長野県
【トピック】2005/10/01 東筑摩郡明科町、南安曇郡豊科町、穂高町、三郷村、堀金村が合併して誕生

--------- 旧東筑摩郡明科町のデータ -----------------
【いわれ】明科町の「あか」は土質の赤でもあり、また、東北部山間地を抜けてきたときに視界が開けて明るく、日当たりがよいからといわれ、「科」は段丘地形を意味する。
【シンボル】花(アヤメ)、木(カシワ)、鳥(なし) 魚(ニジマス)
【日本一】北アルプスの眺望
【観光】
    水郷の町(梓川と高瀬川が合流)
    日照時間が長く空気の澄んだ安曇野地方随一の眺望を誇る北アルプス山々の景観を有する町
    長峰山(ハンググライダーの基地) 
    町民プール(スライダープールと流水プール)
    アルプス・スカイグランプリ(北アルプスを望みながら飛ぶハンググライダー大会。長峰山より。実施日4月下旬)
    あやめフェスティバル(瀧門渕公園を中心にアヤメの咲くころに開催。実施日6月下旬)
    アルプス舟下り(実施日6月から9月)
    花火大会(実施日8月14日)
    町民体育祭(実施日10月中旬日曜日)
    文化祭(実施日11月3日)
    消防出初め式(実施日1月15日)
    成人式(1月3日)
    日光菩薩像(清水光久寺)
    月光菩薩像(清水光久寺)
    松尾芭蕉句碑(2基)
    やしょうま(米の粉を練り食紅を使って作る風習。2月15日)
    柳花作り(繭玉。稲の豊作を祈って柳の枝に餅をつける。1月15日)
    荒神社のケヤキ
    金井氏氏神のコノデカシワ
    山の神のカサマツ
    天狗社のケヤキ
    触れ合い広場
    明科民俗資料館
【名産】ニジマスの漬物
    焼きもち(おやき)
    ワサビ漬け
    ニジマスの卵漬け

--------- 旧南安曇郡豊科町のデータ -----------------
長野県南安曇郡
【いわれ】明治7年に、鳥羽、吉野、新田、成相の各村が合併し、頭文字の「と」「よ」「し」「な」を採って「豊科村」が誕生した。その後、町制施行し現在に至っている。
【日本一】文字碑道祖神(高さ206m)
【観光】
    犀川に飛来するコハクチョウ 
    犀川ダム湖(ハクチョウの飛来)
    光城山のハクチョウの形のイルミネーション
    ハクチョウモニュメント
    安曇野の里(農水省の補助金で農業体験実習館のビレッジ安曇野、ガラス工房、地元の特産品を販売するプラザ安曇野で構成されている)
    飯沼飛行士記念館(神風号でロンドンまでの飛行に成功した資料を展示)
    田淵行夫記念館(高山チョウ研究家で山岳写真家の業績紹介)
    伝統工芸館(美術館)
    豊科町郷土博物館(郷土の民俗、歴史、自然資料を展示)
    豊科近代美術館(平成4年に開館。高田博厚(近代彫刻の代表者)の作品、特別企画展示場、貸ギャラリー)
    北アルプス連峰、美ヶ原高原を望む梓川扇状地の肥沃な地に位置する町
    ビレッジ安曇野(宿泊しながら農業実習や研修)
    安曇野祭り(安曇野の夏の夜の風物詩。あづみ野囃子踊り。実施日8月上旬)
    あづみ野ジャズコンサート(実施日9月上旬)
    金龍寺のだるま市(実施日1月上旬)
    玄番稲荷の初午(実施日旧暦初午の日)
    豊科町成相・新田地区の福俵引き(道祖神祭りの一種で御柱に取り付けられてあった福俵を引いて若者達が気勢を上げる祭り。実施日1月15日)
    神代文字碑
    専念寺の誕生仏
    西田幾太郎碑(日本を代表する哲学者)
    日光寺仁王像
    細萱氏館跡
    鳥羽館跡
    飯田砦跡
    真々部氏館跡
    構之墓館跡
    木村素衛詞碑
    藤森秀夫「めえめえ児山羊」詩碑
    常念岳に出現する常念坊(安曇野の春を告げる)
    安曇野わさび田湧水群(名水百選)
    豊科町吉野区の吉野町の町並み
    真々部区の町並み(上町、中町、下町)
    お玉柳(豊科町重柳のお玉柳にまつわる伝説。大変働き者で美しい娘のお玉がヤナギの木の下で昼寝中に蛇のために死ぬ)
