新潟県
【トピック】2005/04/01 十日町市と中魚沼郡川西町、中里村、東頸城郡松代町、松之山町が合併

------------ 旧十日町市のデータ ------------
【いわれ】十日ごとに季節市が開かれていたことが由来とされている。
【シンボル】花(ヤマツツジ)、木(キリ) 鳥(なし)
【日本一】十日市雪祭り(市内一円に約6000個の雪だるまや雪像が立ち並ぶ祭り。実施日:2月18日〜20日)
     笹山遺跡出土の火焔型土器や王冠型土器(1999年6月7日、国宝指定)
     50000人都市で3m近く降る豪雪地
【観光】
    六箇二ツ屋弁天池「二千年蓮」(【花種類】オオガハス【花見頃】7月下旬から8月下旬)
    あじさい公園(1600株のアジサイの花)
    クロス10(織物の展示販売他の産業物産館)
    大池(周囲1kmの静かな池でへらぶな釣りのメッカ)と自然の姿
    信濃川流域から越後三山を望む河岸段丘 
    気の遠くなるような雪が降る自然の景観 
    十日町雪祭り(約20ヶ所に設けられた「お祭り広場」での催し物の他、町中には大小様々な5000個を超える雪像が設置。城ヶ丘ピュアランドの大雪像ステージでの雪上カーニバルや花火の打ち上げなど多彩な冬のイベントが満載。実施日2月14日から16日)
    初雪が降る頃の信濃川の冠雪 
    秋の魚沼スカイラインの紅葉 
    黒沢観光くり園(6haの園内に約1000本の木)
    星と森の詩美術館(十日町ゆかりの3人の作家の作品を展示)
    十日町市博物館(昭和54年に開館。「妻有地方の自然と文化」をテーマ、越後縮を中心とする織物関係資料、雪と信濃川に関する資料、郷土の歴史,考古,民俗資料、国重要有形民俗文化財の縮や雪生活民具など、火焔型土器928点を中心に展示)
    ミティラー美術館(昭和57年に開館。ミティラー民俗画(インド・ビハール州北東部のマドゥバニ地方の女性たちによって伝承されたもの)テラコッタ、特別展)
    十日町市総合体育館(1階が土のグラウンド)
    十日町地域地場産業振興センター(産業、文化、観光、味覚の殿堂を誇る産業物産館)
    あじさい祭り(山の斜面を彩る約1万本のアジサイをバックに着物撮影会や野立てなど開催。実施日6月下旬から7月下旬)
    弁天池蓮祭り(2000年前のハスの花が咲く弁天池。この池の周辺で観蓮会、句会、撮影会など。実施日7月初旬から8月初旬)
    十日町生そば祭り(新そばの美味しい季節にそばどころならではのイベント。実施日11月1日から30日)
    きもの祭り(染色体験、着物を着て楽しむイベント。実施日5月第2土日曜日)
    諏訪神社大祭(民謡流し、明石万灯、にわかみこし(八角)、花火など夏祭りとして親しまれている。実施日8月25日から27日)
    生誕地祭り(立証佼正会開祖会長の生誕地で万灯、灯ろう流しなど。実施日10月第1土日曜日)
    大井田城跡
    鉢の石仏
    積翠荘
    春彼岸の墓参り(雪が多くこの時期は雪の下なので墓の上に雪洞を作りお参りする風習)
    小貫諏訪神社の大杉
    姿箭放神社の大ケヤキ
    水野町の雁木通りの町並み(雪国の風情を残す)
    十日町市総合運動公園(野外スポーツ活動施設)
【名産】絹織物(京都西陣と並ぶ絹織物の総合産地)
    和装小物など生地工芸品
    コシヒカリ
    山菜加工品(5月には「山菜祭り」もある)
    笹だんご
    ようかん
    味噌漬け
    生そば(雪国育ちの腰の強い歯ごたえが特徴)
【トピック】笹山遺跡(信濃川右岸の河岸段丘にあり、中央に広場、その周りを墓域、その外側に住居がある環状の集落で竪穴式住居や多数の土器、石器など発掘されている)
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【名称】十日町市博物館
