福井県
【いわれ】鯖江の名は、崇神天皇の命を受けた大彦命が王山(鯖江市南部の独立小立陵)に登って平定を祈ったところ、空よりサバの尾に似た矢(サバ矢)が落ちてきて相手側に当たり死んだとの伝承による。
【シンボル】花(ツツジ)、木(なし)、鳥(なし)
【日本一】眼鏡枠(眼鏡枠産地として全国生産の90%近くのシェアを誇る)
     レッサーパンダ飼育数日本一(9頭)
【観光】
    西山公園のツツジ(山全体が色鮮やかなツツジの花(7種約43000株で染まる【花見頃】5月上旬から中旬)
    眼鏡会館(日本一の眼鏡産地のシンボル。博物館も併設)
    越前漆器伝統産業会館(越前漆器の資料展示、即売もある)
    誠照寺(左甚五郎作「駆け出しの竜」の彫刻が有名)
    車の道場(「上野別堂」親鸞聖人が教義を説いた念仏道場)
    中道院(西山公園東側にあり天台宗の古刹。春の訪れを告げる「すりばちゃい」は毎年2月20日、3月2日に行われる奇祭)
    すりばちやいと(御夢想灸。長泉寺町中道院の祭礼で、逆さにつるしたすり鉢の上でモグサを燃やし、これをかぶると病気が治るといわれる。もとは元三大師が悪病に苦しむ庶民を助けようと始めた加持秘法。現在では頭が良くなると受験生の参拝も多い。実施日2月20日と3月2日)
    舟津神社(大きな鳥居が特徴。祭神は大彦命)
    文化の館(1997年に開館。図書館を中心とした文化芸術の拠点として利用)
    萬慶寺(1721年創建の曹洞宗の寺で鯖江藩主間部家の菩提寺)
    三峯城跡遊歩道(南北朝時代の山城の跡から福井・武生方面が眺望できる)
    旧瓜生家住宅(1699年築の入母屋造りの妻入茅葺き建物で県内に現存する最も古い民家。国指定重要文化財)
    石田じま織りの機の音風景(江戸後期から昭和初期まで立侍村下石田(現・石田下町)で織られていたしま木綿。女学校の制服(学校しま)として当時広く親しまれたが、次第に廃れ、織の伝統は途絶えたが近年復活)
    立侍体操体育館(体操競技専用の体育館)
    西番スポーツセンター(公営の本格的屋内テニス場)
    つつじ祭り(実施日5月3日から5日)
    さばえ産業祭り(実施日11月上旬)
    かたかみ春たんぼ(文珠山のふもと、たんぼの真ん中が会場で土の香りがいっぱいのイベント。「たにし田楽」が名物。実施日4月29日)
    越前漆器祭り(漆器の展示即売会。実施日5月3日から5日)
    越前漆器展覧会(漆器の里の国内見本市。実施日9月下旬)
    加多志波神社お面様御開扉(神社所蔵の追儺面は全国でも貴重な面で、もちをまいて厄を払う神事「おこない」が催される。同時期、本市殿上山山頂では雪の中に厄年の人たちを次々と投げ飛ばし厄を払う「殿上参り」が行われる。実施日2月11日)
    じゃぼんこう(じゃ報恩講。西光寺の報恩講にお参りする蛇の話に由来する。実施日8月上旬)
    王山古墳群(国指定史跡)
    兜山古墳群(国指定史跡)
    春日神社本殿(国指定重要文化財)
    こんか虫送り(地蔵祭りの日の夕方に子どもがかがり火をたき、たんぼ道を裸で鉢巻き姿になって「こぬか虫送れ」と叫びながら火の付いたたいまつを振って歩く)
    鯖江市資料館(市内遺跡の出土品や鯖江藩関係資料)
    鯖江商工会議所美術館(故揚原新十郎コレクション)
    上河内のウスズミザクラ(目通り2m高さ14m樹齢約250年)
    斎藤実十郎家のヒイラギ(南井町。目通り2m高さ10m推定樹齢300年)
    玉村弥左衛門家のラカンジュ(中戸口町)
【名産】つつじパイ(ツツジの町、鯖江を象徴する菓子)
    つつじだんご(特産のブロッコリーを使った菓子)
    水ようかん(別名でっちようかん。水分を多く含んだ独特のようかん)
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【花名所】西山公園
【花種類】ツツジ
【所在地】鯖江市西山町
【花見頃】5月上旬から中旬
【交 通】JR鯖江駅からバス15分
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