愛知県 【トピック】2011/04/01 愛知県西尾市と幡豆郡一色町(いしき)、吉良町(きら)、幡豆町(はず)が合併 ----- 旧西尾市のデータ ------ 【いわれ】古代西尾では製塩が行われていたといわれ、その製塩法、煮塩(海水を煮て塩を取り出す)が転化したものとの説がある。 【シンボル】花(バラ)、木(クスノキ)、鳥(なし) 【日本一】抹茶の生産量 帯しんの生産量(帯しん=小幅織物) 石製タヌキの大きさ(タヌキ本体の高さ3.7m、幅2m、重量32トン) 石製テング面の大きさ(面の高さ1.65m、幅1.3m、鼻の高さ80cm) 【観光】 平原の滝(自然林に囲まれ、四季の変化が楽しめる。合掌造りの旧家、展望台。7月上旬に厄男による水ごりの式が行われる) 憩いの農園(産地直売方式の緑化ショッピングセンター) 稲荷山茶園(丘陵地に広がる茶畑) 西尾祭り(大名行列,ちょうちんパレード,みこしなどが町に繰り出し市内を練り歩く。実施日7月中旬) てんてこ祭(1100年以上前にお田植えの儀式として始まった豊年祭。実施日1月3日) 御殿万歳(西尾は万歳の発祥の地で御殿万歳は最古の万歳である) 鍵万灯(900年続くお盆の送り火行事,京都大文字焼きのように「へ」の字に焼く盆の行事。実施日8月14日) 棒の手(江戸時代より伝わる農民の武芸) 綿祖祭(全国でただ1つの綿神様をまつる神社で,古式にのっとった綿打ちの儀式を行う。実施日10月第4日曜日) 八ッ面山(展望台からの夜景、散歩道、サイクリング道路) 順海町界隈の路地(城下町の雰囲気を伝える白壁が続く) 神明社の大シイ(樹齢推定1000年。国指定天然記念物) ヒメタイコウチ繁殖地(水生半翅目の昆虫で冷たいゆう水の小流や小池など湿地地に生息し食肉性) ミカワギセル生息地(キセルガイ科の陸貝で,樹林の堆積した湿った落ち葉中に生息し腐葉を歯舌で食す) 岩瀬文庫(国・県指定重要文化財資料の展示) 実相安国禅寺 実相寺釈迦堂 西尾城 長円寺 西尾市資料館(西尾城姫丸跡地に開館した歴史資料館) おもちゃ館(全国の珍しい郷土がん具があり,遊具を楽しむ事が出来る) みどり川四九(よくばり)朝市(4と9のつく日にみどり川沿いで朝市を開催) 石製タヌキ(本体の高さ3.7m幅2m重量32トン) 石製テング面(面の高さ1.65m幅1.3m鼻の高さ80cm) 久麻久神社本殿(国指定重要文化財) 板倉勝重坐像 今川氏発祥の地碑 大河内氏発祥の地碑 八木重吉句碑 村上鬼城句碑 市街地の川畔の桜並木(約350本) 吐針地蔵(針が刺さった子どもを助けるためにお地蔵様にお祈りしたらお地蔵様の口元から針が出てきて子どもは元気になった) 綿神さま(矢作古川に流れ着いた天竺人の持っていた種から綿の栽培が始まり、全国に伝えた。その天竺人を綿神様として奉った) 水飲み竜(旅人の彫った竜が夜に水を飲むたびに田畑を荒らすので村人は林松寺にくぎづけにした。左目の傷はその時の跡であるという) なぞかけ松(旅人が死んだ恋人を思い、川岸の松の根元で尺八を吹くと恋人の姿が水面に浮かび、にっこり笑った。