者達が練り歩く) 【名産】茶 シイタケ ジネンジョ あまご甘露煮 ワサビ--------- 旧磐田郡龍山村のデータ ------------ 静岡県磐田郡 【いわれ】旧龍川村(現在・天竜市)、旧山香村(現在・佐久間町)の一部が分村し、両村の1文字ずつ採り「龍山村」が誕生した。 【シンボル】花(ミヤマツツジ) 木(ホソバシャクナゲ)、鳥(なし) 【日本一】杉、ヒノキの人口美林 【観光】 秋葉ダム(昭和33年に完成した多目的ダムで、青く満々と水をたたえている。新緑、紅葉狩り、湖畔散策、釣りなどが楽しめる) 秋葉湖の千本桜(遠州地方随一の桜の名所) 桜祭り(秋葉ダム湖畔で地元の特産品販売や見物客でにぎわう。実施日3月最終日曜日から4月第1日曜日) 秋葉神社 学術参考保護林(樹齢百余年の人口樹林。杉やヒノキ) 森林文化会館(パイプオルガンや300人収容のホール) 白倉峡(白倉川に沿って10kmに渓谷美。天竜奥三河国定公園に属し奇岩や滝などが楽しめる。渓流釣りも) 鳴瀬の滝 龍山村青少年旅行村 緑花木センター(花木の展示即売) 郷土文化保存伝習館(山村民具の展示) 郵便資料館・緑郵庵(古郵便、有名画家の錦絵、商品のチラシなど数万点を収集展示) 大嶺八幡神社祭(屋台引きなど。大嶺地区の祭り。実施日8月中旬) 瀬尻白山神社祭(屋台引き、各種イベント。実施日11月3日) 村民祭り(学芸会や各種バザー、展示、舞踊などのイベント。実施日11月第2日曜日) しゃくなげ植木祭り(緑花化センターで。季節の花木を販売。実施日5月上旬) ぶかだこ祭り(寺尾地区。170余年前から長男の生まれた家の初節句に和紙225枚で骨は4本で尾のない大ぶかだこを揚げて祝うもの。実施日6月中旬土日曜日) ふるさと村 村民体育祭(地区対抗による総合運動会。実施日10月10日) 秋葉神社参拝マラソン大会(防火の神として知られる秋葉神社までの12.4kmのマラソンでコースからの景観が素晴らしい。実施日10月下旬) 秋葉ダム桜マラソン大会(実施日4月第1日曜日) 山女釣り解禁(白倉川、夏秋川。実施日3月1日) 鮎釣り解禁(白倉川や天竜川。実施日6月1日) 機織り淵(機織りが上手で気だての良い優しい娘が隣の集落へ嫁いだが、子どもが授からず機具(はたぐ)を背負って泣く泣く実家へ戻る途中、木の根につまずき淵の中に沈んでしまった。それからはこの淵から悲しげな機を織るおさの音が聞こえるという) あゆ釣りの地蔵様(昔、一人の旅人が小石になって腰の痛みを治してくれた地蔵様に供え物の代わりに自分の歳の数だけ丸い小石を集めて供えた。それからというもの、お参りする人が後を絶たず、歳の数だけ石を供えるので1mもある地蔵様も首まで石に埋まってしまったという) 【名産】深山シメジ、シイタケ(素材をの味生かしたいろいろな料理法が楽しめる) ラム肉(ジンギスカン料理。独特の臭みが無く肉質の柔らかさと味のよいのが評判) シャクナゲ、ツツジなどの花木 天然石アクセサリー ぶか凧せんべい 手作りこんにゃく(いろはこんにゃく。手作りならではの味わいが楽しめる)--------- 旧磐田郡佐久間町のデータ ------------ 静岡県磐田郡 【いわれ】調べているが、今のところ佐久間という名目の根拠となるものがなく、文献にも見当たらない。 【シンボル】花(ツツジ)、木(杉)、鳥(メジロ) 【日本一】水力発電量日本一の佐久間ダム(高さ155.5m、最大出力35万kw、昭和31年(1956年)に完成) 【観光】 佐久間ダム(水力発電量日本一のダムで高さ155.5m最大出力35万KW。