愛知県
【いわれ】「尾張国地名考」では船の着くところの意としている。また「倭名類聚抄」に見える郷名の志摩と津積の混用ともいわれる。
【シンボル】花(フジ)、木(クロマツ)鳥(シラサギ)
【日本一】4300uのふじ棚(天王川の東洋一のふじ棚)
     全国生産の80%を占める雪駄作り
【観光】
    津島神社(1450年の歴史をもち、本殿、楼門は国指定重要文化財)
    天王川公園(四季折々の風情ある公園で水と緑の景観が楽しめる)
    錬成館(唐招提寺のいらか、姫路城の白壁、南禅寺の回廊などの特徴にならった壮大な建物で、日本古来の伝統武道を錬磨する道場) 
    地域文化広場(子どもからお年寄りまでスポーツ、レクリエーション、文化を通じて集い、遊び、学ぶことによって地域の広がりをもった交流が出来る。総合プール、児童科学館、はなの木広場、ジョギング・サイクリングコースなど整備)
    尾張津島ふじ祭り(4300uのふじ棚の開花時期に合わせた各種イベント。実施日4月下旬から5月上旬)
    尾張津島天王祭り(500年の歴史を持つ日本を代表する川祭りで宮川町の天王川公園でちょうちんを飾った「まきわら船」宵祭りと能人形を飾った「だんじり船」朝祭り。実施日7月28日)
    尾張津島天王祭りの車楽舟行事(国指定文化財)
    尾張津島秋祭り(15台の山車,4台の石採車が市内に繰り出す。また郷土芸能の踊り,子ども囃子,神楽なども出る。実施日10月)
    本町(津島の集落の発生地といわれ,明治24年の濃尾震災にも耐えた家屋も幾つかある)
    堀田家住宅(4棟。国指定重要文化財)
    毛織物び近代化発祥の地
    鬼祭り(上河原町鬼祭保存会。加藤清正が子どもの頃に当地の叔父の家に奇遇していた折、賊を追い払うのに用いたという鬼面をかぶった親鬼を中心にして行う、大江山の鬼退治を模した祭り)
    津島の大ムク(胸高囲9m根元回り19m樹高12mで樹勢の衰えから幹の4分の3が枯れ枝1本が残る。国指定天然記念物)
    下新田のフジ(棚の面積約200mを2株で覆う古来有名なフジ)
    津島神社のイチョウ(2樹とも巨樹でともに雄木)
    津島のイヌマキ(胸高囲4m根元回り9m樹高20m、枝張り東西10m南北15m)
    津島神社のホルトノキ(4樹。ホルトノキは別名「モガシ」ともいい、暖地に生育する常緑きょう木。樹高10m)
【名産】疫病よけと伝えられる米の粉でできた菓子(あかだ、くつわ)
    別名丸ふといわれる津山ふ
    津山ふを材料とした深山しぐれ
    尾張津山天王祭りの絵うちわ
    地酒(昔から伝わる銘酒は「神鶴」、「長珍」、「新鯛」)
    雪駄(中国産のモウソウチクの皮をなめして編む雪駄は伝統工芸品)
    太鼓(大太鼓、神楽太鼓など。歴史は元禄のころから)
【発祥】毛織物の近代化