長野県 【トピック】2006/01/01 大町市と北安曇郡八坂村、美麻村が合併 ----------- 旧大町市のデータ ---------------- 【いわれ】大町は古来、周辺一帯の地域が「仁科御厨」「仁科庄」の中心市街地として発展し、「仁科大町」と呼ばれたことに由来する。 【シンボル】花(カタクリ)、木(オオヤマザクラ) 鳥(ライチョウ)、獣(カモシカ) 【日本一】黒部ダム(ダムえん堤の高さ186mは日本第1位) 高瀬ダム(ロックフィルダムのえん堤の高さとしては東洋第1位) 【観光】 立山黒部アルペンルート(トロリーバス、地下ケーブル、ロープウエーなどで北アルプスの山々を横断し、長野、富山両県を結ぶ国際的な山岳観光ルート) 温泉(葛、大町温泉郷、木崎湖、篭川などの多数の温泉) スキー場(青木湖、ヤナバ、爺ケ岳、鹿島槍などのスキー場) 北アルプス(3000m級の山々が織りなす雄大かつ懐の深い大自然の景観) 仁科三湖(3つの個性的な湖(木崎湖、中綱湖、青木湖)が生み出す自然景観) 山岳博物館6つの博物館(それぞれに個性的な博物館施設) アルプス温泉博物館 大町山岳博物館 大町エネルギー博物館 大町郷土玩具博物館 東山低山帯野外博物館 塩の道博物館(昭和57年に開館。大町村の庄屋で,塩問屋であった平林家の母屋と土蔵を博物館、江戸時代のものと同じ原型を保つ,帳場,囲炉裏,奥座敷,座敷などが当時の商家のくらし展示、昔の生活用具や民俗資料、塩の道(千国街道)の資料、機織りや歩荷,牛方の試着などの体験コーナー) 酒の博物館(昭和55年に開館。仕込み用の大桶、出来上がった酒をしぼりだす酒槽、昔の酒造りの道具、日本全国の日本酒、試飲コーナー) 市立大町山岳博物館(昭和26年に開館。北アルプスの登山の歴史、昭和20年代の山小屋、小説「氷壁」のモデルとなったナイロンザイル、登山の父・ウェストンの手紙など、登山関係の資料、北アルプス山麓の自然や動植物の資料展示、併設としてカモシカやライチョウの飼育園) 高瀬川テプコ館(電気のPR館。高瀬川,ロックフィルダム,揚水発電に関して展示紹介、3Dシアターは必見、新高瀬川発電所(地下式)の見学) 大町公園(【花名所】サクラ【花見頃】4月下旬) 国営アルプスあづみの公園 大町市運動公園 黒部ダム(ダムえん堤の高さ186m) 高瀬ダム(ロックウェルダム) 大町市文化会館(北アルプスの風景にマッチする様に「土蔵造り」をイメージした外観で内装面では木材をふんだんに使い暖かさと音響効果を高める) 若一王子神社のやぶさめ神事の一連の音風景(境内に響く「ハオー、ハオー」の掛け声、カッカッというひづめの音、馬上の射手によって射られた矢がパチンと的に命中する快音、これに呼応する観衆のどよめきは勇壮な夏祭りのクライマックスをみせる) げたスケート(げたの裏に金具を付け、ひもで足に縛り付けて氷の張ったたんぼで滑るスポーツ) ショックリ(ショックリと呼ぶ木ぐいを振り上げて雪や田の中に打ち刺し相手のくいをお互いに倒し合うスポーツ) 立山黒部アルペンルート開通雪の祭典(富山城主佐々成政一行の厳冬期のアルプス越えを再現。実施日4月25日) 塩の道祭り(古来、新潟方面の塩を内陸に運んだ古道、塩の道を昔の旅姿(歩荷や旅芸人)で歩く。実施日5月5日) 針ノ木岳慎太郎祭り(故百瀬慎太郎をしのび、あわせて夏山の安全祈願の神事を行い、日帰り登山や自然観察を楽しむ。実施日6月第1日曜日) 大町温泉郷花火大会(大町の短い夏を惜しむ様に繰り広げられる中信地区最大の花火大会。実施日8月下旬) 大町アルペンマラソン(日本の屋根を走ろうのキャッチフレーズ。実施日10月初旬) 仁科神明宮古式作始めの神事(古くからその年の作柄の豊凶を占う神事。