岐阜県 【トピック】2005/02/13 中津川市と長野県木曽郡山口村、恵那郡坂下町、川上村、加子母村、付知町、福岡町、蛭川村が合併 ----------- 旧中津川市のデータ ---------------- 【シンボル】花(サラサドウダン),木(コウヤマキ) 鳥(なし) 【日本一】安産と家庭円満のシンボル(女夫岩) 1つの石で出来た高さ10mの石仏(弘法大師) シクラメンの種子の生産 日本の代表銘菓くりきんとんの生産日本一の町 【観光】 富士見台から流れ出る名水(強清水(こわしみず)) 2つの人造湖(根の上湖、保古の湖)をもつ根の上高原 日本唯一の日本かもしか収容施設のある夜明けの森 ふな岩、品の字岩、女夫岩、星ケ見岩など(市内西部に奇岩点在) 中山道落合の石畳風景(自然石で出来た石畳は街道文化の往時をしのぶにふさわしく現存するものは落合以外に箱根、大湫の琵琶峠だけ) 竜が削る赤壁伝説が残る苗木城跡(苗木城の白壁を嫌う竜が木曽川から現れ白壁をつめで削り落としてしまい、赤壁城にしたという伝説。国指定文化財) 白山、北・中央・南アルプスの秀峰が見える富士見台高原 城山大橋から見る奥恵那峡の清流 根の上高原のツツジと冬の氷上わかさぎ釣り風景 落ち葉の降り積もった石畳を踏みしめる音風景 苗木遠山史料館(全国でもまれな徹底的に行われた廃仏き釈を紹介) 青邨記念館(日本画家の重鎮、前田青邨画伯の作品を展示) おいでん祭(実施日8月12日から16日) 根の上高原カーニバル(実施日7月最終土曜日) 恵那神社例祭(恵那文楽の奉納。実施日9月29日) 苗木神明神社例祭(流鏑馬。実施日9月17日) 本町のます形・うだつ・杉玉 吉野秀雄歌碑 若山牧水歌碑 これより北木曽路の碑(藤崎藤村筆) 高浜虚子句碑 坂本のハナノキ自生地(国指定天然記念物) 【名産】くりきんとんなどのくり菓子 地酒(恵那山) 菊ごぼう漬け いぐさ人形 からすみ(米の粉に甘味を加えて蒸した和菓子) 木製ろくろ製品 五平餅----------- 旧長野県木曽郡山口村のデータ ---------------- 長野県木曽郡 【いわれ】慶長16年(1611年)諏訪神社の棟札に「木曽の内山口」とあるのが最も古い資料、木曽の最南端、木曽の南の入口という意味と考えられる。 【シンボル】花(ムラサキツツジ)、木(ツバキ) 鳥(なし) 【日本一】諏訪神社のしだれエノキ(大きさ日本一) 藤村記念館に収蔵されている島崎藤村に関する資料 賤母国有林のヒノキ林(人工林としては日本一古い) 【観光】 馬籠宿(珍しい坂の宿場町で曲がりくねりながら上がる石畳と両側の家並みが郷愁を誘う中山道の宿場町。島崎藤村の生誕地) 乙姫岩(木曽川の清流中にあり、浦島太郎の伝説がある) 乙姫岩の伝説(木曽川の上流、寝覚の床で釣りをしていた浦島太郎は鉄砲水で乙姫岩に流された。乙姫と楽しい日々を過ごした後、土産にもらった玉手箱を開くと立ち上がる煙とともに白髪の老人になってしまった) 荒町からの美濃の眺望(木曽路の旅を終えて見る平野の風景) 峠の夕日(足元に沈んでいく雄大な夕日) 峠の集落(江戸時代には中山街道の中牛で栄えた集落。火災もなく当時の面影を残す家も多い) 木曽馬篭脇本陣史料館(昭和39年に開館。木曽に関する民俗資料,古文書) 藤村記念館(昭和22年に開館。島崎藤村の遺品,彫刻,絵,蔵書,原稿,書簡,写真) 清水屋資料館(藤村との親しい交際により藤村の書簡など関係資料) 槌馬屋資料館(「夜明け前」の関連資料を展示。当時の馬籠をしのばせる) 新深沢橋(橋長60m) 諏訪神社のしだれエノキ(上山口。