福井県南条郡
【トピック】2005/01/01 南条町、今庄町、河野村が合併して誕生

---------- 旧南条町のデータ -----------------

【いわれ】2町1村の構成である南条郡の中心として今後発展していくという意味で、南条とした。
【シンボル】花(ハマナス)、木(なし) 鳥(なし)
【日本一】ハマナスの生産
     クモの糸のように張られた高圧電線
【観光】
     七福神祭り(明神会。天明年間、凶作と疫病に見舞われた村を救うため妙泰寺の住職と村人が厄除けを行ったのが起源。妙泰寺で毎年9月18〜19日実施される七福神の仮装踊り)
     南条コミュニティパーク(観光ゾーンと文化ゾーンでいきいき公園と水辺の広場を備えた地域住民文化醸成と触れ合いの場)
     妙泰寺(日蓮宗。樹齢300年の巨木が立ち並び680年の法灯を守り続ける日像上人開基の由緒ある寺で北国身延の興趣が尽きない)
     杣山城跡(そまやま)の白い岩肌と紅葉した木々(南北朝時代の天然の要害で本丸櫓跡、土塁、居館跡などが残る。国指定史跡)
     国道365号線に沿って流れる日野川と越前富士(日野山)
     花はす公園(町の特産品である花ハスは全国生産量の60%を占める。世界のハス50種以上が池を飾る)
     レインボーパーク南条(日野川河川敷を利用したアウトドアレジャー施設)
     ウォーターランド南条(通年水遊びが楽しめる屋内施設)
     南条文化会館(町民の文化活動の場)
     ハス公園(【花名所】ハス【花見頃】7月下旬から8月上旬)
     はねそ踊り(盆踊りの類で、はねそとはススキのことだといわれ、その踊る様は風にススキが揺らぐよう。実施日8月15日から16日)
     立華展(池坊の流れをくみ、2m近くの枯れ木に花を咲かせる華の展である。実施日2月中旬)
     役の行者象
     日野川の川面に湯気が立ち晩秋を感じさせる情景
     青山祭り(農事に取りかかる前の山遊び。山入りの習俗で草餅などを作って仕事を休む)
【名産】ジネンジョ
    ハマナス
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【花名所】ハス公園
【花種類】ハス
【所在地】南条郡南条町
【花見頃】6月下旬から8月上旬
【交 通】JR南条駅から車10分
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---------- 旧今庄町のデータ -----------------
福井県南条郡
【いわれ】平安時代において、この地に新たに庄(荘)園ができたので今庄と称すようになったらしい
【シンボル】花(シャクナゲ)、木(トチノキ) 鳥(なし)
【観光】
     夜叉ヶ池(標高1099m三国ヶ岳の山間に位置した龍神伝説の地。泉鏡花の小説で知られる)
     今庄365スキー場(北陸自動車道今庄ICより車で10分)
     一ノ瀬山荘(森林スポーツ公園)
     広野ダム(日野川水系の多目的ダムで夜叉渓谷の自然景観が楽しめる)
     慈眼寺(嘉慶元年(1387)開山の曹洞宗の寺。豆臼伝説が残る)
     木の芽峠(海抜628mの峠で中世の城跡が残る)
     94%の山林と7つの1級河川があり緑と水に囲まれた自然豊かな町
     今庄そば道場(特産品のソバを使用したそば打ち体験)
     そば祭り(そば打ち、早食い、大食い競争など。実施日3月下旬)
     羽根曽踊り
     道元禅師碑(鎌倉中期の禅僧で曹洞宗の開祖道元の碑。彼は越前に永平寺僧団を開設したことで有名)
     夜叉ヶ池山開き(6月上旬)
     日野川あゆ釣り解禁(6月下旬)
     北国街道の宿場の町並み
【名産】つるしがき(しぶがきの皮をむき、干したもの)
    そば(つなぎにヤマイモを使用した純粋そば)
    柿ようかん(つるしがきを100%使用したようかん)
    地酒(百貴船、雪きらら)
    紅梅液(梅を使った飲み物でお湯や炭酸で割る)
---------- 旧河野村のデータ -----------------
福井県南条郡
【いわれ】元寇の役に活躍した河野通明の一族が日本海を北上し、当地に居を構えた。当地を河野と称し明治に至った。町村制公布の際、村の中心河野部落の名称を採り河野村となる。
【シンボル】花(越前スイセン)、木(松)鳥(なし)
【日本一】日本海の雄大な自然美が村の財産である
     人魚の像
【観光】
    北前船主の館「右近家」(江戸時代中期から明治にかけて全盛時代を迎えた日本海五大船主の屋敷を一般公開。北前船資料300点を展示。0778-48-2196)
    天文学習館(丹南地域で河野村だけ天文施設があり天体観測が出来る)
    越前加賀海岸国定公園(リアス式海岸の男性的景観美)
    越前海岸にだけ咲く越前スイセンの群生地
    河野海岸有料道路の風景(別名しおかぜライン。越前海岸の波打ち際を走る)
    道の駅・河野(大きな風車が目印。物産館やレストランが整備された国道8号線沿いの施設)
    河野村歴史文化ふれあい会館(歴史、文化、産業など村の歴史が判る。北前船に関する資料も展示)
    河野シーサイド温泉ゆうばえ(日帰り温泉施設で男女湯とも日本海を眺めながら入浴できる。泉質は塩化物泉で皮膚病、神経痛、腰痛に効能。0778-48-2388)
    青少年海の家(青少年の心身鍛練の場として廃校を利用)
    河野村総合運動公園(甲子園と同じ土を使用)
    水仙祭り(河野村、越前町、越廼村。優美な水仙の花咲く越前海岸の風物詩。実施日1月20日から2月20日)
    各集落の春祭り(実施日3月20日から4月10日)
    各集落の秋祭り(実施日10月1日から25日)
    十一面観音立像(円光寺の本尊)
    円光寺(天台真盛宗の寺で山号を霊宝山といわれている)
    二宮神社(後醍醐天皇をまつっている)
    特務艦関東慰霊碑(特務艦関東が座礁し凍死寸前の将兵を自らの体温で温め多くの生命を救ったという救助活動は当時の人肌救助の美談として全国に称賛)
    蛇祭り(たくさんの穀物を集めて燃やし「蛇見」「蛇見」と叫んで大蛇の供養をする。実施日7月16日)
    国道305号線の陶板レリーフ
    下長谷の洞窟(延元2年、金ヶ崎城落城の際に気比神社の神官が春宮恒良親王(後醍醐天皇の皇太子)をかくまった場所)
【名産】河野特産の梅を砂糖などで甘く煮込んだ河梅煮
    トビウオを焼いて粉末にしたダシを和紙パックに入れたもので味は逸品
    小魚を干して作るじゃこは、コクと味わいのあるダシが取れる