次の日旅人の死体が発見されたがにっこり笑っていたという) 空のおひつ割(素手で鉢を割る荒々しい神明社の農業神事) 【名産】茶(抹茶) 植木 洋ラン 白しょうゆ みりん 【発祥】御殿万歳 綿の栽培----- 旧幡豆郡一色町(いしき)のデータ ------ 愛知県幡豆郡 【いわれ】中世の田制より、「一色田」という荘園を構成する田地の一種が地名化したものであり、こうしたいわれから全国に同地名が多い。 【シンボル】花(カーネーション)、木(クロマツ)鳥(なし) 【日本一】ウナギの生産量 カーネーションの生産量 えびせんべいの生産量 2対6組の諏訪神社の大ちょうちん(最大は胴の直径5.6m、長さ10m) 【観光】 一色地域文化広場学びの館(西尾,幡豆圏域の民俗資料の収集,展示と伝統工芸により製作された実物大の大ちょうちんを展示) 佐久島(三河湾に浮かぶ自然に恵まれた風光明媚な島でファミリー、レジャーに最適。島特有の民宿料理) 大ちょうちん祭り(毎年8月26日、27日に開催。海魔退散を祈る天下の奇祭。6組12個の大ちょうちんに献灯された光景は勇壮である。350余年の伝統を誇る) しおさい広場(特産品のマーケットを中心に海との関わりを体験できる複合的なレジャー施設) 東海の松島と称される豊かな緑と海食崖で構成された佐久島 遠浅の三河湾で行われるのり養殖風景(11月下旬) 旧塩田跡の湿地帯に群がる各種の野鳥の群れ(1000種を超える) 佐久島の石垣積みの郷中(佐久島のいたるところに見られる天然石が巧みに積まれた石垣で歴史を感じさせる) 八日講祭り(八角だこめがけて矢を射り,参列者がたこの骨を奪い合い無病息災を祈る。実施日1月8日) 山の神塚古墳 節分の日に魔除けとしてヒイラギに「ちはやふる」と書いた紙を付けて玄関に飾る) 海抜ゼロメートル地帯(町域の80%) 一色漁港の市場で朝早くから飛び交う活気ある競りの音風景 漁港から漁に出港していく漁船の高らかなエンジン音風景 海釣りセンター(風光明媚な場所に設置) 弓道大会(諏訪神社奉納) 一色マラソン大会(厳しい真冬の潮風の中を力走する。実施日1月中旬) 若一神社の力石 佐久島古代製塩遺跡 赤羽根古城跡 矢野政弘の碑拓(表に辞世の歌、裏に略伝が刻まれている) 13号台風記念碑 山頭火碑 昭和干拓碑(内水面の埋め立て干拓を記す) なまこ漁風景(佐久島。12月下旬から2月下旬。水動物で内臓がコノワタとなり珍味) 二条桜祭り(桜並木が続く水辺で花見大会。4月上旬) えびせんべい製造の発祥地 節分の日に魔よけとしてヒイラギに「ちはやふる」と書いた紙を付けて玄関に飾る風習 お盆の15日に「ちがや」で作った船に線香を立ててお下り(お供え物)を送り火をたきながら海に流す風習 佐久島弁財天(武田家の家臣が尊像の眼の美しさに引かれ、太刀で切り取ろうとしたところ、出血してその傷が右目にある) 神官長太夫とてんぐ(神官長太夫は毎夜山でてんぐと論議をしていたが、ある日神官を服を着ず、更に錫(しゃく)を持って行かずに殺されたという話) 蛇池(娘に化けた大蛇が出産を間近に池から現れたところ、百姓が念仏を唱えたことから大蛇が百姓の病を治したという) のろいの木(佐久島にある老木を切り倒し、まきを作っていたところ、くぎが打ち込んであり男女関係を解決するわら人形に使ったものと伝わる) 