珍樹) 諏訪神社のツバキ(上山口) ふるさと馬籠ごへー祭り(収穫を祝いもてなしの料理として各家々の味で伝わる五平もちを訪れる人々に味わってもらう。実施日10月最終日曜日) 木曽馬籠オリエンテーリング大会(実施日10月最終日曜日) 粟島神社例祭(安産祈願をはじめとする女性のための神様。月遅れの桃の節句の祭り。実施日4月3日) 諏訪神社の例祭(上山口。かつての花馬に代わって花車が境内を巡る。実施日7月27日) 熊野神社例祭(宮司が大釜に熱湯をたぎらせ、ササの葉を突き刺しては集落の安泰を祈願する。実施日9月第3日曜日) 諏訪神社例祭(荒町。馬籠の秋祭り。江戸時代には名古屋から振付師、三味線などが出張するほどの村芝居が華やかだった。実施日10月第1土日曜日) 梵天山の甘酒祭り(秋の収穫を甘酒を造って祝う。甘くない酒も振る舞われる。実施日11月第3日曜日) 上山口の諏訪神社社叢 木造阿弥陀如来座像 木造聖観音立像(円空作) 五輪塔 松尾芭蕉句碑 正岡子規句碑 水車塚 「是より北木曽路」の碑 島崎正樹の記念碑 山口誓子の句碑 左義長(各集落毎に正月に飾った門松や飾り付けを焼く。実施日1月4日) 【名産】わら馬 たけのこ ------------------------ 【名称】木曽馬篭脇本陣史料館 【住所】長野県木曽郡山口村神坂馬篭 【電話】0264−59−2108 【交通】中央本線中津川駅/南木曾駅から馬篭行きバスで馬篭下車,徒歩10分 【開館】8:30〜17:00 【概要】昭和39年に開館 木曽に関する民俗資料,古文書 ------------------------ 【名称】藤村記念館 【住所】長野県木曽郡山口村神坂馬篭 【電話】0264−59−2047 【交通】中央本線中津川駅/南木曾駅から馬篭行きバスで馬篭下車 【開館】8:30〜16:45(11月から3月は16:15まで) 【概要】昭和22年に開館 島崎藤村の遺品,彫刻,絵,蔵書,原稿,書簡,写真 ------------------------ づくがある(こまめに動く) だばえる(ふざけている)----------- 旧恵那郡坂下町のデータ ---------------- 岐阜県恵那郡 【いわれ】時代は不明だが、木曽古道の坂の下に集落があるため「坂下郷」となったといわれている。 【シンボル】花(ツツジ),木(ハナノキ),鳥(なし) 【日本一】木製おけの生産量日本一(全国生産の半分) 廃仏毀釈による寺院の無い町 【観光】 椛の湖(オートキャンプ場、野外ステージ、ウッディーハウス) 椛の湖キャンプコンサート(実施日8月上旬) 木曽川の鮎釣り 花馬祭り(木曽義仲の故事にちなんだ行事で3頭の木曽馬に各365本の花を飾り神社に参内する。実施日10月10日) 満州開拓団記念碑 門松を燃やす左義長風景(正月) 椛の湖の桜とハナノキの開花風景(4月) 椛の湖オートキャンプ場(日本オートキャンプ協会推薦(三つ星)で設備が整備されている) 大洗磯前神社の杉や銀杏 ハナノキ群生地 3世代ふれあい会館 稲荷山ふれあい公園 【名産】春こま(わらで編んで作った馬) 家庭用木製品各種(400種) 夏秋なす、トマト 椛の湖茶 シイタケ 梨----------- 旧恵那郡川上村のデータ ---------------- 岐阜県恵那郡 【いわれ】元亀4年(1573年)木曽義昌が発した文書に「河折(かをれ)」という文字がある。川が折れ曲がった山深い所という意味で、いつのころからか「かをれ」を「かわうえ」と呼ぶようになった。 