人工美と自然美が調和したダムには桜、紅葉が湖面に映える) 民話(120余の民話がある) 浦川キャンプ場、上島キャンプ場(清流遊びの拠点) さくま自然休養村(緑と水と電力の里を実感できる施設) 佐久間ダム祭り(ダム建設の殉職者の慰霊のための祭りで龍神の舞が踊られる。町最大の祭り。実施日10月下旬) フェスタさくま(商工会の産業祭り。ミニ運動会や縫いぐるみショーなど。実施日11月) スーパー林道天竜線のパノラマ 大入川渓谷(新緑、紅葉狩りに最適) 大洞峡 天竜川・大千瀬川(アユ釣りのメッカ) 佐久間ダム放水時の瀑布の音風景 天竜川の大千瀬川の瀬音風景 天竜の森公園の野鳥のさえずり音風景 花火打ち上げの山峡にこだまする花火の音風景 町立図書館(JR佐久間駅駅舎内に設置) 郷土遺産保存館(山村の暮らしを伝える郷土の民俗、催事の資料館) 佐久間レールパーク(全国でも珍しい電車の資料館で、電気機関車などを展示し車両運転体験も出来る。中部天竜駅構内にある) 佐久間ダム電力館(発電の仕組みがわかる電気の資料館) 民俗文化伝承館(江戸時代の農家を移築した民話の資料館) 井上靖文学碑(井上氏の天竜川をたたえる詩) 天竜川上島親水公園 浦川歌舞伎(実施日9月23日) 佐久間町駅伝大会(町内の各集落拠点を結び縦走する冬の一大イベント。実施日2月第1日曜日) 川合・花の舞(鎌倉時代から始まったといわれ、五穀豊穣を祈願する民俗芸能。鬼の舞がメイン。実施日10月26日) 佐久間夏祭り(自治区毎の祭り。実施日7月から8月) 佐久間秋祭り(自治区毎の祭り。実施日9月から11月) ホソバシャクナゲ(浦川・吉沢地区に群落) 西渡の町並み(天竜川の川運で栄えた町で、商人、船頭宿などの面影が残る) かっぱのくれた目薬(医者に助けられたかっぱがお礼に目薬の作り方を教えたという) 機織り淵(落ち武者と農夫の娘の悲しい恋物語) やまんば(人を食う恐ろしいやまんば(山うば)を村人が退治する話) もちい(城西地区。旧正月行事) 【名産】茶 シイタケ 山菜加工品(ヤマゴボウ、フキ、ユズなど) 木工品 川魚加工品(アユ、アマゴの甘露煮など)--------- 旧磐田郡水窪町のデータ ------------ 静岡県磐田郡 【いわれ】町制施行に際し、奥山村は引佐郡にある方広寺半僧坊の所在地を奥山と称していたことと、江戸、明治時代より水窪の名称が商取引、小学校名、郵便局に使われていたことによる。 【シンボル】花(ヤマユリ)、木(トチノキ)、鳥(ヤマガラ) 【日本一】古代文字の入った水窪石(砂岩で長さ34cm、幅20cm、厚さ7cm、重さ7.4kg。 風化して表面に丸、四角、矢印などを組み合わせた記号のようなものが刻まれている。これは地中海沿岸の古代国家フェニキア文字に似ていると話題になった。原始的な文字と断定できないが、貴重な資料として保存している) 【観光】 白倉山の原生林 オフロードコース(秋葉山〜竜頭山〜山住峠〜水窪ダム) 幻の池・池の平(遠州7不思議のひとつで「幻の池」は7年ごとに現れる不思議な池。町の南西部の佐久間町との町境に近い亀ノ甲山の標高650mの山中に一滴の水もない山頂の窪み「池の平」に突然として湧くもので,此までの出現は昭和57年8月11日,平成元年(1989)9月8日で南北に80m,東西に30m,周囲200m,深さ3mでわずか3日で消滅。平成9年(1998)10月2日に確認。周囲約120m,深さ約1mの池で水がしみこみにくい土壌の窪地に大雨によって周囲から水がしみ出して一時的にたまるというのが専門家の見方) 池の平の水(普段は一滴もない盆地に7年に一度突如湧出するおびただしい澄水で事前にゴウォーという音が聞こえるという) 山住神社(徳川ゆかりの神社。