静岡県周智郡 【いわれ】町の中を流れる太田川を中心に三方を山に囲まれており、木を3つ書くところから「森」の名が生まれたといわれている。 別名「三木の里」ともいう 【シンボル】花(ユリ)、木(サザンカ)、鳥(かわせみ) 【日本一】冬期レタス収穫 三大舞楽(天宮神社(十二段舞楽)、小国神社(十二段舞楽)、山名神社(天王祭舞楽)は国指定重要無形民俗文化財に指定されている) マスクメロンの味は日本一 【観光】 大日山参道の古杉、小国神社の小杉(大国主命を祀り1400年以上の歴史をもつ社叢には樹齢数百年の小杉が参道に林立し、静寂な自然美は人々の心を清純な姿に導く) 極楽寺のアジサイ(養老年間(717〜724)行基が開山した寺には約13000株のアジサイが植裁) 葛布の滝(一の滝から三の滝まであり、三の滝は高さ14m、幅2m余りの飛瀑となって実に壮観) 体験の里(アクティ森。平成3年(1991)に開館した町営施設で森町に伝わる伝統的な手仕事(陶芸、和紙すき、草木染め、ミニ鬼がわら作り)等が体験、楽しめる) 友田家住宅(18世紀の初めに建てられたものと推定され、「片食い違い型」と呼ばれる。国指定重要文化財) 友田家隠居屋住宅 大洞院(全国に3400余の末寺をもつ曹洞宗の古刹。森の石松の墓がある) 一宮花しょうぶ園(130種50万株のハナショウブ。小国神社門前に広がる) 森町歴史民俗資料館 蓮華寺文化財記念会館 森町文化会館ミキホール 森の祭り(屋台(山車)14台によるぶつかり合いと勇壮な練りと舞子帰しは天下の奇祭として知られ、勇壮に奏でる囃子は常磐会の人たちによって正しく受け継がれている。実施日11月1日〜3日) もりもり2万人祭り(町の産業振興やPR。実施日11月) 小国神社花菖蒲祭り(1400年以上の歴史がある古社で開運福徳、縁結びの神として信仰されている神社で約130種余り50万本が咲き乱れる。実施日6月1日〜30日) 小国神社例大祭(十二段舞楽の奉納、古式豊かな勅使行列が行われる。国指定無形民俗文化財。実施日4月17日から18日) 極楽寺あじさい祭り(24種類約13000株のアジサイが閑古な古寺を染める。実施日6月中旬から7月下旬) 山名神社天王祭(天皇祭舞楽が奉納され山車6台が境内、参道などを練り歩く。国指定無形民俗文化財。実施日7月15日に近い土日曜日) 天宮神社例祭(十二段舞楽が奉納。国指定無形民俗文化財。実施日4月第1土日曜日) 秋葉街道の要衝地(江戸時代。当時をしのぶ土蔵が建ち並ぶ) 古川渓谷(自然美に恵まれた景観は素晴らしく、アユの漁場としても知られる) 石松祭り(清水一家28人衆の道中姿の仮装行列と墓前での供養祭。3年に1度開催。町内に石松の墓がある。) 納涼花火大会(太田川川原に於いて600発の花火が夏の夜空を彩る。実施日8月15日) 次郎柿原木(弘化年間に松本治郎が太田川原で見つけた幼木を植えたもの) ナギノキ(天宮神社の御神木で樹高10m枝張り9m樹齢約1000年のマキ科の常緑木) 勅使参道杉並木(小国神社への勅使が通行した参道に植えられた樹齢約1200年ほどの杉) 八坂神社の御神木(樹高20m枝張り6m目通り9m樹齢約800年のクスノキ) 城下の町並み(家並みのひとつひとつが筋交わって北方に続き、途中大きく西方に折れている。往古、城の防備に敵を防ぐために造られたと言われている) 旧周智郡役所 小国神社の千本桜 鮎釣り解禁(太田川、旧吉川・三倉川) たこ揚げ風景(森の武家だこ。5月5日) 秋葉講(火防のためのお参り) 打ち初め(1月11日に行う仕事初め。男衆が自分の家の田へ行き、くわを入れ穂の出かたやを刺し、米や豆を供えて拝む風習) 道具の年貢取り(山や田畑で使う道具をむしろの上に並べ、さかき、米、酒などを供えて1年間の感謝の気持ちを表す。実施日1月14日) 虫送りの風習 徳兵衛池(徳兵衛が行商の帰り、女の人に「おはぐろ」を売った。池の端に来たところ女が再び現れ池に落ちて死亡した) 赤牛と黒兵衛(大干ばつの夏に、黒兵衛は雨乞いのため滝つぼに行き産やのむしろでまじないをすると大雨のなか、大赤牛が現れた) 水遊び地蔵(子どもたちが石地蔵をせきとして遊んでいた。八右衛門の夢に遊びたいと現れた。子どもを守る地蔵様として信仰を集めた) かにが池(大きなカニが住んでいる池があり、カニが現れては人を挟み殺した。この池をかにが池と呼ぶようになった) 【名産】茶(粋な味、森のお茶) マスクメロン レタス(冬の田はビニールトンネルの海) 森山焼(中村陶房で作る土鈴は日本一高値、入手困難。4軒の窯元がある) ピーターコーン(白と黄色のまだらな甘いコーン) ジロウガキ(毎年天皇に献上) 梅衣(シソの葉でくるんだ甘い菓子) 石松もなか(森の石松にゆかりが深い町にちなんだ菓子) 次郎柿もなか(次郎柿の原木が町にある) |