【住所】新潟県十日町市西本町1
【電話】0257−57−5531
【交通】JR飯山線十日町駅から徒歩10分
【開館】9:00〜17:00
【概要】昭和54年に開館
    「妻有地方の自然と文化」をテーマ
    越後縮を中心とする織物関係資料
    雪と信濃川に関する資料
    郷土の歴史,考古,民俗資料
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【名称】ミティラー美術館
【住所】新潟県十日町市大池
【電話】0257−52−2396
【交通】JR飯山線十日町駅からタクシー15分
【開館】10:00〜18:00
【概要】昭和57年に開館
    ミティラー民俗画(インド・ビハール州北東部のマドゥバニ地方の女性たちによって伝承されたもの)
    テラコッタ
    特別展
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【花名所】二ツ屋弁天池
【花種類】オオガハス
【所在地】十日町市二ツ屋
【花見頃】7月下旬から8月下旬
【交 通】JR十日町駅からバス20分
------------ 旧中魚沼郡川西町のデータ ------------
新潟県中魚沼郡
【いわれ】日本一の大河信濃川の西側に位置するところから、川西町という町名になった。
【シンボル】花(ヤマユリ)、木(ブナ) 鳥(キジ)
【日本一】コシヒカリの味
     モトクロス場
【観光】
    千手観音堂(坂上田村麿呂が北国遠征の帰途、建立したと伝えられている)
    節黒城跡(新田義宗の築城とされている。越後3山の雄大さも眺望)
    二六公園(ブナの緑が鮮やかでキャンプ場もある)
    ナカゴグリーンパーク(ナイター設備が整った18ホールのパターゴルフ場)
    信濃川と河岸段丘の調和 
    高倉集落と国際村の風景 
    歴史民俗資料館(民具や土器のほかびょうぶ絵も展示)
    地域休養施設「松葉荘」(浴場から越後3山が眺望できる)
    渋海川(日本一の長江信濃川と深緑の谷あいを流れる)
    雪解け水のせせらぎ
    実り豊かな稲穂が風にたなびく音風景
    千手観音の鐘の音
    川西雪祭り(実施日3月上旬)
    山菜祭り(実施日4月中旬)
    モトクロス大会(実施日5月から11月)
    みずばしょう祭り(実施日5月上旬)
    節黒城山開き祭り(実施日5月中旬)
    十七夜祭(千手観音堂の祭り。実施日7月16日から17日)
    諏訪祭り(諏訪神社の祭り。実施日8月26日から27日)
    千手祭り(千手神社の秋祭り。実施日9月上旬)
    星名邸(豪商の邸宅。国指定重要文化財)
    宴席での最初に天神囃子を歌う風習
    赤谷の大ケヤキ
    元町諏訪社の親子杉
    白倉のかやぶき屋根のある民家風景
    松葉沢公園
【名産】コシヒカリ
    地酒
    そば
    野沢菜漬け
    錦鯉(白倉地区の地場産業の1つ)
    しめ縄(年間1000万円の出荷)
------------ 旧中魚沼郡中里村のデータ ------------
新潟県中魚沼郡
【いわれ】中魚沼郡(妻有の里)の中間に位置するため中里村とした。
【シンボル】花(ユリ)、木(杉)、鳥(なし)
【日本一】ニホン3大渓谷(清津峡。柱状節理は雄大な景観)
     信濃川とその支流が創出した河岸段丘
     ドイツスズランの生産
【観光】
    清津峡(日本3大渓谷。清津川の両岸にそびえる雄大な柱状節理がみもの。国指定天然記念物) 
    渓谷トンネル見晴台からの清津峡
    七ッ釜(神秘の滝。龍神の伝説を持つ七ッ釜は深い谷あいに7つの滝つぼがひっそりとたたずんでいる。国指定天然記念物)
    七ッ釜の伝説(釜のふちの魚は取ってはいけないと言い伝えられている。ある日、ふちに投網をした男に釜の主・大蛇のたたりが起こったという)