【シンボル】花(フジ),木(ヒノキ),鳥(なし) 【日本一】徳川時代から厳しい戒律で守られたヒノキの美林と材木 【観光】 泳ぎながら飲める川の水 滝の多い渓谷美 川上林道からの村の全景(山、川、集落の風景) 夕森公園キャンプ場(水洗トイレ、シャワー完備) ふるさと祭り(コンサート、物産展など。実施日8月中旬) 白山神社祭(実施日9月29日) 龍神神社祭(実施日4月29日) 十三仏塔(高さ3m) 観音菩薩像 村内各地でみられる冬の風物詩「どんどん左義長」(1月上旬) 大ハナノキ(幹周り2m) かわうえ自然休養村センター(民俗資料などを展示) 【名産】山繭糸の織り込んだネクタイ、財布の小物 藤田屋の油揚げ ひのき家具----------- 旧恵那郡加子母村のデータ ---------------- 岐阜県恵那郡 【いわれ】早くから開けた北部地区の人々が二渡以南を川下(かわしも)と呼んでいたが、長い間に次第になまって「かしも」となり、加子母の中心が中心部に移るに従っていつとはなしに加子母となった。 【シンボル】花(ササユリ),木(ヒノキ),鳥(なし) 【日本一】神宮備林の木曽ヒノキ林 全長12kmのフラワーロード 【観光】 加子母大杉と地蔵尊(全国第9位の大きさを誇る樹齢千数百年の国指定天然記念物の大杉と高僧行基僧正が彫り上げた等身大の地蔵尊) 文覚上人の墓(鎌倉時代の高僧文覚上人の墓で旧暦7月9日の深夜、白いナメクジがはう。かつて上人が殺害した袈裟御前の霊と伝えられている) 明治座(明治27年に完成した劇場で、回り舞台、せり上がりも設置され現在も村歌舞伎が定期的に公演されている) 花街道国道257号線のイルミネーション(全長12kmのフラワーロード) 源頼朝ゆかりの加子母大杉(根回り20m目通り13m樹高31m推定樹齢千数百年。国指定天然記念物) 乙女渓谷の新緑と紅葉風景 乙女渓谷のせせらぎと鳥のさえずり(緑に包まれた渓谷で小鳥の鳴き声と川のせせらぎを聞くと心が洗われる) 飛出山からの田園風景 村歌舞伎(明治座で村人により公演されている。実施日9月上旬) 加子母ひのきふる里祭り(山村の夏を楽しむイベント。実施日8月初旬) 水無神社の山車引き(すいむじんじゃ。俗にけんか祭りといわれ山車を引く時若者がもみ合いながら引く姿は勇壮。実施日9月22日) 大杉地蔵尊祭(延命長寿、安産、授子の信仰が高く参門から本堂まで張られた腹帯となるサラシを求め遠くから人が集まる。実施日4月24日) 大杉地蔵尊の鐘(鎌倉時代の製作) 旧役場庁舎(明治27年建設の総ひのき造り) 島崎正樹の歌碑(島崎藤村の父) 乙女渓谷沿いのシャクナゲとツツジの群生地(シャクナゲは約5万本) 牧戸の田園風景(田畑のなかに家が点在している農業集落で典型的な日本の農村風景を見せてくれる) 加子母郷土館(村の古文書や民俗資料を展示) 【名産】夏秋トマト(中山間地の高原と気温に恵まれ、その質は高く甘味が多く評価されている) 東濃ヒノキによる木工製品 かしも牛(飛騨牛のなかでも最上級の品質を誇る) 漬物(アカカブ、白菜、大根、梅などの天然漬け)----------- 旧恵那郡付知町のデータ ---------------- 岐阜県恵那郡 【いわれ】延文4年(1359年)、文安5年(1448年)の古文書のなかに「付芽山(つけちやま)」「みのの国つけち山」等の名称が記録されていることから。 【シンボル】花(シャクナゲ),木(ヒノキ) 鳥(なし) 【観光】 キャンプ場(バンガロー完備) 付知川の数々の滝(付知峡内) 付知峡(御岳山系の雪解け水が大渓谷を造る不動渓谷は観光ポイント) 裏木曽花街道センターと公園(裏木曽の6ヶ町村を紹介し物産品の展示や即売) 滝の音風景(付知川上流の滝の流れの偉大さを感じる) 御神木の里・ふるさと祭り産業祭(伊勢神宮のご用材となったころからの祭り。