実施日3月15日) 仏崎観音寺奉納競馬大会(全国から60頭近くの馬が参加して奉納される草競馬。実施日5月末) 若一王子神社例祭(大町随一の古式豊かなにぎやかな祭り。稚児行列、やぶさめ、山車などが出る。実施日7月27日から29日) かまど神社例祭(花火大会、相撲、やぶさめなど。実施日9月上旬) 仁科神明宮例大祭(神楽。能を取り入れた神楽で岩戸神楽をはじめとして伊勢流、吉田流など7座の神楽を奉納する。実施日3月15日) 仁科神明宮本殿・中門(国宝) 仁科神明宮木造棟札(国指定重要文化財) 若一王子神社本殿(国指定重要文化財) 盛蓮寺観音堂(国指定重要文化財) 若一王子神社三重塔 天正寺三重小塔 泉小太郎像 中村白葉文学碑 巌谷小波句碑 島木赤彦歌碑 小杉放庵歌碑 木崎夏期大学(後藤新平らの尽力により大正6年に開設) とーやんか(十日夜。旧暦10月10日。餅をついて斗升に入れダイコン本を添えて月の見える所に供える) 七夕(月遅れで行われる七夕の日で軒端に七夕人形を飾る) あらみたま(年内に不幸のあった家には近隣所や親せきの者がお参りに行く風習) 農具川(ふるさと生きものの里) 高瀬渓谷の噴湯丘と球状石灰石(温泉沈殿物(主に石灰華)が河床に堆積して小さな火山のような形の噴湯丘になり中央のわき口に白い豆粒大のあられ石、球状方解石ができる現象。国指定天然記念物) 居谷里湿原(ここの湿原には多種多様の貴重な生物が生息) 若一王子神社の社叢 仁科神明宮の社叢 青木湖の主は赤牛(昔、青木湖の西の集落で赤牛に子が生まれ、それを東岸の庄屋がもらっていった。子牛は親と別れた悲しさに毎夜岸辺で鳴いた。西の親牛はそれを聞きつけて、ある月の夜に鳴き声目指して泳ぎだしたが、力尽きて途中で沈んでしまった。この時から赤牛は青木湖の主となり夕暮れになると今でも湖底から鳴き声が聞こえてくるという) 【名産】松崎和紙(300年を超える伝統をもつ手すき和紙) 農民美術工芸品(北アルプスのモチーフを彫り込んだ木彫製品。ブックエンドやすずり箱、ペンダント鏡などがある) 淡水魚(大自然のなかで育ったヤマメ、イワナ、マスなど) 清酒(信州の穀倉地帯といわれる安曇野で採れる良質の米と、北アルプスの自然が生み出した清水があいまって醸し出した地酒。大町ワインも好評) 手打ちそば(北アルプス山麓の高原で採れた地粉を使う大町そばは、腰の強さとしなやかさで定評) 野沢菜などの漬物、おやき、山菜など --------------------------- 【名称】塩の道博物館 【住所】長野県大町市八日町2572 【電話】0261−22−4018 【交通】大糸線信濃大町駅から徒歩6分 【開館】8:30〜17:00(11月から4月は9:00〜,入館は閉館の30分前まで) 【概要】昭和57年に開館 大町村の庄屋で,塩問屋であった平林家の母屋と土蔵を博物館 江戸時代のものと同じ原型を保つ,帳場,囲炉裏,奥座敷,座敷などが当時の商家のくらし展示 昔の生活用具や民俗資料 塩の道(千国街道)の資料 機織りや歩荷,牛方の試着などの体験コーナー ---------------------------- 【名称】酒の博物館 【住所】長野県大町市大町温泉郷2811 【電話】0261−22−1942 【交通】大糸線信濃大町駅からタクシーで20分 【開館】9:00〜19:00(11月1日から4月24日は17:00まで) 【概要】昭和55年に開館 仕込み用の大桶 出来上がった酒をしぼりだす酒槽 昔の酒造りの道具 日本全国の日本酒 試飲コーナー ---------------------------- 【名称】市立大町山岳博物館 【住所】長野県大町市大字大町8056−1 