    小松原湿原 
    清田山キャンプ場 
    清津峡(清津峡温泉から清津川上流の八木沢までの12.5km)
    河岸段丘 
    純農村地帯(自然に恵まれた四季折々の美しい表情を見せてくれる風景)
    雪原カーニバル(春を呼ぶ雪祭りでなかさと清津スキー場を会場に、3万本のスノーキャンドルに次々と火が灯されゲレンデが闇に包まれると辺り一面が幻想的な情景に変わる。花火の中をたいまつを持ってシュプールを描いて滑り降りてくる様は圧巻。雪上サッカー、雪の滑り台、福まき、ふるさと味のれん街、縄文火焔祭祀、メモリー花火なども。実施日3月8日)
    ときめきを食う会(舟石をテーマにしたUFOイベント。実施日6月下旬)
    鳥追い(雪壁を丸く作ってその中でしめ縄などを燃やして1年中の無病息災を祈る。実施日1月14日)
    山崎祭り(魚沼地方随一の花火。実施日8月29日)
    角間ねじり杉
【名産】ささだんご
    各種もち
    魚沼コシヒカリ
    ドイツスズラン球根の生産量

------------ 旧東頸城郡松代町のデータ ------------
新潟県東頚城郡
【いわれ】平城天皇の大同年間に松苧神社に奴奈川姫命をまつったと伝えられ、同神社は当地域松之山郷66か村の総鎮守であった。松苧神社、松之山郷の松から松代となったと思われるが、詳細は不明
【シンボル】花(ユキツバキ)、木(ブナ) 鳥(ノジコ)
【日本一】自然乾燥米(越後松代コシヒカリ)
     自然と人情
     山城(ノロシ城)跡の数(5カ所)
     シロウリガイ(深海にあるはずのシロウリガイの化石が平成元年5月、ダム工事の際に見つかった学術的にきわめて貴重な資料であり、学界から注目されている)
【観光】
    日本一の豪雪体験 
    ニッポンシロウリガイの大化石塊(日本海側で唯一の化石塊)
    松苧神社(県内最古の木造建造物、国指定重要文化財)
    野鳥宝庫 
    霧に浮かぶ松代盆地 
    芝峠温泉レストビレッジ峰から見た山並みと雲海(霧)
    松代城から見た町並み(松代城址公園にある白壁の城は昭和56年に建てられたもの。天守閣展望台からは町全体が一望できる) 
    松代ファミリースキー場
    松代町総合体育館
    松代城址公園キャンプ場
    流雪溝のある町並み
    雪中松代相撲(皿を伏せたような雪の土俵上で両足にビニール袋をかぶせ相撲を取る)
    クロスカントリースキー大会(実施日1月第4日曜日)
    越後まつだい冬の陣(雪を利用したイベント。武者行列、大花火大会など。特に「乗っ取れ!松代城」雪上鉄人レースは出陣太鼓を合図に難所を乗り越え2.5km先の城山山頂一番乗りを目指す過酷なレース。実施日3月第2土日曜日)
    鳥追い(雪のかまくらを作り中でもちを焼いて食べながら一晩中拍子木を鳴らし鳥追いをする豊作祈願祭。実施日1月14日から15日)
    七ッ参り(男子7歳に達すると必ず松苧神社山頂に登って。無病息災を祈願する。実施日5月8日)
    観音祭り(馬頭観世音の祭礼。屋台店が並び民謡流し、大花火大会など。実施日7月19日から20日)
    七日祭り(うら盆。盆客が帰った後、家々で楽しむ祭り。実施日8月26日から27日)
    山城跡(犬伏城、室野城、蒲生城、松代城、蓬平城)
    室野神楽
    松苧神楽
    犬伏神太鼓
    かやぶき民家のある町並み(町内に30棟くらいある)
    松代郷土資料館(民具、民俗、考古資料を展示)
【名産】瀬沼乾そば
    善屋松代そば(古くからの伝統を今に伝える乾そば)
    深雪干しぜんまい
    手作りみそ(峠のわが家)
    ひょうたん加工品(花ひさご)
    コシヒカリ
------------ 旧東頸城郡松之山町のデータ ------------
新潟県東頚城郡
【いわれ】平安末期松之山保となり、中世には現松之山町と松代町をあわせて松之山郷と記録され、以降松之山と称される。「松之山」の意味するところは不明。
