長野県
【トピック】2005/04/01 佐久市と南佐久郡臼田町、北佐久郡望月町、浅科村が合併

----------- 旧佐久市のデータ ------------
【いわれ】佐久平(盆地)の中心にあることと、旧町村が北佐久郡と南佐久郡とにあって、郡境を越えて合併したことから、共通の名である佐久を市名としたもの。
【シンボル】花(コスモス)、木(カラマツ) 鳥(なし)、魚(佐久ゴイ)
【日本一】旧中込学校(現存する洋風学校としては日本一古い小学校。明治8年12月に完成)
     上越自動車道八風山トンネル(標高932m、高速道路トンネルとしては日本一標高の高いところにあるトンネル)
     彫刻「さく」(高さ約40mのシンボルタワー。 その頂点で浅間方面からの風をキャッチし、その風をタワーの空洞で下に導き、地上にL字型にはうトンネル状の造形から送り出すという構想)
【観光】
    内山峡とコスモス街道(【所在地】佐久市内山周辺国道254号線沿い【花見頃】9月上旬から下旬)
    八ヶ岳連峰の北端に位置する双子山(2223.8m)
    内山牧場と荒船山 
    駒形神社本殿(国指定重要文化財)
    鉄鐘(跡部。国指定重要文化財)
    根々井氏館跡
    岩尾城跡(鳴瀬)
    旧中込学校(現存する洋風学校としては日本一古い小学校の望楼(太鼓楼)につられている太鼓の音は素晴らしい。明治18年12月完成。国指定史跡及び重要文化財)
    佐久平から見た浅間山 
    平尾山(1155m)山頂からの佐久平展望
    荒船山の断崖絶壁 
    佐久市立近代美術館(カルチャー館・油井一二記念館。昭和58年に開館、油井一二コレクション、日本画,洋画,彫刻,工芸,書などの近代日本美術作品、中国陶磁器)
    標高約700mの高原都市
    さくらさく小径(千曲川の堤防に桜堤)
    八風山トンネル(上信越自動車道。標高932m)
    彫刻「さく」(高さ約40mのシンボルタワー)
    家畜改良センター長野牧場のからまつ並木と牧場
    佐久こい祭り(こい供養、法要などの他、出世魚として子どもの健康と成長を祈る市民祭り。実施日5月3日から5日)
    市民強歩大会(山梨県韮崎市〜佐久市78km。夜通し歩き続ける。実施日4月第3土日曜日)
    コスモス祭り(実施日9月上旬)
    初午(岩村田・鼻顔稲荷神社。節分の後の最初の午の日)
    跡部の踊り念仏(跡部・西方寺。実施日4月上旬)
    祇園祭り(野沢7月下旬、岩村町7月上旬)
    十日夜(上塚原ほかで。かかしに感謝するかかし祭り。ワラで作った棒状のもので地面を叩きモグラや虫を追う子どもの祭り。実施日11月10日)
    お舟祭り(安原。実施日9月26日)
    佐藤春夫の歌碑(仙禄湖畔)
    若山牧水の歌碑(岩村田)
    種田山頭火句碑(安原個人宅)
    有島生馬詩碑(洞源湖畔)
    万葉歌碑(千曲川畔・中込公園内)
    渋沢栄一の詩碑(国道254号線沿い)
    人間魚雷「回天」記念碑(貞祥寺境内)
    長野県内でのくるみ栽培発祥の地
    長野県内での薬用にんじん栽培発祥の地
    シナノユキマス養殖発祥の地(ヨーロッパ原産のペレヤジを導入して養殖に成功)
    横根地区の町並み
    志賀中宿区の町並み
    岩村田ヒカリゴケ自生地(日本にもヒカリゴケがあることが確認された最初の発見地。大正10年3月3日国指定天然記念物)
    墓参り(佐久地方では90%の人が8月1日にお参りするという。理由は養蚕が盛んな頃お盆の時期は大変忙しいから。また一説にはその昔8月1日、千曲川の大水でたくさんの死者が出たことからこの日にお参りする様になったという)
    おてば婆さん(正月のもちのことから手のひっぱり合いとなり、力持ちのお婆さんに負けた鬼が逃げ帰る途中、右腕を落としたという話)
    腰巻地蔵(病気で田植えが出来ない百姓さんの田が、ある朝きれいに田植えが済んでいた。それは泥だらけの腰巻きになっていたお地蔵さんの仕業であったという)
    川久保のキツネ(娘に化けたキツネにだまされた若者と前に娘に化けようとするキツネの様子を見たためか独身を続けた男の話)
    孝子・亀松の物語(「番小屋」でオオカミに襲われた父を助けた11歳の亀松の話。当時老中の松平定信まで話が伝わった。また明治の国定教科書にも載った。地元の小学校では毎年10月24日に亀松祭を行う。亀松は天保8年60歳で没した)
【名産】清酒(市内に7蔵ある)
    カーネーション、シクラメンなどの花
    佐久ゴイ、シナノユキマス等の淡水魚(養殖)
    みそ
    野沢菜漬け
    新しい果実(紅浅間(べにあさま))
    リンゴ
    プルーン
    桃
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【名称】佐久市立近代美術館(カルチャー館・油井一二記念館)