標高1100mに位置し和銅年間(708〜714)創建の古社) 切通峡(奇岩景勝の地。ヤシオツツジの群生) 布滝 野鳥の森 山王峡温泉 高根城跡 山王峡(水窪川と戸中川の合流付近から戸中川沿いの峡谷) みさくぼ祭り(実施日9月第2土日曜日) 山住神社春季大祭(実施日4月17日) 西浦の田楽(養老3年(719)行基菩薩がこの地に来て仏像と数個の仮面を作り奉納したのが始まり。実施日旧暦の1月18日。国指定重要無形民俗文化財で平安時代の様式を伝承した舞) 山村文化資源保存伝習館 青崩峠(標高1082mの遠州と信州を結ぶ旧信州街道(秋葉街道)の難所。中央構造線(中部断層)が露出する場所としても知られる) 国盗り綱引き合戦 塩の道 桂山遺跡(他8ヶ所) 次郎兵衛様兄弟の話(絶世の美男美女の悲恋物語。道祖神として現存) 悉平太郎(しっぺいたろう。勇犬早太郎。遠州見付天神の怪神を退治した勇犬早太郎の話。小さな碑が残る) ニホンカモシカ(国指定特別天然記念物) 【名産】こんにゃく(硬さと風味) シイタケ(香りと風味) とちもち(独特の風味) 水窪茶(渋味とまろやかさがマッチ)--------- 旧浜名郡舞阪町のデータ ------------ 静岡県浜名郡 【いわれ】徳川時代には前坂といったが、郷名舞沢の「舞」の字と当時の村名前坂の「前」の字とは字訓が似ていることから、これに「坂」の字を配して舞坂宿に改め、町制施行により舞坂の「坂」が「阪」に、「宿」が「町」に変わった。 【シンボル】花(マツバギク)、木(松)、鳥(なし) 【日本一】シラスの水揚げ高 ディビダーク工法橋りょうとしては世界最長の中央径間長の浜名湖大橋(橋の延長1.6km) すっぽん養殖の生産量 青のりの品質、味や香りなど 【観光】 浜名湖(湖の面積69Kuで全国10位、湖岸線の長さ103kmで全国3位。明応7年(1498)の大地震による大津波により今切口が開け遠州灘と通じ、かん水湖となっている。魚介類の宝庫でもある) 海浜公園(海水浴場としてまた、潮干狩りのメッカとして有名。夕日も素晴らしい) 弁天島温泉(浜名湖の南端の7島を12の橋で結んだ緑の浮島のことで温泉郷としても知られる) 渚園(テニスコート、野球場などスポーツ施設が完備) 旧東海道松並木(江戸時代の面影を残す景勝地) 舞阪宿(東海道五十三次の宿場町) 漁船の出漁風景(朝もやをついて出漁する船、幻想的な光景) 乙女園ウオーターパラダイス(雨水きょを利用した自然景観) 弁天島海開き花火大会(海道一の規模とシーズンの幕開けを飾る花火大会。音と光の織りなす立体芸術は見物人の心を魅了する。実施日7月第1土曜日) 潮干狩り祭り(宝貝探し、魚釣大会などのイベントも。実施日4月1日〜8月31日) 岐佐神社祭礼(太鼓の大きさを誇ることもさることながら、規律ある団体行動により祭典が運営。実施日旧暦9月14日〜15日) 町立郷土資料館(古代から現代までの歴史的民俗資料が閲覧) 大太鼓まつり(遠州奇祭の1つで岐佐神社で豊漁祈願のまつり。直径2.5mもの大太鼓を1m余りもあるバチで叩きながら奉納する。実施日旧暦9月14日〜15日) 弁天島温泉旅館街からののり養殖風景(のりそだと水、風が織りなす自然環境。11月) チビッコサマーフェスタ(親水公園を利用した魚のつかみ取り大会。実施日8月) 見付石垣 一里塚跡 しらす漁解禁(3月下旬) 海岸性植物の群生(コウボウムギやハマヒルガオなど) 音楽公園 弁天島と天女(弁天島の美しさに見とれて天女が空から降りてきた。