【電話】0261−22−0211 【交通】JR信濃大町駅から徒歩25分,タクシーで5分 【開館】9:00〜16:30 【概要】昭和26年に開館 北アルプスの登山の歴史 昭和20年代の山小屋 小説「氷壁」のモデルとなったナイロンザイル 登山の父・ウェストンの手紙など 登山関係の資料 北アルプス山麓の自然や動植物の資料展示 併設としてカモシカやライチョウの飼育園 -------------------------- 【名称】高瀬川テプコ館 【住所】長野県大町市大字平1904−5 【電話】0261−23−2152 【交通】JR信濃大町駅からバス20分「高瀬川総合制御前」下車 【開館】9:30〜16:30 【概要】電気のPR館 高瀬川,ロックフィルダム,揚水発電に関して展示紹介 3Dシアターは必見 新高瀬川発電所(地下式)の見学 --------------------------- 【花名所】大町公園 【花種類】サクラ 【所在地】大町市神栄町 【花見頃】4月下旬 【交 通】JR信濃大町駅から徒歩20分 -------------------------- ずくなし(根性がない) こく(言う) おつくべ(正座) こもっつるし(戸などが開けっ放しの状態) おだじゃない(大変だ)----------- 旧北安曇郡八坂村のデータ ---------------- 長野県北安曇郡 【いわれ】明治8年に8か村と一枝郷が合併して八坂村となる 【シンボル】花(ヤマザクラ)、木(ケヤキ) 鳥(ウグイス) 【日本一】山村留学 八坂統合小学校 【観光】 金熊温泉(村内1カ所。「明日香荘」で郷土料理(おやき)が名物。交流・保養の拠点) 鷹狩山展望台(森林まなび公園。金比羅宮がまつられている古い歴史ある展望台。自然体験のできる公園で北アルプスの眺望も素晴らしい) 藤尾覚音寺(静寂な空気の漂う寺。千手観音・持国天・多聞天は国指定重要文化財) 唐花見湿原(ウメモドキなどの群生地) 四季折々に見せる自然豊かな農山村 裏からも見える大滝(別名:裏見の滝とも呼ばれ大滝の凍結した冬景色は素晴らしい) 犀川沿いを走る春の桜並木 新そば祭り(明日香荘。実施日10月25日から11月) 八坂夏祭り(実施日8月第2土曜日から14日) 山肌に咲きこぼれるヤマザクラ(4月上旬) 山々の紅葉とキノコ採り(9月から10月) どんど焼きと鳥追い(1月) 大うば山と金比羅山の話 【名産】おやき(直接、灰に入れて焼く昔ながらの味) 野沢菜漬け そば(手打ち) 山菜、キノコ----------- 旧北安曇郡美麻村(みあさ)のデータ ---------------- 長野県北安曇郡 【いわれ】「美麻」という村名からわかるように、村は、昔からよいアサの産地として有名であった。そこから明治8年7つの村が合併するとき、この名を採ったと考えられる。 【シンボル】花(オオヤマザクラ)、木(杉) 鳥(ウグイス) 【観光】 オリンピック道路(長野市と白馬村を結ぶ県道長野大野線は1998年に開催された冬季五輪競技会場に連なることから) 新行高原(【花名所】ソバ【花見頃】8月中旬から9月中旬) 至る所が山脈が起伏しており急傾斜地も多く複雑な地形を持つ村 北アルプスの大パノラマ 秋祭り(青具地区。実施日9月14日から15日) 秋祭り(大塩地区・二重地区・新行地区。実施日9月22日から23日) 秋祭り(千見地区。実施日10月1日) イヌザクラ 大倉のイチイの木 水上神社の大杉 麻の館 そば畑の白いじゅうたん風景 ----------------- 【花名所】新行高原 【花種類】ソバ 【所在地】北安曇郡美麻村 【花見頃】8月中旬から9月中旬 【交 通】JR信濃大町駅からバス30分 |