    法蔵寺のキツネ(豊科町成相の八坂神社にあった御殿林に住んでいたキツネが中堀境にある徳蔵林まできつね火の行列をした)
    日光寺のキツネ(昔、日光寺原の林に、日光寺キツネという半白の老いたキツネが住んでいて人を化かしてはいたずらを重ねた)
    化粧ヤナギ(真々部(ままべ))
    大鳥桜(中曽根)
    大イチョウ(吉野)
    大シダレザクラ(本村)
【名産】わさび漬け(安曇野わさび田ゆう水群で生育したワサビの漬物)
    安曇野ガラス
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【名称】豊科近代美術館
【住所】長野県南安曇郡豊科町大字豊科5609−3
【電話】0263−73−5638
【交通】大糸線豊科駅から徒歩15分
【開館】9:00〜17:00(入館は16:30まで)
【概要】平成4年に開館
    高田博厚(近代彫刻の代表者)の作品
    特別企画展示場
    貸ギャラリー
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あだじゃねぇ(容易でない)
おめったい(おっくうだ)
ずくなし(不精者)
てきねぇ(疲れた)
はかいく(仕事が順調に進む)
--------- 旧南安曇郡穂高町のデータ -----------------
長野県南安曇郡
【いわれ】安曇野の中心部を切り開いたのは九州の北沿岸に精力をもっていた安曇族だといわれており、その祖父神の「穂高見の命」が穂高神社にまつってあり、この名前が地名の由来だといわれている。
【シンボル】花(ワサビ)、木(シャクナゲ) 鳥(なし)
    
【日本一】ワサビ、わさび畑
     天蚕の生産量
     ニジマスの生産量
     ソフトボール連続長時間記録(試合時間168時間11分 、865イニング)
【観光】
    温泉(源泉15ヶ所、中房、穂高温泉郷が開けている)
    山岳(北アルプス表銀座、日本の屋根とも称される秀峰が連なる)
    道祖神(双体像をはじめとし、125体が路傍にたたずむ)
    道祖神を語る集い(町内の道祖神巡りと神事。実施日8月下旬)
    道祖神祭り(辻に立つ双対像など125、彩色や御柱などが各集落毎に行われる。実施日1月から9月)
    ゆう水群(名水百選にも選ばれている。湧き出る地下水は、特産のわさび園やニジマスの生産に役立っている)
    碌山美術館(昭和33年に開館。碌山,荻原守衛の作品および資料展示、講演会、展覧会)
    安曇野山岳美術館(昭和58年に開館。故足立源一郎,桑原宏らの絵画作品)
    安曇野大王ワサビ農場(【花種類】ワサビ【花見頃】4月上旬から下旬)
    栗尾山満願寺の森 
    安曇野から見た北アルプスと田園風景 
    三角島付近の水の流れとわさび畑
    千国街道 
    国営アルプスあづみの公園(穂高・桧川地区、穂高・堀金地区)
    かじかの里公園(かじかの里、天蚕の里、わんぱく広場、昆虫の森やトリムなど)
    有明山と中房渓谷
    町民会館
    大天井岳にある町営宿舎
    常念憩いの広場にあるプラスノースキー場
    天蚕センター
    天蚕飼育開始の発祥の地(天明年間(1781-1788))
    わさび祭り(わさび村、光と水と緑の広場、太鼓と踊りの広場など。実施日5月中旬)
    安曇野マラソン大会(安曇平を一望する山麓沿いを健脚を競う。実施日10月下旬)
    安曇野穂高納涼祭(打ち上げ花火を合図に穂高太鼓の調べに乗っての盆踊り。実施日8月中旬)
    喜作祭り(アルプスの主峰槍ヶ岳への登山路を開拓した山の先駆者小林喜作の偉業を称える記念登山。実施日9月上旬)
    穂高神社奉射祭(農業、工業、商業の産業振興祈願。実施日3月17日)
    穂高神社本宮例大祭(御舟神事。実施日9月26日から27日)
    松尾寺本堂(国指定重要文化財)
    松尾寺のボタン・フジの花(5月中旬から下旬)
    曽根原家住宅(国指定重要文化財)
    北条虎吉像(国指定重要文化財)
    小岩岳城址公園(とりで門、のろし展望台、あずまや、遊歩道、参道の整備)
    満願寺の微妙橋
    満願寺のツツジ(5月中旬から下旬)
    鐘の鳴る丘集会所