そこで天女を祭るお宮を建て島の守護神とした。ここの松に触れると子宝に恵まれるという) 貝をまつるお宮(八十神たちのげきりんに触れた大国主命は大やけどを負い息絶えた。嘆き悲しんだ母親は神産巣日之命に話すと哀れに思い、蚶貝比売と蛤貝比売を派遣して介護に当たらせた。町内の岐佐神社には蚶貝比売と蛤貝比売が御祭神としてまつられ、本殿西側の大きな石が大国主命に致命傷を与えた石とこのこと) 【名産】ぶちのり(黒ノリと青ノリを混ぜてすいたもの) もちがつお(もちのような舌触りが特徴) しらす干し(水揚げ高日本一) うなぎ白焼き(日本有数の養殖地) すっぽんスープ(日本有数の養殖地)--------- 旧浜名郡雄踏町のデータ ------------ 静岡県浜名郡 【いわれ】金山神社の社伝にいわく、日本武尊東征の折り、金山の丘に登り「伊都(いづ)の雄詰(おたけび)を踏建(ふみたけ)び給いしより此里を雄踏と号す」とあり、この故事に慕ったといわれている。 【シンボル】花(サツキ)、木(マキ)、鳥(なし) 【観光】 たきや漁(100年余りの伝統と独特の漁法で知られるこのかがり火漁業は、夏をピークに春から秋にかけて行われる。獲物は主としてクルマエビ、カニ、タイなどで、水中灯を照らしてすくったり、突いたりして漁をするもので、湖上での料理も魅力満点である) 素人歌舞伎「万人講」 亀崎ファミリーランド(湖、太陽、そして緑をテーマにしたモニュメントがありテニスコート、多目的広場、芝生広場など憩いの場として利用されている公園) 息神社祭り(宇布見地区の神社祭で神事の後、各字の屋台や手踊りが宇布見地区を回る。実施日10月第2土日曜日) 三嶋神社祭り(山崎地区の神社祭で神事の後、屋台や手踊りが山崎地区内を回る。実施日10月12日から13日) 田遊祭り(今年の豊作を祈って息神社で行われる。実施日3月最初の午の日) 総合公園(テニスコート、ソフトボール場、多目的スポーツ広場など) 文化センター 万人講(素人の歌舞伎で昭和27年頃まで行われていたが平成2年(1990)に復活) 中村家住宅(国指定重要文化財) 浜名湖環境憲章記念碑 大マキ(中村稔氏所有。樹高22m) 川施餓鬼供養祭(山崎地区。川でなくなった人の供養と水の事故を起こさない願いを込めて、直径6mもある数珠を回しながら百万遍の儀式をして川の平穏無事を祈る。実施日8月1日) 高野ヶ谷のキツネ(高野ヶ谷でよくキツネにだまされるので退治しようと出かけたが伝助自身もだまされて裸にされた話) お弁地蔵(お手伝いのお弁が主人に頼まれお使いに行った。その帰り夫に見つかり殺された。そこで地蔵を建てて冥福を祈っているという) けちんぼの汚名をきた白山様(白山様で遊んだら、帰るときは必ず草履をたたいて砂を落として帰らないと罰が当たると聞いた) 権六地蔵(米が不作のため食べ物に困り、米蔵が何者かに破られた。権六が家族と生き埋めにされた悲しい話) 【名産】うなぎの白焼き--------- 旧引佐郡細江町のデータ ------------ 静岡県引佐郡 【いわれ】奥浜名湖を別名で引佐細江湖と呼び、町村合併の際に細江の名を採ったといわれる 【シンボル】花(桜)、木(テンダイウヤク)、鳥(カモ) 【日本一】時代絵巻さながらの姫様道中 【観光】 都田川の桜堤(約300本の桜並木) 気賀関所(慶長6年(1601)に徳川家康によって創設されたといわれている関所で、復元展示) 姫街道歴史民俗資料館(浜名湖の北を通り東海道見附宿(静岡県磐田市)と御油宿(愛知県豊川市)の約58kmを結んだ東海道の裏街道,本坂道を宮家,公家,西国大名の貴婦人が好んで通ったことから姫街道) 姫様道中(かごに乗ったお姫様が100余名の侍、奥方、腰元、やっこなどを従え都田川堤の桜の下を練り歩く時代絵巻の道中を再現。