長野県木曽郡 【いわれ】木曽義仲の子孫といわれている、木曽家第14代家方の次男家信が、上松氏といわれていたがすでに上松という地名があったかどうかは判明しない。 【観光】 寝覚の床(ねざめのとこ。国史跡名勝・天然記念物で浦島太郎の伝説もある) 赤沢自然休養林(木曽川源流に近い。日本3大美林の1つで森林鉄道も走る) 赤沢森林鉄道(木材運搬用だった鉄道が1987年に観光用として復活。車窓に渓流やヒノキの香りがする緑の中をディーゼル機関車が5両客車をひいて赤沢自然休養林の中1.1kmを往復する。始発の森林鉄道記念館では林鉄車両の展示。毎日運転されるのは7月20日から8月31日でその後の11月4日までは土日祝のみ。車いすでも可) 木曽の桟(きそのかけはし。旧中山道随一の難所。芭蕉の句にも残されている) 木曽駒ヶ岳(中央アルプスの最高峰。県立公園。駒ヶ岳神社において夏山シーズン中の無事故を願い太々神楽を奉納して開山式が行われる。実施日6月下旬) 小野の滝(安藤広重の浮世絵にも描かれている名所) 台(だな)、才児(さいちご)高原からの木曽駒ヶ岳の夕映え 木曽路美術館(昭和57年に開館。広重,英泉の描く浮世絵、木曽街道六十九次の70枚に及ぶ大揃および縄文,弥生,古墳時代から中世に至る陶器と大量の伊万里のそばちょくを展示) 森林鉄道記念館(国設の蒸気機関車ボールドウィンをはじめ林鉄の資料館) 森林資料館(木曽式伐木運材法の模型など森林に関する資料) 滑川第1砂防ダム 木馬(きんま)引き競争(木曽ヒノキを引いてタイムを競う) トムソーヤクラブ村・木曽上松(森林浴と森林鉄道体験をメインとした自然体験村。実施日7月下旬から8月下旬) ヒノキの里夏祭り(実施日7月下旬) 赤沢森林浴(森林浴発祥の地での恒例となった森林浴大会。実施日10月中旬) 駒ヶ岳神社例祭(駒ヶ岳神社里宮で太々神楽奉納。国選択民俗文化財。実施日5月3日) 上松祭り(上松の氏神諏訪神社の例祭。獅子を中心とした地歌舞伎とみこしのお練り。実施日9月5日から7日) 照谷山阿弥陀堂 沓掛一里塚と馬頭観音堂 松尾芭蕉句碑 正岡子規句碑 寝覚の床の浦島堂修繕記念碑 亀井勝一郎作詞上松小学校校歌の碑 山頭火句碑 松本たかし句碑 貝原益軒歌碑 鳥丸光栄歌碑 近衛摂政歌碑 中川恭次郎歌碑 島崎藤村詩碑 十王沢のシダレザクラ(5本。幹周り3m。4月中旬) 蛇頭(じゃがしら)の雪形が現れ農耕の始まりを告げる情景(4月から5月) 上町(かんまち)の町並み(中山道の旧宿場町の雰囲気を残す) 玉林院のクロマツ(推定樹齢200年、4本) ふしぎな浮き石(木曽の桟と寝覚の床の間の木曽川を往来する石があり、悪いことが起こるので修行僧が1首詠んで止める話) 義仲と名馬(木曽義仲が人語を解する名馬に木曽の桟を飛べと命ずるが目算が狂い死なしてしまう話) 姫宮(宇治の戦いに敗れた高倉親王の姫が追っ手から逃げ切れずに赤沼美林に至る淵で身を投じた悲話) 浦島太郎(竜宮から帰った丹後半島の浦島太郎の後日談で、諸国を旅した太郎が寝覚の床にひかれて白雲流水の生活をする話) 【名産】木工品(使うほどに味が出る木曽五木の木製品) 木材(木曽ヒノキを代表とする木曽五木の木材) おけ(サワラやヒノキを材料としたすしおけや手おけ、風呂桶) 【発祥】森林浴発祥の地 --------------------------------------------------------------------------------------------- 【名称】木曽路美術館 【住所】長野県木曽郡上松町寝覚 レストハウス木曽路内 【電話】0264−52−2554 【交通】中央本線上松駅から徒歩15分 【開館】9:00〜17:00 【概要】昭和57年に開館 広重,英泉の描く浮世絵 木曽街道六十九次の70枚に及ぶ大揃および縄文,弥生,古墳時代から中世に至る陶器と大量の伊万里のそばちょくを展示 --------------------------------------------------------------------------------------------- やっとかめ(久しぶり) いきよる(行きつつある) きよる(来つつある) ほいだし(そして) したらさいが(してみると) --------------------------------------------------------------------------------------------- |