【シンボル】花(シラネアオイ)、木(ブナ) 鳥(アカショウビン)
【日本一】雪(昭和59年の町の中心地で積雪量590cm、日降雪量280cmを記録)
     米の味(ハサ場米といわれる自然乾燥した米の味は天下一品)
     地滑り(現在は沈静化しているがかつては町全体が動き全国的に有名になった)
【観光】
    温泉(源泉の温度は95度を超え、草津、有馬と並ぶ日本3大薬泉の1つと数えられ、特にホウ酸の量は日本一といわれている)
    大厳寺高原の四季 
    天水越のブナ林(樹齢約60年のブナが3万uに群生している通称「美人林」)
    地上100mの中空に突き出た奇岩「岩見堂」
    残雪のなかで芽吹くブナの原生林
    厳しく美しいさまざまな冬景色
    松之山温泉センター・鷹の湯(露天風呂付きの共同風呂)
    スキー場(4月下旬まで滑走できるアットホーム感いっぱいのスキー場)
    松之山町民俗資料館(古文書や農耕具など雪国の暮らしが判る資料を展示)
    大棟山博物館(作家の坂口安吾ゆかりの旧宅で遺品を中心に展示)
    うるさいほどの野鳥のさえずり
    松之山温泉祭り(稚児行列、子どもみこし、温泉太鼓行進、民謡流し、花火大会など。実施日5月第3土曜日)
    真夏の雪祭り(冬に保存していた雪を利用してさまざまなイベント。実施日8月14日)
    きのこ狩り大会(きのこ狩りとキノコのフルコースを楽しむ。実施日10月上旬)
    炭塗り祭り・婿投げ(松之山温泉薬師堂。小正月行事で300年ほど前から伝わる「婿投げ」は前年に結婚した初婿を若衆が胴上げして薬師堂5m下の雪の上に投げ落とす。略奪結婚の名残でよそ者に集落の娘を奪われた青年達の腹いせが形を変えたものと言われる。「すみ塗り」は正月に飾られた門松やしめ飾り、神棚のお札、書初めなどを積み上げ燃やす「どんど焼き」の灰を雪で溶かして他人の顔に塗り無病息災、商売繁盛を祈る奇祭で600年余の歴史を持つ。実施日1月15日から16日)
    豪雪塾(浦田地区。都会の人に町内に民泊してもらい雪国での生活を体験するツアーで歳の神つくり、屋根雪おろし、雪中やぶこざき大会、田舎重箱パーティなどのイベントも。春には「山菜残雪塾」夏には「真夏のかまくら塾」。実施日2月連休、5月連休、8月第1土日曜日)
    スキーカーニバル(餅つき大会、ビール早のみ大会、味の屋台村、アルペン大会などが松之山温泉スキー場を会場に行われる。実施日3月23日)
    湯山神楽(地元に伝わる神楽の継承。実施日8月最終土曜日)
    マリア観音(子安観音に姿を変えた隠れキリシタン信仰のマリア観音像。町内に7ヶ所8体が残る)
    大棟山博物館(郡内きっての豪農「村山家」の旧宅を博物館として改築。村山家所有の美術工芸品、古い生活調度品などが展示)
    管領塚(上杉房能自刃の碑)
    松山鏡(万葉歌人大伴家持由来の万葉歌碑)
    坂口安吾文学碑
    中村精三頌徳碑
    賽の神(1年間の無病息災を祈願。実施日1月15日)
    灰まきの風習(残雪を早く消すために田畑に灰をまく。3月下旬)
    雪囲いの風習(降雪に備え、家屋や庭木などを板や丸太で覆う。11月下旬)
    大晦日の夕食時は戸にかぎを掛ける風習
    湯山の大ケヤキ(目通り15m高さ30m樹齢約2000年)
    中尾の大杉(目通り9m高さ30m樹齢約1000年。形がカメの甲に似ているので「かめ杉」とも呼ばれている)
    小谷の大ケヤキ(目通り10m樹齢約1000年)
    大荒戸の庚申夫婦杉(2本の杉が1つになったもので根回り11m樹齢約1000年)
【名産】野鳥こけし(22種類の野鳥を実物と同じに作ったもの)
    一品鉢(石粉などを練り上げて固めた全工程手作りの花器)
    しんこもち(うるち米の粉を練り、中にあんこを詰めササでくるんだもの)