実施日4月第1土日曜日) 姫街道(磐田市の見付から天竜川を越えて浜松を通り細江町の気賀、引佐峠、三ヶ日の本坂峠を越えて愛知県御油までの行程約58km。この道は大名や公家の貴婦人が利用したことからこの名が付いた) 公営国民宿舎(奥浜名湖) 細江神社の祇園祭り(浜名湖上の守護神として信仰されている神社。御神体を中心に10台の出引きを舟に乗せ都田川を下り湖上を回遊する。実施日7月第3土日曜日) 長楽寺と満天星の庭(平安時代初期に弘法大師により開基。小堀遠州作とされる満天星の庭は回遊式で200余株のドウザンツツジが植裁) 長楽寺庭から望む浜名湖と満天星の庭 奥浜名湖に飛来するカモ(1月から3月) 宝林寺の金鳴石(寛文4年(1664)開創の古寺。念石仏と呼ばれ石で叩くとチンチンと響く) 澪つくし橋 細江公園山から見た奥浜名湖と細江町全景 景勝の地小引佐から望む奥浜名湖 遠州の空風(地方特有の風の音はすさまじい) 初山宝林寺の念仏石(石でたたくとチンチンと心に響くよい音がする) 陳座ヶ谷古墳 堀川城跡 与謝野晶子歌碑 澪つくし碑 浜名湖のヨット・ウィンドサーフィンの風景(6月から8月) マンサク群落 テンダイウヤク群落地(クスノキ科の常緑低木で細江公園内) 細江神社の社叢(クスノキ。樹齢約500年の夫婦クスノキ) 気賀近藤陣屋遣木江戸シイ 細江町西町にある江戸時代の町並み 天竜浜名湖鉄道(掛川から新所原間。第3セクタ) 明月の夜(近所の子どもたちがお供えのだんごを取りにくる風習) 建て前のもち投げ(建築作業を始める前のお祝いの習わし) ダイダラボッチの足跡(琵琶湖を掘った土を運んで富士山を作ったと言われている伝説の巨人の足跡) 【名産】白柳ネーブル メロン ウンシュウミカン 茶 ジネンジョ 姫様もなか 銅鐸もなか 姫様スナック--------- 旧引佐郡引佐町のデータ ------------ 静岡県引佐郡 【いわれ】奈良、平安時代は、遠江国引佐郡渭伊郷に行政区画された地で、その郷名は現在の井伊谷という地名に受け継がれている。渭伊という地名は本来「井」であり、井(泉)や井水が多い地であった 【シンボル】花(渋川ツツジ)、木(ヒノキ)、鳥(なし) 【日本一】人情の温かさ 南北朝の宗良親王が立てこもった三岳城の東海地方一望の景観 火防、海上安全、戦時は弾よけ信仰のメッカ(奥山半僧坊) 浜名湖の奥庭、緑と清流のある美しい里山 川名、寺野の両ひよんどり、横尾歌舞伎、劇団夕焼け、相撲甚句など民俗芸能文化の町 【観光】 龍潭寺(井伊家の菩提寺。天平5年(733)に行基が創建し池泉鑑賞式庭園(国指定名勝)は小堀遠州作で知られる。左甚五郎の竜も) 方広寺(臨済宗方広寺派の大本山、後醍醐天皇の皇子、円明大師無文元選禅師の開いた寺。七尊大菩薩堂は国指定重要文化財。古松老杉の木立ちとその中に鎮座する五百羅漢) 方広寺禅堂の木板の音風景(静寂な山にこだまして美しい) 竜ヶ岩洞(りゅうがしどう。東海一の鍾乳洞で約1km。井伊谷と奥山方広寺との中間の標高359mの竜ヶ石山の南麓にある) 竜ヶ岩洞の大滝の音風景(地底の神秘を思わせる) いなさ自然休養村事業(ぼたん祭り、キャンプ場、みかん狩りなど) いなさ人形劇祭り(実施日11月中旬) 奥山高原(日帰りの行楽地であり、乗馬クラブもある) 奥山高原の初午祭り(実施日2月中旬) 奥山公園桜祭り(方広寺と一体となった1000本の桜。