石川県 【トピック】2006/02/01 輪島市と鳳珠郡門前町が合併 ------------- 旧輪島市のデータ ------------- 【いわれ】古墳時代に大陸の人たちが能登を呼んだ「倭島(わじま)」ということばが語源になったといわれる 【シンボル】花(ミズバショウ)、木(アテ)鳥(カモメ) 【日本一】漆器(堅牢にして優美(質と量)) 朝市と夕市(奈良朝時代に始まったと言われるほど古く、盛んな市) 大切篭(おおきりこ。奉灯で柱の長さ11m、幅1.9m、総布きせの黒漆輪島塗) 【観光】 朝市と夕市(ミニ八百屋、魚屋が約300店、毎月10日、25日が休み) 輪島塗(漆器会館をはじめ、製造工程見学施設多数) 時国家庭園(国指定重要文化財。先祖は平時忠。屋敷の周囲に張り巡らされた城郭風石垣と回遊式庭園(江戸時代初期)) キリコ会館(能登の祭りの宝庫、きりこ(能登地方の祭りでみこしの供えをする奉灯)をはじめ祭灯祭具を展示) 千枚田(ミニ水田が連なり、その風景は四季を通じて美しい。2002/6現在1.2haに1004枚。国指定名勝) 曽々木海岸と窓岩(昔は能登の親不知といわれた約2kmの海岸線で「波の花みち」探勝コースもある。国指定名勝天然記念物) 西保海岸(輪島から上大沢へ約12kmの絶壁の秘境) 舳倉(へくら)島(輪島沖48kmの日本海に浮かぶバードウオッチングと海女の島) 石川県輪島漆芸美術館(国内外の漆芸美術品を収蔵、展示している。第3セクタ) 輪島温泉郷(弱アルカリ性塩化物泉) 輪島市文化会館(御陣乗太鼓。輪島地方に攻め入った上杉謙信の軍勢を鬼面を付けた村人が太鼓を打ち鳴らして追い払ったという故事) 輪島大祭(実施日8月23日〜25日。輪島の夏の風物詩のキリコまつりで輪島塗の奉灯が数十本、やっこちょうちん等がみこしの供をして各町内から海辺まで練り歩き、大たいまつに神火を付け奉燈が乱舞する) 袖ヶ浜・鴨ヶ浦(海水浴場、キャンプ場、猫の地獄、象の鼻、大蛇の瀬などユニークな岩場がある) 海女のいそ笛(哀調を帯びた音色(素潜り呼吸法) 輪島祭り(輪島市祭でみこし渡御、パレード、輪島塗最大の発明品と言われる「地の粉」の漆祖祭など。実施日6月19日から20日) 名舟大祭(心魂込めて打つ御神乗太鼓がみこし渡御の行列の先頭に立ち露払いを務めることで有名。実施日7月31日から8月1日) 三夜祭り(泰澄大師が重蔵権現に創設した1100年余前から伝わる。実施日8月14日から16日) 曽々木太鼓(大型奉灯(きりこ)が練り、八世太鼓、きりこ太鼓、御神乗太鼓で盛り上げる。実施日8月17日から18日) 面様年頭(男面と女面をかぶって先祖の夫婦神に扮した子どもが供を連れてサカキの小枝を手に家々を回る。実施日1月14日と1月20日) アエノコト(田の神への1年の感謝を込めて行われる素朴な行事。実施日12月5日と2月9日) もっそう祭(輪島塗の朱のわんで、円筒形に山盛りにしたご飯を食べる。300年間続いている奇祭。実施日2月16日) 大歳市(朝市に並べられる商品が正月用品となりこれを求める市民で賑わう。実施日12月29日から31日) 木造菩薩面(重蔵神社。国指定重要文化財) 下時国家住宅(国指定重要文化財) 上時国家住宅 白山神社石造五重塔 桶滝 男女滝 大伴家持歌碑 高浜虚子句碑 波の花(冬の季節風の強いときに白い波の花が乱舞する。