【住所】長野県佐久市大字猿久保35−5 駒場公園内
【電話】0267−67−1055
【交通】JR小梅線北中込駅から徒歩15分
【開館】9:30〜17:00(11月から4月は16:00まで,入館は閉館の30分前まで)
【概要】昭和58年に開館
    油井一二コレクション
    日本画,洋画,彫刻,工芸,書などの近代日本美術作品
    中国陶磁器
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【花名所】佐久のコスモス街道
【花種類】コスモス
【所在地】佐久市内山周辺国道254号線沿い
【花見頃】9月上旬から下旬
【交 通】JR中込駅からバス15分
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およりなんし(お寄り下さい、寄っていって下さい)
よいとよいといべや(ゆっくり行こう)
そらっぺ(嘘)
そらっこと(嘘)
ももっけぇ(くすぐったい)
〜ずら(〜だろう)

----------- 旧南佐久郡臼田町のデータ ------------
長野県南佐久郡
【いわれ】臼田については幾つかいわれはあるが、原初的には千曲河原に早くから開発された「薄田(すすきだ)」に発すると言われている。その後、「すすきだ」が「うすだ」といわれるようになったようである。
【シンボル】花(キキョウ)、木(イチイ)、鳥(なし)
【日本一】文部省宇宙科学研究所臼田宇宙空間観測所パラボラアンテナ直径64m
     日本で一番海から遠い町(日本海、太平洋への距離)
【観光】
    龍岡城五稜郭(函館だけではありません!国指定重要文化財)
    新海三社神社の本殿・三重塔(国指定重要文化財)
    稲荷山公園コスモタワー(360度の大パノラマが堪能。大型ロケット発射台をかたどった展望台。全町に宇宙へと夢とロマンをかき立てる音楽が流れる)
    東洋一の大パノラマアンテナ 
    コスモホール(固定席800席の音楽を中心としたホール)
    銀河連邦ウスダ共和国(秋田県能代市、神奈川県相模原市、鹿児島県内之浦町、岩手県三陸町との共和国)
    全国あゆ釣り大会(実施日7月下旬)
    うすだよいやさ(町民夏祭り。実施日8月上旬)
    うすだ紅葉祭り(自然との触れあい。実施日10月中旬)
    お田植え祭り(実施日1月6日)
    おふみ祭り(実施日1月15日)
    臼田小満祭(実施日5月中旬)
    湯原神社式三番(実施日9月末)
    六地蔵幢(国指定重要文化財)
    上宮寺銅鐘
    井出家客座敷
    広ッ原洞穴群
    松尾芭蕉句碑
    島崎藤村歌碑
    山菜採り(4月下旬)
    田んぼスケート(12月上旬)
    一遍上人の踊り念仏発祥の地
    十二社社叢
    お神明の三本松
【名産】ニジマスの甘露煮
    イワナノ味噌漬け
    コイの甘露煮
    薬用ニンジン
    プルーン
    リンゴ(ふじ)
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しょうしい(恥ずかしい)
ずく(何事もおっくうがらずに行動する)
ぶちゃる(捨てる)

----------- 旧北佐久郡望月町のデータ ------------
長野県北佐久郡
【いわれ】文武天皇4年(700年)、この地域は御牧(朝廷直属の牧場)として定められ、毎年8月15日満月の日に馬を献上していた。この馬が「望月のこま」といわれ、現在の町名もここから採用した。
【日本一】村おこし道祖神(交通安全を願っての双体道祖神。大きさは日本一で高さ2.3m、横2.2mの自然石  昭和63年3月に建立)
     幻想的な火祭り(さかき祭り)
【観光】
    2000を超える石仏群 
    望月高原 
    つららのできる春日渓谷(秋の紅葉もいい)
    春日温泉(標高950mの温泉場。ツツジも楽しめる)
    竹の城、観音寺の満開の桜並木
    さかき祭りの火祭り(夜7時過ぎに花火を合図に松明山にかがり火がともり、たいまつに移して山を駆け下る。鹿曲川へ投下後に、獅子、榊のみこしが練り歩き望月太鼓や民謡流しが町内へ繰り出す。実施日8月15日) 
    蓼科山大河原渓谷からの絶景 
    望月町歴史民俗資料館(町の変化を原始時代から展開)
    国民宿舎もちづき(良質で豊富な湯と親切なサービス)
    しなの山林美術館(郷土出身の画家大沢邦雄の作品)
    大沢酒造民俗資料館(日本最古の酒が入っていた秘蔵元禄のつぼをはじめとする資料)
    望月町天来記念館(昭和50年に開館。書家比田井天来,比田井小琴の遺作品および天来門流の作品、郷土作家の書などを展示)
    駒の里(望月の駒伝説として月毛の馬と生駒姫の悲恋物語が残る)
    村おこし道祖神(高さ2.3m横2.2mの自然石。交通安全を祈願して建立)
    野鳥の声(季節によって多種類の野鳥が訪れる) 