    早春賦詩碑
    尾崎喜八誌碑(田舎のモーツァルト)
    松尾芭蕉句碑
    矢野口保邦歌碑
    小岩岳の集落(小岩岳城址の前に広がる屋敷林のある真壁造り、しっくい塗りの古い木造の農家住宅)
    土蔵造りの町並み(糸井川街道(旧国道)沿いに当時の豊かさを一部残した土蔵造りの町並み)
    等々力家のビャクシン(樹齢約400年)
    モミノキ(幹周り5m樹高35m樹齢約400年)
    カエデの木(幹周り3m樹高15m樹齢約500年)
    正福寺の杉(子宝杉と呼ばれ幹周り5.5m樹高38m)
    中房温泉の膠状珪酸および珪華(国指定天然記念物)
    33節の尾羽(有明山のふもとに村人を苦しめる魏石鬼八面大王という鬼が住んでいた。そこで坂上田村麻呂が討伐を試みるが失敗する。満願寺に祈願し「33節の尾羽」で作った矢を使えば討つことが出来るとお告げがあった。一方、罠にかかった山鳥を助けた矢助はその恩返しに「33節の尾羽」を手に入れ、坂上田村麻呂に献上する。そしてようやく八面大王を討伐できた)
    穂高神社の祭り・お舟祭りでは舟を引が一切女性は乗せないという風習
【名産】ワサビの加工品(生ワサビ、かす漬け、味噌漬け、ワサビの花のお浸し ほか)
    ニジマスの加工品(塩焼き、甘露煮、味噌漬けほか)
    てぐす入り商品(ネクタイ、財布、カバンほか)
    天蚕(繊維のダイヤモンドとも例えられている。優美な光沢、軽く柔らかく丈夫でつやがある)
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【名称】碌山美術館
【住所】長野県南安曇郡穂高町
【電話】0263−82−2094
【交通】大糸線穂高駅から徒歩7分
【開館】9:00〜17:00(11月から2月は16:00まで)
【概要】昭和33年に開館
    碌山,荻原守衛の作品および資料展示
    講演会
    展覧会
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【名称】安曇野山岳美術館
【住所】長野県南安曇郡穂高町有明3613−26
【電話】0263−83−4743
【交通】JR大糸線穂高駅からタクシー8分
【開館】9:00〜17:00
【概要】昭和58年に開館
    故足立源一郎,桑原宏らの絵画作品
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【花名所】安曇野大王ワサビ農場
【花種類】ワサビ
【所在地】南安曇郡穂高町
【花見頃】4月上旬から下旬
【交 通】JR穂高駅から車10分
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ずくなし(不精者)
てきない(疲れた)
あんじる(心配する)
かてる(仲間入りする)
そーずらい(そうでしょう)
--------- 旧南安曇郡三郷村のデータ -----------------
長野県南安曇郡
【いわれ】新村名は公募により決定した。三郷村の三は小倉、温、明盛の3つを意味し、郷は村に通じる
【シンボル】花(リンゴ)、木(アカマツ)、鳥(なし)
【日本一】日本でいちばん日光を浴びたリンゴ
     昭和63年から始めた惰性自転車レース
     ユリの木の年数がたっている(県下一の古木)
【観光】
    安曇野の田園風景と道祖神(長野県の穀倉地帯安曇野のほぼ中央に位置する)
    貞享義民社など史跡回廊公園(多田加助にまつわる史跡)
    室山公園(ジャンボ滑り台などで遊び、宿泊は室山荘で)
    室山からの眺望(松本平が一望でき場所、特に松本の夜景はきれい)
    平福寺(県重要文化財指定の木造聖観世音と百体観音と桜並木が美しい)
    黒沢の滝(標高1500mにある滝は水量も豊富でダイナミック。冬は氷柱が形成され自然の芸術が見られる)
    中萱駅(社殿風な造り) 
    北沢美林
    三郷文化公園(船風の遊具「わくわく舟」がある)
    本陣造りの民家
    農道から見た北アルプス、常念岳、蝶ケ岳、白馬連山
    住吉地区の家並み(古い家並みがあり落ち着いた風景)
    南小倉地区の山麓沿いの畑と家並み(山間地と畑地の間の家並みは農家を思わせる)