12月から2月) いさざ採り(春を告げる風物詩) 年季明け(輪島塗の修行を終え一人前の職人になったことを祝う。4年間の修行を終え立派な職人となることを願って事業主と親子固めの杯を交わす) 八幡森(古来氏子たちはこの八幡森を神の憩いの大斎地として婦女子や子どものはいることさえ禁じていた) 南志見住吉神社の松 里の与兵衛家のシイ 伊勢神社の大杉 鳳至上町(ふげしかみまち)の塗師屋街 うるし工芸作品会館 能登集古館南惣(美術工芸品や民俗資料を展示) 輪島漆器資料館 輪島市立民俗資料館 【名産】輪島漆器(堅牢、優美の一語に尽きる) 蒸しあわび(ほのかないその香り、酒のつまみに最高) 一口ゆべし(ユズの中味を取り出し、もち粉等を入れ蒸した和菓子) いしる(イカ、イワシの内臓を原料に自然発酵させた醤油) 塩せんべい(小麦粉のみの塩味の素朴なせんべい) 朝市の女(朝市人形) かざぐるま(昔は農作の祭りの「織旗」の先端に付けた)------------- 旧鳳珠郡門前町のデータ ------------- 石川県鳳珠郡 【トピック】2005/03/01 鳳至郡から鳳珠郡(ほうすぐん)に所属変更 【いわれ】元亨元年(1321年)開創の曹洞宗大本山総持寺の門前に発展した町でこの名が町名に選ばれた。 【シンボル】花(ユキワリソウ)、木(アテ) 鳥(なし) 【日本一】猿山岬のユキワリソウ群生地 【観光】 総持寺祖院(曹洞宗大本山) 猿山岬灯台 古和秀水(こわしゅうど)名水) まんだら村(大生自然休暇村。企業人、文化人などと町民の交流の場) 日本海に沈む夕日(西方浄土を彷彿とさせる荘厳な眺め) ユキワリソウの群生地(猿山岬。3月〜4月、春の到来を告げるもので山一面に可憐な花を咲かせる) 奥能登の玄関口 猿山岬(能登半島最後の秘境) ふるさと門前祭り(実施日6月上旬) 能登麦屋節全国大会(実施日6月上旬) アマメハギ(夜にてんぐ、ガチャ(人の顔)、猿の面を付けた一行が「怠け者はおらんか、親の言うことを聞かん者はおらんか」と各戸を訪問する。実施日1月6日。国指定重要無形民俗文化財) ぞんべら祭(実施日2月6日) 万歳楽土祭(実施日2月12日) 天領祭(実施日8月17日) 山王祭(実施日8月10日から11日) 角海家住宅と土蔵 大伴家持歌碑(家持が越中中国守で天平21年(749)春に能登巡視の際、仁岸川を渡って「妹にあわずに久しくなりぬ仁岸川清き瀬毎に水占(みなうら)はえてな」を残した) アエノコト(12月5日に稲の生育を守ってくれた田の神様を迎えもてなす。田の神は年越し2月9日に再び田へ送り出す風習) アテの元祖(幹周り4m高さ約27mのヒノキアスナロ2本で、土地の人はこれを能登アテの元祖と呼ぶ) 阿岸コギクザクラ(ヤマザクラ系菊咲き、4月下旬から5月上旬に開花。阿岸本誓寺) 深見原生林(樹種はシイ、カシ、カシワ、カエデ、ツバキ、サカキなど) 剱地琴ヶ浜(一名「泣き砂の浜」。剱地海岸約200mの砂浜一帯で歩くとキュッキュッと音がする。石英分の多い細かい砂質) 黒島の町並み(天領北前船の里。江戸時代には天領として、また曹洞宗大本山総持寺の海路の玄関口として栄えたところで古い家並みが残る) 門前町史料館 【名産】門前そば(水を使わずそば粉とヤマイモだけで作ったそば) 能州つむぎ(草木や海草で染めた糸を使ったつむぎ織り) いしり(イワシやイカなどから作られた魚じょうゆ) 乾燥シイタケ がま細工(ガマ(ガバ)を使った民芸品) またたび酒 |