実施日3月下旬から4月上旬) 奥山半僧坊大祭(実施日10月中旬) 奥山半僧坊門前町の風景 金指関所の町並み(金指坂の町) 半僧坊火祭り(奥山半憎坊大権現の境内で行われる祭り。無病息災、家内安全を祈願する。実施日2月16日) 井伊谷宮(後醍醐天皇の皇子、宗良親王を祀ってある。合格祈願や交通安全祈願で訪れる人が多い) 井伊谷宮大祭(数百本もの手筒花火が奉納される祭り。家内安全、無病息災を祈願。実施日9月21日〜22日) 方広寺大祭(数百本の手筒花火が奉納。実施日10月16日から17日) 三岳城跡(国指定史跡) 三岳山からの景観(浜松、浜名湖を一望出来、夜景も素晴らしい) 富幕山からの眺望(駿河湾、三河湾を一望) いなさ湖 渋川つつじ祭り(県内では蛇紋岩土質のこの地域にしか分布していない植物で、濃紅紫色の花と濃緑色の3枚の葉が美しい。実施日5月中旬から6月上旬) 渋川温泉(久留米木川の上流に位置する山の湯) 渋川六所神社のイチョウの木(御神木。1361年植樹) 儀光温泉 戸田民芸館(古文書、教科書、生活用具、農具の展示) 歴史民俗資料館(井伊谷足切観音堂北にある) 絵馬史料館(井伊谷宮に隣接し、日本全国の絵馬や古くからの絵馬を陳列) 横尾歌舞伎資料館(200年以上前からの衣装、かつら、台本、諸道具などの陳列とそれらを使った歌舞伎の上演) 横尾農村歌舞伎(江戸時代のものから大正期まで数種にわたる。実施日10月7日から8日) 寺野・川名ひよんどり(寺野三日堂祭礼。遠州から三河にかけて現存する田楽遊びの一種。実施日1月3日から4日) 川合淵祭り(地元に伝わる民話を元に大蛇が公園内を練り歩く。実施日7月中旬) 山の神祭り(山の神を祭りする。この日は山林へ入って木の伐採をしてはならない。実施日3月6日と12月6日) 庚申組(それぞれの地域において百姓の神・庚申様を祭りする。えとの庚申の当たり日に行われる。年6回) 神送り(10月31日出雲へ帰る神様を送るため各社へオシロもちをお供えする) しっぺい太郎(怪物(大蛇)退治にお坊さんとしっぺい太郎(犬)が行く途中お坊さんを助けた犬の話) 足切り観音(宗良親王は戦いで足に矢を受けたが観音様が身代わりになったという伝説。このためこの観音様はますます信仰を集め、現在も井伊谷にある) ネズミの予言(ある長者の米蔵に沢山のネズミが住んでいて、ある時、火事を予言したがこの長者のあるじはこれを信ぜず後悔したという話) ギフチョウ(生息地は県内ではこの地域だけ) 【名産】手延べめん(伝統製法による腰の強いめん) みそまん(秘伝の手作り) いいさま(井伊氏発祥の地の銘菓) 大あん巻き半僧坊土産 大油揚げ半僧坊土産 渋川茶 花き 椎茸 ミカン--------- 旧引佐郡三ヶ日町のデータ ------------ 静岡県引佐郡 【いわれ】村の長者が魚を取ろうとして人を雇い、三日間池の水をかい出させたが、ついに干すことができなかった。そのため池を三日池、長者を三日長者、長者の住む村を三日村と呼ぶようになった。 【シンボル】花(ミカン)、木(マキ)、鳥(メジロ) 【日本一】町内にある天竜浜名湖線の5駅(全駅)がユニークなトイレでウナギ、ミカン、ゾウ、牛、美の館(数寄屋風)の5駅 【観光】 礫島(つぶてしま。浜名湖にある周囲300mの唯一の島) 猪鼻湖・瀬戸(浜名湖の支湖で周囲12kmの湖は奇岩、青松の景観が素晴らしい。