夏祭り(商店街通りを遊歩道にしてイベント) 【名産】えびせんべい(三河湾で水揚げされた新鮮なエビを使用) カーネーション(70品種、年間2500万本生産) 海苔(波穏やかな三河湾で養殖される風味の高い品) 活うなぎ、白焼うなぎ(真空パックのかば焼きも追加され通年で品豊富) あなご焼菓子(特殊な味付けによりビールのつまみに最適) 【発祥】えびせんべい製造の発祥地 室町幕府の中枢である四職にあった一色氏の発祥の地----- 旧幡豆郡吉良町(きら)のデータ ------ 愛知県幡豆郡 【いわれ】「黄金堤(こがねづつみ)」を1晩で築き、塩田や用排水路を作り、赤毛の駄馬にまたがり農民と親しく接した庶民的な地元の名君、吉良上野介義央(よしひさ)公にちなんで「吉良町」となる。 【シンボル】花(ツツジ)、木(キリ)、鳥(なし) 【日本一】吉良上野介義央公供養(元禄事件では極悪非道の人とされているが、地元では事績を残す名君) 【観光】 吉良温泉(海水浴、潮干狩り、海釣りの名所、一年中楽しめる) 黄金堤(吉良公が1夜で築いたといわれ、現在は桜の名所) 華蔵寺と花岳寺(吉良一族、東条吉良氏の菩提寺と庭園) 華蔵寺の庭園(小堀遠州流の枯山水) 三河湾国定公園(波静かな内湾に,白砂青松の海岸の島々) 吉良温泉旅館街(三河湾国定公園に含まれ,緑のなかの旅館街) 白山からの眺望(西三河一帯から名古屋市も眺望,加賀白山も) 旧糟谷縫石右衛門(かすやぬうえもん)住宅の水琴窟(すいきんくつ)(江戸期の幕府巡見使を接待した庭園と茶室に設置,たえなる音を聞かせる。4基) 旧糟谷邸(江戸時代の幕府巡見使を宿泊・接待した代表的商家・庄屋) 宝珠院一国寿寺の水琴窟(三河七福神巡りの寺。庭園設置) 華藏寺のぼん鐘(吉良公50才の寄進。300年余り朝夕平安を響かせる) 五月祭り(作品展、芸能発表、茶席など。実施日5月27日から28日) 吉良町文化祭(清新な薫り高い文化の町の各種イベント。実施日10月27日から28日) 仁吉祭り(吉良の仁吉ゆかりの源徳寺を中心に,三度笠スタイルの仁吉を先頭に民謡パレード。実施日6月中旬) 宮崎・吉良温泉ぎおん祭り(たいみこしや山車が威勢良く海岸を練り,海には鳥居型のちょうちん船,花火の競演も。実施日7月下旬) 瀬門神社の馬駆神事(室町時代の造営と伝えられる郷社で。当時から豪華絢爛な馬具装備(あぶみ,くらなど)と由来がある。実施日10月19日) 饗庭の不動尊祭(あいば。饗庭金蓮寺の本尊で,江戸時代から一色の大ちょうちん諏訪神社の祭礼とともに全国縁日帳に載る。今も秋祭りよりにぎわう。実施日3月上旬) 歴史民俗資料館(岩場古墳出土品と製塩業の資料を中心に展示) 尾崎士郎書斎(書斎を移築したもの) 文珠殿・小山田勝楽寺(江戸時代からの近現代の武具,日常生活品) 宮崎海岸(雄大な自然と新鮮で豊富な海の幸が自慢の三河湾国定公園内に位置する) 吉良公毎歳忌(吉良上野介義央公の遺徳をしのび吉良家の菩提を弔う。俳句や茶会、弓道大会。実施日12月14日) 金蓮寺弥陀堂(金蓮寺。国宝) 木造阿弥陀如来座像(専長寺。国指定重要文化財) 正法寺古墳(正法寺。