    黒沢川グリーンベルト地帯のセミ、鳥の声音風景
    雨の日のカエルの合唱音風景
    冷沢のウグイスの声音風景
    三郷アップルマラソン(実施日5月4日)
    リンゴの木のオーナー(リンゴの収穫を楽しんでもらう。実施日5月下旬)
    三郷語学キャンプ(英語村の開村。実施日7月中旬)
    林檎村音楽祭(野外コンサート。実施日7月下旬)
    アップルウォークラリー大会(りんご園をハイキングしながらゲームを楽しむ。実施日10月下旬)
    道祖神祭り(楡地区の子ども達が中心となり祭りが行われる。実施日8月14日から15日)
    熊野神社の御舟祭り(中萱地区の祭りで舟が地区内を練り歩く。実施日8月25日)
    御柱祭(小倉地区や明盛地区の一部で道祖神広場に御柱を立てる。実施日1月1日)
    平福寺の聖観世音菩薩(平安時代の木造)
    多田加助屋敷跡に残る池濠
    白沢保美詩碑
    西川雪峰句碑
    柿之本芳月句碑
    務台信陽句碑
    どんど焼き(1月14日から16日)
    北アルプスに出来る雪形(昔はこれを見て農作業の段取りをした。5月下旬)
    高灯ろう(家族を亡くした家の初めての盆を新盆と言い、8月にはいると高灯ろうを木戸芝の高い木、または竿の先に取り付ける。仏様はこの灯ろうを目当てに帰ってくるという。)
    こばしあげ(稲あげ。こばしあげは1年最後の収穫感謝の御祝いであり来る年への豊年祈念のお祭り)
    南小倉地区のキタコブシ(高さ25m根元の太さ5m。山野に自生するモクレン科の落葉高木)
    クワの大樹(樹齢約150年以上)
    馬口のアカマツ(幹周り3m高さ25m樹齢約400年以上)
    室山山麓のシダレザクラ(幹周り5m高さ14m樹齢約500年)
    役場前のユリの木(高さ25m)
    回廊公園(義民の里)
    室山アグリパーク(緑の里)
    黒沢小僧の話(黒沢山にすむ黒沢小僧と老婆の話)
    デーラーボッチャ(規模の大きな信州の自然に、ことに日本アルプスの山並みに日夜接し、その威容に心打たれるこの土地の人は、何らかの形でそれを人間の仕業と考える。伝説化している室山のデーラーボッチャもその一つ)
    あずきばばさ(小さな川の橋の下であずきばばさが出るという話に子ども達は恐ろしがったという)
【名産】馬の対のわら人形
    リンゴ(内陸性の気候で昼夜の温度差があり、りんご栽培に最適地である。りんごは甘味、酸味のバランスよく糖度も高い。伊勢神宮へ奉納している)
    安曇野ワイン(りんごやキイチゴのワインなどで45種類がある)
    野沢菜漬け(野沢菜(地元)を漬け販売。お茶漬けふりかけもある)
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あさっぱら(朝早いこと)
あもちゃ(雨だれ)
めそつく(雨が降り始める)
めそめそどき(夕方の薄暗いころ)
やぶせってー(うっとうしい)
--------- 旧南安曇郡堀金村のデータ -----------------
長野県南安曇郡
【いわれ】一説に「堀金」は別に「ハリガネ」とも読み、ハリとは開墾する、また「ネ」とは山の根っこという意味があることから「山のふもとを開墾してできた村」といわれている。
【シンボル】花(カタクリ)、木(ケヤキ)、鳥(なし)
【日本一】北アルプスの眺望
【観光】
    啼鳥山荘の「湯」(ラジウム鉱泉) 
    本村より望む北アルプスの眺めは、青いじゅうたんを敷き詰めたような田園と道祖神がバランスよくマッチしている
    烏川の渓流 
    総合体育館(文化ホールや柔道場、剣道場などを整備)
    中央公園(公園内にはシンボル像)
    ウェストンの足跡を尋ねて(ウェストン記念山行。実施日7月下旬)
    ウェストン祭(実施日8月上旬)
    そば・きびもち祭り(早食い競争など。実施日10月下旬)
    堀金村歴史民俗資料館
    村域の70%が山林の村
    山間部の沢沿いに咲き誇るカラクリの群生
    夏休みワンパクツアー(日本各地から仲間を求めて集まる。実施日8月上旬)
【名産】そば
    キビ
    うす(臼)