遊覧船もある) 浜名湖レークサイドウェイ(有料道路) 駅のトイレの形(牛、ミカン、ウナギ、ゾウ、数寄屋風などの建物の外観に特色) 摩訶耶寺(真言宗の古刹、鎌倉時代の池泉鑑賞式蓬莱庭園) 木造千手観音立像(摩訶耶寺。国指定重要文化財) 木造不動明王立像(摩訶耶寺。国指定重要文化財) 三ヶ日祭り(浜名惣社神明宮の例大祭で土曜日は手踊りコンクール、手筒花火など、日曜日は本祭り、仮装みこしコンクールなど、奉納花火は100〜150発程度は打ち上げられる。実施日8月第1土日曜日) 三ヶ日町花火大会(打上場所:猪鼻湖湖上、打上数:およそ5,000発、手筒花火:およそ50本、見どころは湖に扇形に開く湖上スターマイン。実施日平成15年8月24日※日程は毎年変更) 大福寺(真言宗。境内にある桜は「半歳桜」として10月頃から3月頃まで咲き誇る。「浜名納豆」(大福寺納豆)の元祖) うしの刻祭り(新しく収穫したもち米で牛の舌のような楕円型の餅を作る。米こうじで作った甘酒などを神殿に献納する。実施日10月13日から14日) 子ども薬師講(毎年11月7日〜17日の11日間開催。小学6年生以下の子どもたちが地区の阿弥陀堂に集まり、子どもだけで薬師講を行う) おんぞ祭り(「太一御用」ののぼりを先頭に唐びつを担って行列を立て棚機姫社に奉安してある神御衣を受領して神前に供える。実施日4月13日) 千頭峯城戦没者慰霊祭(南北朝時代足利方の武将高師兼が大群を率い3ヶ月の攻撃を加えて落城させた両軍将士の霊を弔う。実施日10月最終日曜日) 万葉歌碑 みかん狩り風景(観光農園。10月上旬から12月中旬) マンサク群落地(他の花に先駆けて「まんず咲く」ことから名づけられた花。万葉遺跡「乎那の峯」にある群落は低地で咲く南限) ヤマツバキ群落(姫街道本坂峠(湖西連峰)の中腹に樹齢約300年の暖地性植物ヤマツバキの老木数百本が群生) 三ヶ日桜(新品種のヤエザクラに似た桜で咲き終わると散る) ウォークラリー発祥の地(町内にある県立青年の家で考案された競技) 山の神祭り(12月上旬の酉の日の早朝、日の出前に上尾奈の区民一同が山の神のほこらの前に参集して、かがり火をたいて山の神の祭典を行う。供物はわらづとにこわ飯を入れたものと、生米を砕いて乳状にして固めたものをそれぞれ75個で、式終了後にかがり火で焼いて食べる) エドヒガンザクラ群生(ソメイヨシノに先駆け春の彼岸が終わるころから咲き始める。中山峠に20mを超す大木が群生) 扇山礫岩(海底に堆積した土や小石が固まって石化した水成岩の一種で隆起によって地表に出た岩で子持ち石とも呼ばれる) クマガイソウ自生地(花が熊谷直実が背負っていた母衣(ほろ)に似ているところから名づけられた寒性地の植物) 姫街道資料館(私立。歴史資料や姫街道関連資料の展示) 尾奈鵺代(源三位頼政が帝の命を受けて鵺を射落とした時、頭部の落ちた所を鵺代、尾の落ちた所を尾奈というようになった) 沖の瀬御殿(猪鼻湖の海中にある石垣を巡らせた浅瀬で、この土地の長者が病弱な娘のために築造した御殿の跡とも言われている) 念仏池(只木地区に小さな池がある。この池に向かって念仏を唱えると池もこれにこたえて念仏を唱えるという) 弘法岬の泉(浜名湖の突き出た岬に弘法大師をまつったほこらの傍らに泉がある。どんな日照りにも枯れず、万病に効くという) 【名産】大福寺納豆(大福寺で作る糸を引かない唐納豆。秋から冬にかけて作る) 三ヶ日ミカン(味、品質ともに日本一のミカン) ミカンの里(7年間みつ漬けにした青ミカンが原料) ミカンそうめん(ミカン味の香りで食べる) はちみつあめ(ミカンのみつで作った自然の甘さ) |