【トピック】2004/4/1に北蒲原郡安田町・京ヶ瀬村・水原町・笹神村が合併し誕生

------- 旧安田町のデータ ------------------
【いわれ】中世鎌倉幕府が創設されるとこの地に関東御家人伊豆の大見氏が地頭職として着任し、後に安田氏を名のったことが現在の安田の地名の由来とされている。
【シンボル】花(ツツジ)、木(ケヤキ) 鳥(なし)
【日本一】50万本(種類2000種のツバキの年間生産量)
     1142mで日本一長い高速道高架橋(阿賀野川橋)
【観光】
    庵地焼(多数の全国大会において金賞受賞)
    安田焼 
    椿華園(雪椿約2000種50万本を誇る花の楽園)
    孝順寺(旧育学邸。越後七不思議の1つ。「三度栗の寺」また豪農の館として有名。池泉回遊式の日本庭園)
    臨沢山観音寺の山門と境内 
    阿賀見平からの平野展望 
    阿賀野川の夕日
    サントピアワールド(26種のアトラクションやインドア施設、熱帯植物園を備えたレジャー施設)
    冬の五頭連峰
    町特有の局地風(ダシの風)の音
    宝殊山の野鳥のさえずり 
    阿賀野川橋(1142mの高速道高架橋)
    町特有の局地風「ダシの風」の音風景
    宝殊山の野鳥のさえずり
    安田ふるさと祭り(民謡流し、大花火大会など。実施日8月15日から16日)
    安田八幡宮例祭(四役者の郷土芸能の披露。実施日9月14日から16日)
    安田城跡
    赤松城山
    ツベタ遺跡
    新江の桜
    阿賀野川の鮎釣り風景
    安田町民俗資料館
【名産】庵地焼き
    安田焼き
    安田がわら(高級品としてのブランド名が定着)
【補足】越後の七不思議
5.三度栗(北蒲原郡安田町の孝順寺に三度栗の枝が保存されている。一番下の栗の実は6月、次の上のものは8月,10月に実ったものと伝えられている。年に3度開花して実ったのではなく,栗林を焼いた結果,栗林おける栗の木の生育状況によって結実期を異にし,6月末から10月頃まで3度熟したものと考えられる。 その年の気候かあるいは植物生長ホルモンの異常によるものかと思われる。この現象も越後の自然,風土と関係した自然現象の1つであろう。)

------- 旧京ヶ瀬村のデータ ------------------
【いわれ】阿賀に沿った大きな字、京ヶ島、黒瀬の名を採って京ヶ瀬村とした。ただし、他にも幾つかの説がある。
【シンボル】花(コスモス)、木(梅) 鳥(ウグイス)
【観光】
    梅護寺の「八房の梅」(越後七不思議の1つ)
    梅護寺の「珠数掛桜」(国指定。昭和2年に天然記念物の指定を受けており、親鸞聖人越後七不思議の1つ)
    八幡神社の「裸詣り」(徳川時代から続いているものといわれ、全国各地の裸祭りと違い、一種独特の趣をもつ。健康を祈願して裸でわらじを履き、しめ縄を付けた青少年が八幡神社に参詣する。実施日1月14日)
    民俗資料館 
    保健福祉センター「京和荘」
【名産】地酒
    和菓子
【補足】越後の七不思議
1.梅護寺の数珠掛桜(国,天然記念物)(北蒲原郡小島の梅護寺と道を隔てたところにある。この桜は一般の住宅地にも普通に植えられている八重咲きの里桜の種類である。 一般の物とは少し異なっている。第1に花房が大変に長く10cm以上もありこんなに長いものは珍しい品種である。そして花梗も長く,しかも長いもの短い物と長短があり数珠のように花がつながって咲くのが特徴である。花も大きく,花びらもたくさんで咲きはじめは紅色がかっているが,満開には淡紅色になる。)

2.梅護寺の八房の梅(梅護寺の境内にある。花1つに八つの実を結ぶようになったと伝えられている。いわゆる,座論梅で,一花中に数個の子房をもち,数果が集まっているものである。普通は4〜7果着生する。1つの花に6こ,8この実を付けるのは珍しい。長年に渡る越後の気候,風土の適合によるものと思われている。 現在は親株は枯死し,新株にこうした多果のもの,密集した果を着生している。親株は実座論,新株は花座論である。)

