愛知県
【いわれ】明治維新の際、政府から吉田の名称を改めるよう通達があり豊橋となった。市内を流れる豊川に架かる橋を豊橋(とよばし)と呼んでおり、古くから吉田の象徴的な橋であったことから豊橋を採用し、音は「とよばし」が「とよはし」に転じたものである。
【シンボル】花(ツツジ)、木(クスノキ) 鳥(なし)
【日本一】農業粗生産額で10年連続日本一(平成2年3月)
【観光】
    吉田城(中世から幕末(徳川時代)に至る城を復元、整備したもの。刻印のある石垣が特徴で、築城工事を分担した大名や家臣などの家紋は50以上も確認されている)
    ハッシーワールド豊橋市自然史博物館(アナトサウルス、ナウマンゾウ、オオツノジカの実物大模型が紀元前数千万年の世界がよみがえる楽しい展示物が多数)
    賀茂しょうぶ園(35000株の菖蒲はこの地方に夏を招く)
    豊橋港(三河港の中心港であり、全国で102番目の国際貿易港)
    豊橋市総合体育館(延べ床面積12348u、移動式の観客席3000席、最大8000人が収容可能,バレーボールコート4面が取れるアリーナが中心施設となっている)
    三河港大橋(東三河臨海道路)の遠景と海(三河湾) 
    葦毛(いもう)湿原(氷河時代からの残存植物を含めて約750種の植物が自生し,このうち約90種はこの湿原特有の珍しい植物分布となっている。「東海の尾瀬」とも呼ばれている)
    豊橋祭り(市民総参加の祭り,カーニバル行進,市民総踊りなどが中心)
    子ども造形パラダイス(豊橋祭りに合わせて行われる) 
    春祭り(豊橋公園,向山緑地公園,岩屋公園などで行われる) 
    豊橋神明神社の鬼祭り(荒ぶる神(赤鬼)と武神(てんぐ)が戦い,赤鬼が敗走するという神楽。実施日2月10〜11日。国指定重要無形文化財)
    賀茂花しょうぶ祭り(9900uの敷地に江戸系,肥後系,伊勢系のハナショウブ33000株が植えられている。実施日6月1日から中旬)
    豊橋祇園祭(豊川河畔の勇壮な手筒花火は有名。実施日7月中旬)
    二川宿本陣資料館(東海道五十三次中,33番目の宿場町,二川宿野本陣を復元して資料の展示)
    美術博物館(豊橋公園の中にあり講講師料,歴史資料など)
    地下資源館(エネルギーや地下資源の現況,製品化の過程,未来資源について体系的に展示紹介)
    中央図書館
    豊橋祭り(市民総参加の祭り。カーニバル大行進、市民総踊りなど。実施日10月第3土日曜日)
    子ども造形パラダイス(豊橋祭りに合わせたイベント。実施日10月第3土日曜日)
    春祭り(豊橋公園・向山緑地公園・岩屋公園など。実施日4月1日から5月上旬)
    石巻山石灰岩地植物群落(岩の割れ目や岩と岩の間に珍しい植物が生えている。国指定天然記念物)
    お葉つきイチョウ
    大蔵神社のフジ
    高師小僧(褐鉄鉱の塊、形状が幼児、鳥、魚などを連想させるためこの名が付いた)
    玉泉寺のナギ
    首切り地蔵(新川町。藤三郎という男が美人の女房が夜に地蔵もうでをしているのを誤解して相手の男と思って地蔵さんの首を切り落とした。反省した藤三郎は以後熱心な信者になった)
    千体骨地蔵尊(源氏との戦いに敗れた平家方の大宰少弐は鎌倉に捕らえられたが一人息子の花若丸は一族郎党の枯骨を拾い集め、泥と混ぜて地蔵尊を作った。頼朝は心を打たれ小弐を牢から出し、三河国足助庄の地頭に任じた)
    お弓橋(ある豪農の娘お弓は三味線の師匠と深い仲となり、朝倉川の上に2人のあいびきのために粗末な橋を架けた。しかし大雨が降ったため2人は会うことが出来なくなり、父親の激しい反対にもあって、お弓は井戸に身を投げ師匠は朝倉川で水死してしまった。このお弓橋は今ではコンクリート製の橋に代わっている)
【名産】ちくわ(太平洋の近海で取れる豊富な原料が強み)
    かもぼこ
    海苔(幕末以来の伝統製法と風味を誇る)
    ゼリー、おこし、もなか
    漬物、味噌、醤油
    清酒
    豊橋筆(江戸後期に吉田藩が京都から招いた御用筆匠が伝えたもので、国指定の伝統工芸品)
    郷土がん具(三河張り子面、心願だるま、三河風車、天神練り人形)
【発祥】三河ノリ(豊川河口でののり養殖事業化)