    望月町総合体育館
    こま道競歩大会(伝説望月物語にちなんだコース42.195kmの距離に設定し昼夜を通して歩く)
    草競馬大会(地元を中心に県内外から約70頭が参加し珍レースが展開。実施日11月3日)
    春日温泉つつじ祭り(春日温泉地域一帯の祭り。実施日5月中旬から下旬)
    根神社の式三番叟(約250年前も昔から伝わる豊作を祈る舞い。実施日4月15日)
    踊り念仏(江戸時代初期の寛永年間から続く踊り念仏。実施日3月下旬)
    道祖神祭り(子ども達が皆で力を合わせて「おこもり小屋」を建てその中で道祖神をまつり、御幣振りや獅子舞が繰り出す。実施日1月初旬)
    阿弥陀如来座像(福王寺。国指定重要文化財)
    真山家主屋と土蔵(国指定重要文化財)
    下吹上遺跡および復元住居(縄文時代中期の集落を保存し住居跡を2棟復元)
    天神城跡(南北朝時代に落城したが構造がみごと)
    望月城跡(戦国時代に築城した望月氏の居城)
    春日城跡(戦国時代の築城)
    布施城跡(戦国時代の築城)
    望月宿・茂田井間宿(江戸時代には中山道の宿場町。造り酒屋などが並ぶ道筋)
    春日入新町の百番観音
    平石遺跡(24の縄文時代の敷石住居跡)
    若山牧水歌碑
    望月小唄歌碑
    去来の歌碑
    比田井天来生誕の地碑
    全国の望月姓発祥の地
    甲賀三郎伝説(甲賀三郎またの名を望月三郎という。甲賀流忍者のルーツと言われる)
    福王寺のシダレザクラ(樹齢約350年以上)
    信永院のカヤ(根元から18本の幹が生えて1本の巨木を形成)
【名産】薬用ニンジン
    高原野菜マル月のキャベツ
    鉄平石
    地酒(造り酒屋3軒)
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【名称】望月町天来記念館
【住所】長野県北佐久郡望月町大字望月305−2
【電話】0267−53−4158
【交通】信越本線小諸駅から望月行きバスで望月営業所下車
【開館】9:00〜16:30
【概要】昭和50年に開館
    書家比田井天来,比田井小琴の遺作品および天来門流の作品
    郷土作家の書などを展示

----------- 旧北佐久郡浅科村のデータ ------------
長野県北佐久郡
【いわれ】南に雄大な蓼科山と、北に朝な夕なに煙たなびく浅間山があり、この中間地に3村合併により誕生したため、浅間、蓼科山より各1字拝借し浅科村となる
【シンボル】花(シロカノコユリ)、木(なし) 鳥(なし)
【日本一】旧五郎兵衛用水路(20kmに及び、当時の開削技術を保存)
【観光】
    村の中央部水田地帯より望む四方の山並み
    御馬寄の柳坂より望む浅間山、眼下に見える千曲川の清流
    五郎兵衛記念館(常勤職員などを配し、五郎兵衛用水に関する古文書などの保管及び展示をしている)
    千曲川原納涼花火大会(実施日8月14日)
    鳥追い祭り(獅子舞。上原地区。実施日1月3日)
    獅子舞(矢島地区。実施日1月3日)
    どんど焼き(塩名田地区。実施日8月13日)
    高良社(こうらしゃ。八幡神社の本殿であるが建築様式が禅宗様式といって中国宗時代の様式で建てられている。特に斗組(ますぐみ)が貴重な構造物。国指定重要文化財)
    水田ほ場整備事業完成記念碑
    1級河川布施川改修記念碑
    荻原井泉水詩碑
    五郎兵衛用水元水揚げ(4月10日頃)
    千曲川つけ場漁(5月中旬)
    関所破りの桜(シダレザクラ)
    なんじゃもんじゃの木(バラモミ)
    中山道塩名田宿
    中山道宿場太鼓
    塩名田千曲川河畔の景観
    信州農村開発史研究所
    実りの秋の田園風景
    ぬれた衣の観音様(塩名田のある家で、観音様をまつり寒さよけの衣を着せて拝んでいた。春になったある日、塩名田のなかほどで火が出て大火となったが観音様をまつった家は免れた。火を防いだのは観音様だった。このことを聞いた人々がお礼参りに続々と押しかけたという)
    酒の好きなキツネ(八幡から矢島に通じる道の西にキツネ山と呼ばれる山があり、この山にとびきり酒好きなキツネが住んでいて酒を持っていると取られてしまう。村人が知恵を絞りやっと捕まえ、きつね汁にしたが泡立ち酒臭くて食べられなかったという)
【名産】薬用にんじん(焼酎を漬け、にんじんハチミツ)
    おかゆ(五郎兵衛米を使った、 白がゆ、玄米がゆがあり、1袋200g詰めで販売)
    凍り豆腐(豆腐を凍らせ稲わらで7枚編みにして販売。天然で凍らせるため舌触りがよい)
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とびっくら(かけっこ)
ねそべる(横になって休む)
なんちょさ(どういたしまして)
しょうしい(恥ずかしい)
ひののき(昼間、日中)