------- 旧水原町のデータ ------------------
【シンボル】花(アヤメ)、木(サクラ) 鳥(ハクチョウ)
【日本一】国指定文化財「水原のハクチョウ渡来地(瓢湖)」(瓢湖はテレビなどで全国の人々に知られているが湖周1230m、水面8.7ha、江戸初期に人工的に造られた用水だめ。昭和25年以来シベリアよりハクチョウが渡来(3000〜5000羽)して越冬するようになった)
【観光】
    「白鳥の湖」瓢湖(昭和25年以来シベリアから白鳥が渡来して越冬するようになった。毎年4000羽が飛来。湖の近くに住む吉川重三郎翁(故人)は湖が厳冬期に凍結し餌不足となるのを懸念して苦節5年の末についにえさづけに成功した。えさは当時野菜クズ、茶ガラであった。今は子息の吉川繁男(2代目白鳥おじさん)が献身的な愛護にあたっている)
    瓢湖(湖周1230m水面8.7ha江戸初期に人工的に造られた用水だめ。国指定文化財)
    五頭山脈を背にした冬の瓢湖にハクチョウが舞う姿(渡来期間は10月〜4月)
夕暮れ時の冬の瓢湖
    野鳥の白鳥を餌付けする際に呼ぶ「コーイ、コーイ」のかけ声
    白鳥の町すいばらランド(瓢湖冬の祭典で2月頃実施)
    あやめ祭り(広さ11000uの瓢湖あやめ園の中には125種、50万本以上のアヤメが咲き誇る。実施日6月中旬から7月上旬)
水原代官所跡 水原代官所跡
    水原祭り(みこしコンテスト、民謡流し、大花火大会など。実施日8月23日〜25日)
    六斉市(露天市場で約400年前から開設された市場で月6回4と8の付く日に実施)
    水原のオニバス群生地(県指定天然記念物)
    瓢湖の傘大松
    水原代官所跡
    ふるさと農業歴史資料館 
 瓢湖管理  1999年12月4日 土曜日撮影 
    水原博物館(昭和40年に開館。水原町は江戸時代、幕府直轄の天領十万七千石を支配した水原代官所のあったところで、郷土資料や民俗資料、水原地方の考古資料を展示)
    白鳥会館(瓢湖の南側にあり土産物売り場や展望レストラン、3階は資料館)
    白鳥の碑(病気や事故でなくなった白鳥の墓碑)
瓢湖の由来
    白鳥の歌文学碑
    原久一郎文学碑
    小河原小葉父子の句碑 
    山口人形(今井徳四郎作) 
    瓢湖水きん公園(水鳥類の楽園)
    越後府跡(天長山)
瓢湖の水鳥
【名産】
    三角だるま
    杵つきえさ(田舎そだち)
【発祥】県政発祥の地
瓢湖の白鳥
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【ことば】あいでくれ(一緒に来てください)
     そうだすけ(そういうことです)
     んだでば(そうです)
     たかく(持つ)
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【名称】水原町立水原博物館
【住所】新潟県北蒲原郡水原町外城町10−5
【電話】0250−62−2652
【交通】羽越本線水原駅から徒歩15分
【開館】9:00〜16:00
【概要】昭和40年に開館
    水原地方の考古資料
    中世遺跡の出土品展示
    歴史資料
    民俗資料

------- 旧笹神村のデータ ------------------
【いわれ】昭和31年9月30日、笹岡村と神山村が町村合併促進法により合併し、両村の頭文字を採って笹神村とした。
【シンボル】花(なし)、木(アカマツ) 鳥(なし)
【日本一】句碑歌碑の建立数約150基
【観光】
    五頭山麓の温泉(出湯温泉、今板温泉、村杉温泉)
    五頭山(標高約900mで日帰り登山に適している。山頂に5つの峰が連なっている)
    五頭薬用植物園(五頭山麓に生息する薬草木が自生している)
    五頭山山頂からの眺望(蒲原平野、日本海及び佐渡を一望)
    国道290号線村杉地内の桜並木(開花時には桜のトンネル)
    新潟ロシア村(日本唯一のロシアのテーマパークでジャイアントバルーン、ロシアン・ファンタジック・ツアー館、ふれあい動物園などの施設が整備)
    わんわん動物園201(わんわんレースやふれあい広場で犬たちとの触れあい、ふれあいレンタルなど犬好きにはたまらないエリア)
    豊かな田園風景
    句碑歌碑の道
    やまびこ通り(林道五頭山麓線)
    五頭連峰山開き(実施日5月3日)
    五頭薬用植物園開き(実施日6月下旬)
    五頭温泉郷やまびこ通り健康ウォーク(延長4.7kmの健康ウォーク。実施日9月下旬から10月下旬)
    岩瀬の清水
    川上成雄宅の石仏群
    荒木信哉宅の石器
    二瓶文和宅の石仏
    資料館の石仏群
    相馬御風の歌碑
    松尾芭蕉句碑
    岩野岩泉句碑
    岩野硯宇句碑
    賽の神焼き(実施日1月15日)
    五頭県民の森
    笹岡城跡の十郎杉
    大室本間家のヒイラギ
    笹神村郷土資料館(五頭山麓の自然と文化をテーマに歴史、考古、民俗、地質、自然資料などを展示)
【名産】笹岡のコガネモチ(水稲コガネモチ米100%使用の完全無添加きねつき)
    竹かご(古くより今枝地区に伝承されてきた伝統工芸品)
    純米吟醸(岩瀬の清水)
    コトヨしょうゆ(200年余りの伝統をもち、アルコール類は一切添加しない本格な手作り醤油)