実施日8月14日) 護山神社祭典(もりやまじんじゃ。実施日4月25日) 付知峡「しゃくなげ園」に咲くシャクナゲの開花風景 付知川の鮎の友釣り風景 熊谷守一記念館 シダレモミ(モミの木は普通は上へと伸びてゆくがヤナギのように垂れ下がったモミの木。国指定天然記念物) 【名産】添加物を使わない漬物、味噌、醤油 はっか糖(あめ) 幻の味噌、たまり 茶----------- 旧恵那郡福岡町のデータ ---------------- 岐阜県恵那郡 【いわれ】和銅6年元明天皇は諸国に命じて「風土記」を編纂させ、その地の名号はすべて好字を選んで2字に限らせたので、福岡の地名もそのときに定まったと思われる。福岡、下野、田瀬、高山のように地形を表している。 【シンボル】花(ベニドウダン),木(コウヤマキ) 鳥(なし) 【日本一】湯の島ラジウム泉(ラジウムエマナチオン含有量556マッヘ(2020キュリー)で薬湯日本一湯の島保養所である) 【観光】 湯の島ラジウム温泉(薬湯日本一) 栗本ラジウム温泉 下野庚申堂(日本3大庚申の1つ) さるとびキャンプ場 横川渓谷キャンプ場 ローマン渓谷オートキャンプ場 付知川の清流 商工会婦人部の太鼓の響き(女性パワーの力強さ) 全国鮎釣り大会(実施日7月下旬) 祭神(榊原神社。「すさのおのみこと」苗木遠山家の守護神として祀られる。神楽囃子、手踊り、山車、獅子舞、サカキの小枝の叩祭りとして知られる。実施日7月第4土曜日) 祭神(白山神社。「白山北売命」山車、踊り、獅子舞。実施日10月第1日曜日) 祭神(南宮神社。「金山比古太神」ボタンと菊で飾られる花馬を引く。実施日10月1日から2日) 祭神(常磐神社。「金山比古太神」山車、踊り。実施日4月中旬) 庚申春祭り(実施日4月庚申日) 十六羅漢 三十三観音 新兵衛・新四郎屋敷跡 広恵寺城趾 野尻遺跡 岩松寺趾 姫塚 くろぜ道地蔵 高浜虚子の句碑 福岡町郷土資料館 南宮神社の杉 二ッ森山のシャクナゲ群生地 【名産】こいこく缶詰 菓子カラスミ ほお葉もち 夏秋トマト 高原なす----------- 旧恵那郡蛭川村のデータ ---------------- 岐阜県恵那郡 【いわれ】古くは湿地湿原が多い地形であったことも推察されることから、それを表す「蛭」という字が使われたものと思われる。 【シンボル】花(シュンラン),木(ヒトツバタゴ) 鳥(なし) 【日本一】産出される鉱物の種類 大井ダム(日本初のダム発電所) 県立自然公園恵那峡 きね振り踊り(一説には600年の伝統をもつと言われる) 石の博物館(石のピラミッド) 紅岩(べにいわ。紅岩のこけが生え付いた巨石) 【観光】 恵那峡(県立自然公園内にある奇岩景勝を遊覧船、観光バスで楽しむ) 博石館(世界中の鉱物を集めた石の博物館で石のピラミッド(エジプト最大のピラミッド・クフ王の10分の1の大きさ)) 蛭川歌舞伎 大井ダム(日本初のダム式発電所) 紅岩(紅色のこけが生え付いた巨岩) 石のマリンバの音風景 きね振り祭り(五穀豊穣、厄除けを祈願。実施日4月16日に近い日曜日で4月13日から19日) 恵那峡・笠置山風景 ヒトツバタゴ自生地(モクセイ科の落葉高木。国指定天然記念物) シダレガキ(枝を垂れる珍しい樹性があり樹齢約100年以上) ハナノキ自生地 蛭川村郷土資料館(村に関する資料) 蛭川村済美記念所文庫(漢書、文芸書、戦記、辞書、郷土史など) 【名産】マツタケ からすみ 黒豆もち 石材品(文鎮、花瓶、テーブルなど) |