国指定史跡) 幡頭神社の本殿(国指定重要文化財) 岩場古墳(小山田、大山) 尾崎士郎生誕地碑(吉良の生んだ小説家の生家跡) 人生劇場碑(尾崎士郎の名作「人生劇場」にちなんで吉良海岸にある) 海蔵寺様式台灯ろう(宝暦3年、西村左近宗春作と銘あり。青銅製の仏具の代表的な灯ろうで本能寺型などと並び原型の発祥でもある) 四ッ池の蛇婿(四ッ池に住む蛇が若者に姿を変えて一人娘をもらいに来る話) ズイトン(萩原の海蔵寺の2人の小僧さんとひたずら好きな狐の話) へっぴりじいさん(殿様の前で自慢の「へ」で色々な音を出してみんなを楽しませたじいさんの話) 猿とタコ(いたずら者の猿を大ダコが懲らしめる話) 勝楽寺の足利誓いの松(足利尊氏が当寺の建立に当たって手植えされたと伝えられ樹高30m根回り8m) 吉良花火大会(ぎおん祭りに合わせて行う) 【名産】吉良の赤馬(吉良公の領内巡視に由来、木くず練製がん具) 三河湾の幸(美味新鮮なクルマエビ、赤貝、アサリ) 吉良の抹茶(こくのある抹茶) 焼きのり 洋ラン(年間を通して秀麗高価な洋ランを出荷) いちご、梨、イチジク、キュウリなど 【発祥】海藏寺様式台灯ろう(宝暦3年,西村左近宗春作と銘あり。青銅製の仏具の代表的な灯ろうで,本能寺型などとならび原型の発祥)----- 旧幡豆郡幡豆町(はず)のデータ ------ 愛知県幡豆郡 【いわれ】3つの説がある。 1当地の豪族建稲種命(たていなだねのみこと)が幡頭(はたがしら)であった 2磯泊(しはと)がえ波止→波止→幡豆と音韻転化 3三河の国の外れに位置していたため 【シンボル】花(ヤマツツジ)、木(ヤマモモ)鳥(なし) 【日本一】幡豆海岸の潮干狩り(年間14万人が訪れる) 三ケ根山のあじさいライン(5kmに50000本のアジサイ) 【観光】 三ケ根山頂(山頂にホテルもある)からの360度眺望 愛知子どもの国(親子で楽しめる緑の遊園地。山頂部を周回するSLは5両連結で三河湾を一望しながら1.1kmを走る) うさぎ島・猿が島(動物と遊べる島) 鳥羽の火祭り(実施日2月第2日曜日夜) 王塚古墳(小型の前方後円墳) 中野郷古墳(町内最古の古墳。5世紀末) 寺部「須佐之男社」の祭り大太鼓(つちでたたく豪快な音色) 幡豆町歴史民俗資料館 三ヶ根山スカイライン 三ヶ根山アジサイライン(5kmに5万本のアジサイ。6月から7月) 潮干狩り(幡豆海岸。3月から5月) 竜蔵院の観音像(藤原時代) 竜蔵院の鰐口(県下で10番目に古い) 円空仏(高さ40cm) 通院寺の阿弥陀如来像 証文岩(寛永のころ山に掘り割りを造り干ばつから救った記念碑) 水野伊織の碑(明治初期、寺子屋の筆子が師を偲んで建てたもの) 孝子勇吉の碑(山崩れの時に母親を背負って家の下敷きになった孝行息子をたたえた記念碑) 平和塔(太平洋戦争で亡くなった町内の人の霊をまつる) 寺部海岸の海水浴(7月から8月) すず返せ(王塚古墳を掘って金の酒徳利(おみきすず)を持ち帰った人が、夜に「すず返せ」という声におびえて返したという話) なまくさ(田畑を荒らす大蛇をある武士が退治したが、その死がいの生臭い臭いが7日7夜続いたという話) 妙善寺のイヌマキ(樹齢約370年から420年) ふるさと花火大会 ふるさと公園 【名産】三ケ根いちご、ミカン アサリ ロープ(漁網) 幡豆石(花崗岩) |